最も多くの「死に金」を2017年に支払うMLBの球団は?総額では2億ドルを突破

メジャーリーグの場合には大きく分けて3つのパターンの死に金(Dead Money)が存在します。その3つとは以下のものとなっています。

  1. 契約が残っている選手をリリースしたため、残っている支払い義務
  2. チームには残っているが、メジャーの40人枠を外れている選手への支払い
  3. トレードで放出した選手の年俸の一部を負担する

これらの支払いは、直接的にシーズンの戦力にならない選手へ金銭を注ぐことになる「死に金」となります。

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最も死に金を支払う球団はロサンゼルス・ドジャース

FangraphsのCraig Edwards氏が3月10日付けで、2017年シーズンに最も「死に金」を支払うことになるMLBの球団とその内訳について記事にしています。

その「死に金」を支払う球団は以下のとおりとなっています。金額の単位は100万ドルです。

チーム 年俸総額 死に金 占有率
ドジャース 235.7 47.4 20.1%
パドレス 64.0 35.1 54.8%
ヤンキース 195.2 26.5 13.6%
エンゼルス 160.6 22.4 14.0%
レッドソックス 193.6 22.3 11.5%
ロッキーズ 122.5 21.5 17.5%
フィリーズ 99.1 13.2 13.3%
レッズ 89.9 13.0 14.5%
アスレチックス 82.0 11.7 14.2%

ドジャースは4740万ドルと50億前後を今年の戦力にならない選手に支払うことになります。ただ、年俸総額が2億3570万ドルと規模が大きいため、占有率は20.1%となっています。

金額的にも多く、年俸総額を圧迫しているのがパドレスです。

3510万ドルを死に金として支払い、しかもそれが年俸総額の54.8%を占めるという破綻しているとも言える状況で、プレラーGMの立場は非常に危ういと言えます。

ヤンキースも死に金は多く2650万ドルで占有率は13.6%、エンゼルスは2240万ドルで14.0%、レッドソックスが2230万ドルで11.5%となっています。

続いて、これらの球団の死に金の内訳を見ていきます。

戦力にならない選手への支払い「死に金」の内訳

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ドジャースは引退したカール・クロフォードに2190万ドル、中日へ移籍したアレックス・ゲレーロに750万ドルというリリースした2人の選手に2940万ドル、トレードしたエクトル・オリベラに467万ドル、マット・ケンプに275万ドルなど2人に、おおよそ742万ドル。

さらに40人枠から外しているエリスベル・アルエバルエナに550万ドル、ヤシエル・シエラに350万ドル、ディアン・トスカーノに160万ドルと3人に1060万ドルを支払うため、計4740万ドル程度が戦力にならない選手に注がれることになっています。

パドレスはリリースしたエクトル・オリベラに600万ドル、ブルージェイズにトレードしたメルビン・アップトン・ジュニアに1650万ドル、ホワイトソックスにトレードしたジェームズ・シールズに1100万ドル、ブレーブスにトレードしたマット・ケンプに280万ドル、カージナルスにトレードしたジェド・ジョーコに200万ドルを支払うことになります。

プレラーGMが就任直後のシーズンオフに連発した大型トレード、FA契約の尻拭いが足かせとなっているパドレスです。

ヤンキースはシンプルで、引退したアレックス・ロドリゲスに2100万ドル、アストロズにトレード放出したブライアン・マッキャンに550万ドルを支払うことになっています。

レッドソックスもシンプルなのですが、リリースした選手やトレードした選手に支払うのではなく、40人枠から外した選手への負担が大きくなっています。

ルスネイ・カスティーヨに1130万ドル、ジョン・ラッキーのトレードで獲得したアレン・クレイグの1100万ドルを支払うため、2230万ドルが死に金となっています。

ただ、この2人に関してはチームの状態と本人たちの調子次第では40人枠に復帰する可能性もあるため、完全な死に金とまでは言えないかもしれませんが、現時点では前任GMのベン・チェリントンからの負の遺産となっています。

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