【MLB2016 FA】クオリファイング・オファーは1580万ドルに!提示されることが予想される選手は?

ワールドシリーズをカンザスシティ・ロイヤルズが制してMLBの2015年シーズンは終わりを告げることになりましたが、即座に2016年シーズンに向けの動きを各球団が具体化させることになります。

戦力外、トレード、FAなど様々な動きを経て各チームがシーズン開幕に向けてロースター編成を進めていくことになりますが、FAとなる選手を抱えるチームは、まずそれらの選手にクオリファイング・オファーを出すかどうかを決断する必要があります。

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クオリファイングオファー(Qualifying Offer)とは

クオリファイング・オファーの金額はメジャーリーグの年俸上位125名の平均となります。2014年は1410万ドル、2015年は1530万ドルでしたが、2016年はさらに上昇し1580万ドルになると複数の米メディアで報じられています。

FAとなる選手を抱えるチームは独占交渉期間内となるワールドシリーズ終了後の5日間の間に、クオリファイングオファーを出すかどうかを決断することになります。

そしてクオリファイングオファーを提示された選手はワールドシリーズ終了後12日以内に、そのオファーを受諾するか、拒否するかを選択することになります。

なお、これまでクオリファイングオファーを受諾した選手は1人もいません。

クオリファイングオファーを拒否した選手はFAとなり、全球団との交渉が可能になり、元の所属球団との交渉して契約することができます。

クオリファイングオファーを拒否した選手が直面する問題がドラフト指名権の問題です。

拒否してFAとなった選手が翌年のドラフト会議までに他のMLB球団と契約した場合、その契約した球団は最も順位が高いドラフト指名権を喪失することになり、クオリファイング・オファーを拒否された球団は、1巡目指名終了後に2巡目指名の前に、選手を指名できる補完指名権を獲得することができます。

ただ、シーズンの勝率が下位10チームは、その1巡目指名権がプロテクトされているため、仮にクオリファイングオファーを拒否した選手を獲得しても10位以内の1巡目指名権は失わず、それ以降の順位で一番高い指名順位を失うことになります。

このクオリファイングオファーを拒否した選手の獲得を検討するチームは、ドラフト指名権を犠牲にすることと、獲得する選手がもたらすメリットを天秤にかけながら交渉することになります。

また拒否した選手はFA市場でクオリファイング・オファーを受けていない選手より不利な立場になり、2014年のスティーブン・ドリューやケンドリス・モラレスのように交渉が難航して、シーズン開幕後までもつれこむるケースもありますので、その決断も重要なものとなります。

クオリファイングオファーを受ける可能性が高い選手とそうでない選手は?

米大手メディアのCBSスポーツが10月10日付けの”Qualifying offer set at $15.8 million; which free agents will get one?”という記事で以下のような分類でクオリファイングオファーの動きを予想しています。

  1. クオリファイング・オファー(以下QO)が提示されることが確実な選手
  2. QOを提示される可能性が高い選手
  3. QOを提示される可能性が低い選手
  4. QOを提示されないことが確実な選手
  5. QOの対象外の選手
  6. オプションを行使される可能性が高い選手

それぞれ具体的な選手名を挙げて予想しています。

【 1. クオリファイング・オファー(以下QO)が提示されることが確実な選手】

  • チェン・ウェイン(BAL)
  • クリス・デービス(BAL)
  • デクスター・ファウラー(CHC)
  • アレックス・ゴードン(KC) – 1400万ドル・プレイヤーオプション破棄
  • ザック・グレインキー(LAD) – 3年7100万ドルの契約をオプトアウト
  • ジェイソン・ヘイワード(STL)
  • 岩隈久志(SEA)
  • ハウィー・ケンドリック(LAD)
  • ジョン・ラッキー(STL)
  • ジェフ・サマージャ(CHW)
  • ジャスティン・アップトン(SD)
  • マット・ウィータース(BAL)
  • ジョーダン・ジマーマン(WSH)

【 2. QOを提示される可能性が高い選手】

  • ブレット・アンダーソン(LAD)
  • イアン・デズモンド(WSH)
  • ヨバニ・ガヤルド(TEX)
  • イアン・ケネディ(SD)
  • ダニエル・マーフィー(NYM)
  • コルビー・ラスマス(HOU)
  • デナード・スパン(WSH)

【 3. QOを提示される可能性が低い選手】

  • マーク・バーリー(TOR)
  • A.J. バーネット(PIT)
  • バートロ・コロン(NYM)
  • デビッド・デヘスース(LAA) – 500万ドル・チームオプション破棄
  • クリス・ディノーフィア(CHC)
  • スティーブン・ドリュー(NYY)
  • ジェレミー・ガスリー(KC) – 1000万ドル・相互オプション破棄
  • ティム・ハドソン(SF)
  • トリー・ハンター(MIN)
  • ショーン・ケリー(SD)
  • クリフ・リー(PHI) – 2750万ドル・チームオプション破棄
  • ティム・リンスカム(SF)
  • ジャスティン・モルノー(COL) – 900万ドル・相互オプション破棄
  • ブランドン・モロー(SD)
  • ジョー・ネイサン(DET) – 1000万ドル・チームオプション破棄
  • スティーブ・ピアース(BAL)
  • マイク・ペルフリー(MIN)
  • A.J. ピアンジンスキー(ATL)
  • マーク・レイノルズ(STL)
  • アレックス・リオス(KC)
  • ジミー・ロリンズ(LAD)

【 4. QOを提示されないことが確実な選手】

  • アレックス・アビラ(DET)
  • アズドルバル・カブレラ(TB)
  • ラージャイ・デービス(DET)
  • マルコ・エストラダ(TOR)
  • ダグ・フィスター(WSH)
  • デビッド・フリーズ(LAA)
  • クリス・アイアネッタ(LAA)
  • ディオナー・ナバーロ(TOR)
  • ダレン・オデイ(BAL)

【 5. QOの対象外の選手】

  • マーロン・バード(SF)
  • ヨエニス・セスペデス(NYM)
  • タイラー・クリッパード(NYM)
  • ジョニー・クエト(KC)
  • オースティン・ジャクソン(CHC
  • スコット・カズミアー(HOU)
  • マイク・リーク(SF)
  • マーク・ロー(TOR)
  • マイク・ナポリ(TEX)
  • ジェラルド・パーラ(BAL)
  • デビッド・プライス(TOR)
  • ホアキム・ソリア(PIT)
  • チェイス・アトリー(LAD)
  • ベン・ゾブリスト(KC)

【 6. オプションを行使される可能性が高い選手】

  • 青木宣親(SF) – 550万ドル・チームオプション
  • ホセ・バティスタ(TOR) – 1400万ドル・チームオプション
  • ホアキン・ベノイト(SD) – 800万ドル・チームオプション
  • クレイ・バックホルツ(BOS) – 1300万ドル・チームオプション
  • R.A. ディッキー(TOR) – 1200万ドル・チームオプション
  • エドウィン・エンカーナシオン(TOR) – 1000万ドル・チームオプション
  • ハイメ・ガルシア(STL) – 1150万ドル・チームオプション
  • アダム・リンド(MIL) – 800万ドル・チームオプション
  • デビッド・マーフィー(LAA) – 700万ドル・チームオプション
  • アレクセイ・ラミレス(CHW) – 1000万ドル・チームオプション
  • ブレンダン・ライアン(NYY) – 100万ドル・プレイヤーオプション
  • ブラッド・ジーグラー(ARI) – 550万ドル・チームオプション

ワールドシリーズが現地時間の11月1日終わりましたので、これから5日間、そして12日間の各球団と各選手の動きが注目されます。

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