【MLB】2017年のベストの先発ローテは?公式サイトがトップ5をランキング

メジャーリーグのスプリングトレーニングの残りわずかとなり、大半のチームが先発ローテーション、ロースター編成などが固まりつつあります。

直前に故障が発覚したり、トレードが成立したりと、まだ変動する可能性はあるものの、大枠が固まっている状態になっていることを受けて、MLB公式サイトのAnthony Castrovince氏がメジャーリーグの2017年シーズンのベストの先発ローテーションをランキングしています。

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メジャーのベストの先発ローテーションは?

Anthony Castrovince氏によるベスト5の先発ローテーションとそのコメントの要約は以下のとおりとなっています。

5. トロント・ブルージェイズ

  1. マルコ・エストラーダ
  2. J.A.ハップ
  3. マーカス・ストローマン
  4. フランシスコ・リリアーノ
  5. アーロン・サンチェス

先発ローテーションの2016年の防御率は3.64でア・リーグでNO.1の成績だった。懸念されるのはこの5人が故障や負傷した時に、ファームから昇格させる有力な投手が控えていないこと。
アーロン・サンチェスはサイヤング賞レースでも名前が上がり、今年はイニング制限もない。ストローマンはWBCでステップアップし、ハップはMLBでも優れた左腕の一人だ。フランシスコ・リリアーノもラッセル・マーティンとのコンビが復活したことで、移籍後10試合で防御率2.92。

4. シカゴ・カブス

  1. ジェイク・アリエッタ
  2. ジョン・レスター
  3. カイル・ヘンドリックス
  4. ジョン・ラッキー
  5. ブレット・アンダーソン

2015年のサイヤング賞のパフォーマンスからは落ちたもののジェイク・アリエッタも再びローテに入り、レスター、ヘンドリックス、ラッキーも同様に今年もチームに残っている。
166回2/3を投げたジェイソン・ハメルがいなくなり、ワールドシリーズまで戦った疲労が懸念されはするが、ブレット・アンダーソンの他、マイク・モンゴメリー、エディ・バトラーとバックアップの投手も控えている。

3. ワシントン・ナショナルズ

  1. マックス・シャーザー
  2. スティーブン・ストラスバーグ
  3. タナー・ロアーク
  4. ジョー・ロス
  5. ジオ・ゴンザレス

健康面に不安があり200イニングを期待はしにくいスティーブン・ストラスバーグ、手の故障でスプリングトレーニングでは新しいファーストボールの握り方をせざるを得なくなったサイヤング賞投手のマックス・シャーザーなどに、健康面で問題が発生しないことが願われる。
ただ、アダム・イートンのトレードでルーカス・ジオリト、レイナルド・ロペスという質の高いプロスペクトを失っても、オースティン・ボス、A.J.コール、エリック・フェディとシーズン中の昇格でインパクトを期待できる投手がいる。
先発ローテ3番手のタナー・ロアークは過小評価されているが良い投手で、ジョー・ロス、ジオ・ゴンザレスとバックエンドも質が高い。

2. クリーブランド・インディアンス

  1. コーリー・クルーバー
  2. ジョシュ・トムリン
  3. トレバー・バウアー
  4. カルロス・カラスコ
  5. ダニー・サラザー

クルーバー、トムリンの2人と、ドローンの整備で指を負傷したバウアーの3人でワールドシリーズ制覇目前まで達したインディアンスにとって、カラスコとサラザーが戻ってくるのは好材料だ。
懸念されるのはポストシーズンでクルーバーとトムリンに大きな負荷をかけてしまったことによる疲労や故障、スプリングトレーニングでカラスコの肘が腫れたこと、サラザーの昨年の離脱の理由となった肘の問題が大事に至らないかということ。
しかもバックアップの候補であったコディ・アンダーソンはトミー・ジョン手術を受けている。
このような懸念はありはするが故障がなければベストのローテーションの一つであると言える。

1. ニューヨーク・メッツ

  1. ノア・シンダーガード
  2. ジェイコブ・デグロム
  3. マット・ハービー
  4. ロバート・グセルマン
  5. セス・ルーゴ

エースのノア・シンダーガードはサイヤング賞の本命候補の一人で、実績のあるジェイコブ・デグロム、マット・ハービーらも順調に調整が進んでいる。昨シーズンは先発ローテの故障に悩まされたメッツにとって大きいのはロバート・グセルマンとセス・ルーゴの台頭。
この5人に加えて左肘に不安が残るもののスティーブン・マッツ、トミー・ジョン手術から今季前半には復帰するザック・ウィーラーなど、質の高い投手も控えている。

Anthony Castrovince氏は以上のような5チームをピックアップしています。

このトップ5からは外れていますが、サンフランシスコ・ジャイアンツのマディソン・バムガーナー、ジョニー・クエト、ジェフ・サマージャ、マット・ムーアのローテも悪くありません。しかし、マット・ケインが相変わらずイマイチなのが選外となった理由のようです。

メッツは2016年時点で、シンダーガード、デグロム、ハービー、マッツらの顔ぶれでMLBのNO.1の先発ローテとの呼び声が高かったのですが、相次ぐ故障で先発投手が足りなくなるという事態に陥りました。

ここでランクされている5チームにおいても、それと同様のことが起こる可能性は十分にあります。

実際にスプリングトレーニング開始する時点ではトップ5に入ってもおかしくなかったレッドソックスの先発ローテですが、健康面の問題で不安定な状態となっています。

デビッド・プライス、ドリュー・ポメランツ、スティーブン・ライト、エデュアルド・ロドリゲスらが健康面に不安を抱え、しっかりと計算できるのがクリス・セールとリック・ポーセロの2人だけとなり、バックアップの投手陣も心もとない現状です。

シーズン全体を通して、ほとんどのチームが9人から10人の先発投手を必要としている、現在のMLBの情勢を考えると、能力的、実力的にベスト5であることが、そのままシーズン成績になるとは言えません。

ただ、ポストシーズンでは日程が緩やかになるため、強力な先発投手が3枚いるほうが有利とはなりますので、数が多くいるというだけでも不十分です。

このような投手の実力や能力という「質」とファームを含めたメジャーレベルで通用する投手の層という「量」のバランスを上手くとることが、ワールドシリーズ制覇に向けての重要なポイントとなります。

今回ベスト5に選ばれたチームが評価通りに活躍するのか、それとも昨年のブルージェイズのように思いがけないチームの先発ローテが安定した成績を残すのか、注目されます。

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