MLB2014シーズン開幕ロースターに残った11名のプロスペクト

MLBの2014年シーズンが開幕しました。

多くのスター選手が活躍するかどうかに注目が集まると同時に、新しいシーズンにその選手がブレークするのかも気になるところです。

これからスター選手への階段を登っていこうとするプレーヤーと、すでにスターとなっているプレーヤーたちのしのぎ合いは、シーズンに刺激と活気をもたらしてくれます。

そこで、2014年に開幕から25人枠に残り、シーズン開幕をメジャー(メジャーの故障者リスト入りを含む)で迎えた11人の選手をリストアップしておきたいと思います。

イグザンダー・ボガーツ(Xander Bogaerts)遊撃手-レッドソックス

  • 2013年(MLB):18試合44打数/打率.250/本塁打1/打点5/出塁率.320
  • 2013年(ポストシーズン):12試合27打数/.296/本塁打0/打点2/出塁率.412
  • 2014年オープン戦:21試合54打数/打率.278/本塁打2/打点9/出塁率.350

スティーブン・ドリューが抜けた後のチャンピオンチームの開幕スタメンを勝ち取ったのはこのイグザンダー・ボガーツです。すでにポストシーズンでもプレーするなど実績は十分です。2014年の新人王の最有力候補の1人です。

タイファン・ウォーカー(Taijuan Walker)投手-マリナーズ

  • 2013年(MLB):3試合15.0回/防御率3.00/1勝0敗/奪三振12/WHIP1.00
  • 2014年オープン戦:登板なし

開幕時は故障者リストで迎えることになったものの、順調に回復し、4月の下旬には先発ローテーションに加わる予定。2011年にはプロスペクト100のランキングで50位、12年と13年は4位、14年は6位と常に高い評価を受けてきた投手です。

フェリックス・ヘルナンデスとマリナーズの2枚看板となることが期待される投手で、最速97.8マイルの4シーム、カッター、カーブ、チェンジアップなどを持ち球とする。

ニック・カステラノス(Nick Castellanos)三塁手-タイガース

  • 2013年(MLB):11試合18打数/打率.278/本塁打0/打点0/出塁率.278
  • 2014年オープン戦:20試合63打数/打率.333/本塁打2/打点16/出塁率.348

ミゲル・カブレラがファーストに戻り、その空いた3塁のレギュラーとして起用されるのがニック・カステラノスです。カステラノスはMLB.comのプロスペクト100で2012年に10位、13年に11位、14年に15位にランクされています。

2013年は3Aで134試合533打数/打率.276/本塁打18/打点76/出塁率.343の成績も残しています。ニック・カステラノスが2014年に才能を開花させるかどうかは、2014年のデトロイト・タイガースの得点力に影響を与えそうです。

トラビス・ダーノー(Travis d’Arnaud)捕手-メッツ

  • 2013年(MLB):31試合99打数/打率.202/本塁打1/打点5/出塁率.286
  • 2014年オープン戦:19試合49打数/打率.163/本塁打3/打点5/出塁率.241

トラビス・ダーノーは肩などの守備面での評価が高く、それにくわえて打撃も良いということで評価を得ています。2011年には47位、12年には11位、13年に20位、14年に22位にランクインしています。

故障が多かったため、時間がかかっていますが、それがなければ、もっと早い時期にMLBでフルに出ていたとも言われるトラビス・ダーノーです。

ヨーダノ・ベンチュラ(Yordano Ventura)投手-ロイヤルズ

  • 2013年(MLB):3試合15.1回/防御率3.52/0勝1敗/奪三振11/WHIP1.24
  • 2014年オープン戦:6試合23.1回/防御率2.70/奪三振23/WHIP1.07

ヨーダノ・ベンチュラはプロスペクト100で2012年に95位、13年と14年に35位にランクされています。最速101.9マイル(約164キロ)に到達する4シームを軸に、カーブとチェンジアップを織り交ぜる投手です。

先発投手は比較的層が厚い、カンザスシティ・ロイヤルズですが、それでも5番手に起用されることになったヨーダノ・ベンチュラです。

ビリー・ハミルトン(Billy Hamilton)外野手-レッズ

  • 2013年(3A):123試合504打数/打率.256/出塁率.308/盗塁75
  • 2013年(MLB):13試合19打数/打率.368/出塁率.429/盗塁13
  • 2014年オープン戦:18試合55打数/打率.327/出塁率.381/盗塁9

プロスペクト100で2012年に14位、13年には16位、14年に37位にランクされています。
2012年にはマイナーでの132試合で155個の盗塁を成功させるなど驚異的なスピードを持つビリー・ハミルトンです。

秋信守が抜けたレッズの外野を彼が穴埋めすることになります。年間80盗塁を突破するのではとも言われるスピードですが、2013年にはメジャー13試合で13盗塁と図抜けた数字も残していますので、それを達成するためには出塁率が鍵となりそうです。

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ジェイク・オドリッジ(Jake Odorizzi)投手-レイズ

  • 2013年(MLB):7試合29.2回/防御率3.94/0勝1敗/奪三振22/WHIP1.21
  • 2014年オープン戦:6試合17.0回/防御率4.24/奪三振13/WHIP1.47

優勝候補の1つに数えられるタンパベイ・レイズの先発ローテの5番手として起用されるのがジェイク・オドリッジです。

プロスペクト100ではプロスペクト100で2011年に16位、12年に30位、13年には39位、14年に56位にランクされています。

4シームの最速は92.7マイル(149.2キロ)と図抜けた速さはないものの、そのボールの手元での動きの良さが評価を高めています。また変化球はカーブ、チェンジアップ、スライダーなどを持っています。

コルテン・ウォン(Kolten Wong)セカンド-カージナルス

  • 2013年(MLB):32試合59打数/打率.153/本塁打0/打点0/出塁率.194
  • 2014年オープン戦:18試合48打数/打率.375/本塁打2/打点9/出塁率.434

ベテランのマーク・エリスと併用されながら正二塁手に成長することが期待されているコルテン・ウォンです。プロスペクト100ではプロスペクト100で12年に49位、13年には50位、14年に58位にランクされています。

守備力とコンパクトなスイングが評価されている選手です。

エリック・ジョンソン(Erik Johnson)投手-ホワイトソックス

  • 2013年(MLB):5試合27.2回/防御率3.25/3勝2敗/奪三振18/WHIP1.55
  • 2014年オープン戦:4試合17.0回/防御率6.35/奪三振14/WHIP1.53

チームを再建中のホワイトソックスですが、その先発ローテの5番手を担うことが予定されているのがエリック・ジョンソンです。プロスペクト100ではプロスペクト100で2014年に70位にランクされています。

最速95.4マイルの4シームに、スライダー、カーブ、チェンジアップ、2シーム、カッターなど持ち球とする。

マイケル・チョイス(Michael Choice)外野手-レンジャーズ

  • 2013年(MLB):9試合18打数/打率.278/本塁打0/打点0/出塁率.316
  • 2014年オープン戦:28試合65打数/打率.369/本塁打5/打点17/出塁率.406

当初は開幕時のロースター入りは微妙なラインにいたマイケル・チョイスでしたが、オープン戦で5本塁打を放ち、見事に開幕ロースターを勝ち取りました。

アスレチックスの3Aに所属していてトレードで移籍してきたマイケル・チョイスですが、プロスペクト100で12年には63位、13年に91位、14年に72位にランクインしています。

長打力が魅力の選手で、三振数は多いものの、広角に打つことが出来、四球を選ぶこともできるため、打率は悪く無いという打者です。主に代打として期待されての開幕ロースター入りです。

クリス・オーウィングス(Chris Owings)遊撃手-ダイヤモンドバックス

  • 2013年(MLB):20試合55打数/打率.291/本塁打0/打点5/出塁率.361
  • 2014年オープン戦:22試合52打数/打率.288/本塁打1/打点6/出塁率.351

   
ダイヤモンドバックスのショートのポジションをクリフ・ペニントン、ディディ・グレゴリウスというメジャー経験もあり、それなりの実績もある選手を押しのけての、開幕スタメンを勝ち取りました。

プロスペクト100で2013年に84位、14年に79位にランクインしています。

長打力がある選手ではないようですが、オールラウンドプレーヤーとしての評価が高い選手です。ただ、長打力がないわけではなく、2013年の3Aでは125試合で12本塁打を放ち、打率.333、盗塁20を記録し、守備も良いため、これらの要素が高レベルで揃っている選手です。