ネイサン・イオバルディの価値が急上昇!FA市場の注目選手に浮上

レッドソックスのトレード期限前の補強で最も効果的なものとなっているのがレイズからネイサン・イオバルディを獲得したトレードです。

ネイサン・イオバルディは重要なヤンキースとの4連戦で8イニングを被安打3、与四球1の無失点の圧倒的な投球を見せました。

8月21日のインディアンス戦では5回1/3で4失点となりましたが、それでも移籍後の成績は5試合28イニングで防御率2.89とクリス・セールが不在の先発ローテで活躍しています。

レッドソックスがトレードで獲得した時点では、ポストシーズンではネイサン・イオバルディをブルペンで起用する構想を持っていたとされています。

が、現在はクリス・セール、デビッド・プライス、リック・ポーセロに続く4番目の枠を、ドリュー・ポメランツから奪おうかという勢いです。

そのネイサン・イオバルディは今季終了後にFAとなるのですが、市場価値が高まっているようです。

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ネイサン・イオバルディが冬に大型契約を手にする可能性?

ESPNのバスター・オルニー氏は、シーズンオフはマニー・マチャドとブライス・ハーパーの大型契約、クレイトン・カーショウの契約のオプトアウトなどに注目が集まることに触れた後に、ネイサン・イオバルディが新たな中心人物になる可能性があると述べています。

But the 28-year-old Eovaldi could turn out to be a central figure in the market, because of his continued transformation as a pitcher and the circumstances of his second Tommy John surgery, which will almost certainly allay the inherent concerns about his medical history.

「投手としての継続的に変革していること、通常は懸念材料となる2回目のトミー・ジョン手術の状況などにより、FA市場の中心選手となる可能性がある」と述べています。

トミー・ジョン手術は2回目、3回目となると選手生命が危うくなる確率が高いのですが、ネイサン・イオバルディの場合は2回目に関しては、深刻な問題ではなく、比較的容易な手術ではあったようです。

But as Dr. Ahmad explained the details of Eovaldi’s second surgery in a phone conversation last week, he sounded like he was describing a simple change of mile-worn tires rather than an undercarriage overhaul.

イオバルディのトミー・ジョン手術を手術した医師のアーマド氏は、2回目の手術について、「タイヤを降着装置から交換するような大規模なものというよりは、使用により古くなったタイヤを取り替えるようなものとして説明していた。」とオルニー氏は述べています。

トミー・ジョン手術が必要ではあったものの、比較的容易に修復できる状態だったようです。

さらに2回目の手術ではより強度のある靭帯を使用できたようで、それも明るい材料となっているとオルニー氏は伝えています。

There was more good news for Eovaldi after he emerged from surgery. His original graft in that first Tommy John surgery was taken from his wrist, the Palmaris tendon, and in Eovaldi’s second surgery, Dr. Ahmad had been able to use a bigger, more significant hamstring tendon.

1回目のトミー・ジョン手術では手首の掌筋腱を移植したのですが、「今回はより大きく強度のあるハムストリングの腱を使用することができた」とアーマド氏が明かしています。

さらにわかりやすくアーマド氏が説明しています。

In a sense, it was like restringing a solidly framed tennis racquet with better material — a simpler matter of addressing wear and tear, Dr. Ahmad explained.

「フレームがしっかりしているラケットから、古く擦り切れたガットを外し、より良い素材のガットを張り直したようなものだ」とアーマド氏は説明しています。

トミー・ジョン手術を受けた投手の場合は、肘の問題の再発が大きな懸念材料となります。しかし、このようなトミー・ジョン手術を行ったドクターによる説明は、その懸念を軽減するのに大きな助けとなります。

ネイサン・イオバルディが2回目のトミー・ジョン手術を受けながらもなお、レイズから2年400万ドルの契約を提示されたのは、先発投手としてメジャー屈指の球速を持っているからです。

Eovaldi has always been coveted for that power, for fastball velocity that has consistently ranked among the best in baseball in the seasons he has been healthy. But rival evaluators thought his fastball was also straight, generally, and his challenge had been in trying to develop more movement in his pitches.

イオバルディに多くのチームが関心を示すのは、そのパワー、ファーストボールの球速ゆえで、健康であればメジャーでもトップクラスにランクされ続けてきましたし、現在も同様です。

2018年に80イニング以上を投げた投手の中で、ネイサン・イオバルディの平均球速97マイルを上回るのは、ルイス・セベリーノ(97.7マイル)、ノア・シンダーガード(97.4マイル)の2人だけです。

ただ、イオバルディが先発投手として図抜けた結果を残せないのは、ファーストボールに角度と動きがないためで、その問題を解消する変化球を磨くことが必要となっていました。

しかし、その球種が見つかったとオルニー氏は述べます。

The cutter, breaking horizontally, does that for him, while providing another step in his ladder of pitching speeds. He throws his slider, a pitch that breaks down and in to lefties, at about 87 mph; a splitter that moves away from lefties at 88; his fastball at 97-98 mph; and now the slider, at about 91-92 mph.

「横に水平に曲がるカッター(カットボール)が、彼にとってその必要な球種となっていて、球速も増している」とオルニー氏は述べています。

イオバルディは97から98マイルのファーストボールに加えて、ブレイクして左打者に食い込んでいく87マイルのスライダー、左打者から遠ざかっていく88マイルのスプリット、そしてカッターを91-92マイル平均で投げていることが紹介されています。

以前は打者が97マイル以上のファーストボールを待つか、80マイル後半の変化球を待っていれば良かったのですが、その中間の速度にあたるカッターが加わったことで、攻略しにくくなったと考えられます。

特にファーストボールには動きがないだけに、近い球速で横に変化するカッターは、よりファーストボールを効果的にしている可能性があります。

来年の2月で29歳という年齢を考えると、3年から5年の契約を手にする可能性が高く、残りのレギュラーシーズンとポストシーズンでの活躍があれば、市場価値は高騰することが予想されます。特に2018-19シーズンオフのFA市場の先発投手は人材不足のため、イオバルディに有利に働きます。

場合によっては、ネイサン・イオバルディが最も多くの球団が関心を示す先発投手になるかもしれません。

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