【MLBドラフト2014】2014年”No.1 Pick”はブレイディ・エイケン(Brady Aiken)

MLBの2014年度のアマチュアドラフトが現地の6月5日(日本時間6日)から3日間にわたって行われています。

2014年度の全体1番目となるトップ指名を受けたのはブレイディ・エイケン(Brady Aiken)です。左投げ左打ちのの投手で、1996年8月16日生まれのカリフォルニア州のカテドラル・カソリック・ハイ・スクールの17歳です。

ブラッディ・アイケンは2013年に台湾で開催されたU-18ワールドカップでアメリカチームを優勝に導いた立役者の1人です。

ドラフト1巡目1番目の指名権はヒューストン・アストロズが持っていたため、チーム再建中のアストロズが全体1位でブレイディ・エイケン(Brady Aiken)を指名したことになります。

続いて、2014年のMLBドラフトの上位トップ3の動画と指名リスト一覧です。

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2014年MLBアマチュアドラフト上位指名リスト一覧

*情報は随時更新していきます。

ラウンド1(1巡目指名)

ラウンド1(1巡目)で指名された選手は以下のとおりとなっています。なお、ヤンキースはクオリファイングオファーを拒否したB.マッキャン(1巡目指名権)、J.エルズペリー(戦力均衡ラウンドA指名権)、C.ベルトラン(戦力均衡ラウンドA指名権)を獲得したため、ラウンド2(2巡目)の全体55番目まで指名権がありません。

同じくオリオールズはクオリファイングオファーを拒否したU.ヒメネス(1巡目指名権)、N.クルーズ(2巡目指名権)をFAで獲得したため、3巡目全体90番目まで指名権がありません。

1. アストロズ:ブレイディ・エイケン(Brady Aiken)左投手/17歳

ファーストボールは90マイル前半(145-150キロ)に加えて、落差が大きくキレのよいカーブ、そしてチェンジアップが高く評価されてトップ指名となりました。高校生ながら投手としての洗練されたものがあるため、早ければ2016年の終盤にも昇格してくるかもしれないとの評価もあります。

2. マーリンズ:タイラー・コレック(Tyler Kolek)/右投手/18歳

90マイル後半のファーストボールの威力とキレが高く評価されての全体2番目の指名です。動画では96マイル(154.5キロ)を記録しています。強烈なファーストボールがあり、身体も出来上がっているため、早い段階でメジャーに昇格してくると見られています。

3. ホワイトソックス:カルロス・ロドン(Carlos Rodon)左投手/23歳

NO.1 Pickの本命と見られ続けてきたカルロス・ロドンでしが、3番目の指名となりました。最近はやや安定感を欠く投球が見られることや、試合数が比較的多いことが理由で敬遠されたと見られています。投球ではファーストボールとスライダーが評価されています。大学生投手としてはデビッド・プライス以来の逸材との評価。動画ではファーストボールは最速96マイル(154.5キロ)と曲がりの鋭いスライダーを確認できます。

4. カブス:カイル・シュウォーバー(Kyle Schwarber)捕手/21歳

インディアナ大学の学校記録となる18本塁打をうち、NCAAでも全体3位となる長打力が魅力。ただ、捕球や肩などが平均以下とも評価され、メジャーでは捕手としてではなく、一塁に移動する必要があるのではとも考えられています。打撃面は評価が高く、両方向に打ち分けることができ、選球眼も良いとされています。

5. ツインズ:ニック・ゴードン(Nick Gordonk)遊撃手/18歳

ドジャースのディー・ゴードンの弟。本人は毎日プレーしたいためショートを好むが、投手としても90マイル前半のファーストボールと曲がりの良いカーブを持つ。投手としての能力も高く買われているため、今後の本人の選択やチームの育成方針も注目されます。

6. マリナーズ:アレックス・ジャクソン(Alex Jackson)捕手/外野手

打撃力のある捕手として期待されると同時に、肩も強くスピードもあるため外野手としての評価も高い選手。捕手ではあるものの、高く買われているのは攻撃力のため、ほぼ間違いなく外野に移動することになるだろうと予想されています。打撃面ではこのドラフトでは最も洗練されているとの評価もあり、3年後には打線の中軸に座ることのできる打者との声もあるほどです。

7. フィリーズ:アーロン・ノラ(Aaron Nola)右投手

大学生としてはすでに洗練しているというレベルの投手で、NCAA(全米大学体育協会)のディビジョン1で勝利数・防御率・奪三振・K/BBなどで1位になる。大きな欠点がないのが強みであると同時に、飛び抜けたものがないとも言える面はあり。91-93マイル(146-150キロ)で沈む動きをするファーストボールへの評価は高い。

8. ロッキーズ:カイル・フリーランド(Kyle Freeland)左投手

95-96マイル(152-153キロ)に到達するファーストボールとスライダーが武器。スライダーは場合に応じてカッターとしても投げわけることができ、よく沈むチェンジアップを持つ。先発ローテーションに入れる投手との評価。

9. ブルージェイズ:ジェフ・ホフマン(Jeff Hoffman)右投手

アストロズが全体1番目に指名する選手として候補になっていた1人。2012年にすでに95マイル(152キロ)を記録。しかし、今年の春にトミー・ジョン手術を受けることになり、そのため順位は落ちたものの、能力そのものは全体1番目の候補となるほど評価は高い投手。

10. メッツ:マイケル・コンフォート(Michael Conforto)外野手

父がフットボールのラインバッカー、母がシンクロのゴールドメダリストとアスリートの両親を持ち、高い身体能力を持つ。メジャーで25本以上の本塁打を打てるだけのパワーを持つとの評価。

11. ブルージェイズ:マックス・ペンテコスト(Max Pentecost)捕手

利き腕を疲労骨折していたにもかかわらず、2011年にレンジャーズが7巡目で指名して選手。やや捕球に難があるものの、打撃が素晴らしく、肩も強く、捕手ではあるが、平均レベルのスピードも持ち合わせる。

12. ブルワーズ:コディ・メデイロス(Kodi Medeiros)左投手

最速で95マイル、長いイニングでは90マイルから91マイル程度のファーストボールを持つ。ただ、それ以上に変化球への評価が高く、70マイル後半のスライダーはキレがあるため球速に頼る必要がないとされるほど。課題はストライクをとることに苦労する制球難の問題があり、それを克服する必要があるとの評価です。

13. パドレス:トレア・ターナー(Trea Turner)遊撃手

選球眼とバットコントロールに優れ、MLBレベルでリードオフマンをこなすことが期待できる選手と評価されています。ただ、本人は本塁打を狙う傾向があるため、より出塁を意識したほうが良いとの指摘もあります。

14. ジャイアンツ:タイラー・ビーディ(Tyler Beede)右投手

2011年にブルージェイズから全体21番目で指名を受けるも拒否して進学しています。最速で97マイル、平均で92-94マイル(151-148キロ)を記録するファーストボールに加えて、カーブとチェンジアップが80マイルで動きが良く、緩急もつけれるため有効。制球面での課題があり、それを克服できればフロントスターターになれる素材とされています。

15. エンゼルス:ショーン・ニューコム(Sean Newcomb)左投手

最速で97マイル(156キロ)、平均で90マイルから94マイル(151-145キロ)を記録するファーストボールを持つ。変化球ではスライダーが有効で、他にはカーブとチェンジアップも投げることができる。ただ、安定感にかけコンスタントに質の高いボールを投げ続けれるようになること、そして与四球が多いため、コマンドを磨くことが必要との評価。

16. Dバックス:ツーキ・トゥーサン(Touki Toussaint)右投手

まだ制球に課題があるものの、高校生でありながら最速97マイルで、コンスタントに91-93マイルを投げる。カーブも高校生の捕手が捕球できないほどのキレと曲がりがあるとのこと。

17. ロイヤルズ:ブランドン・フィネガン(Brandon Finnegan)左投手

身長は180センチ弱とアメリカの投手にしては、あまり大柄ではないものの、最速で98マイル、コンスタントに91-93マイルのファーストボールを投げることができる。チェンジアップとカーブを持つものの、2つとも平均以上ではあるがまだ磨く必要があるレベル。ただ、制球は良く投手としてのセンスの良さがあるとの評価。

18. ナショナルズ:エリック・フェッド(Erick Fedde)右投手

トミー・ジョン手術を受けた影響がなければ、もう少し上位で指名を受けた可能性が高く、7番目から8番目くらいではなかったとされる投手です。手術前には最速で95マイル、コンスタントに91-93マイルをコントロールして投げることができ、スライダーとチェンジアップも良いため、高い評価を受けていました。どのようなスケジュールでリハビリと育成を両立させていくのか注目されます。

19. レッズ:ニック・ハワード(Nick Howard)右投手

先発では90-93マイル程度も、リリーフでは最速が98マイルに到達するなど2マイルから3マイルほど球速が上がる。やや制球に難があり、長い回となるとバラつきが目立つため、リリーフ向きではないかとの評価。一部には19番目に指名するにはどうか?との声もあるなど、やや評価が分かれています。

20. レイズ:ケイシー・ギラスピー(Casey Gillaspie)一塁手

スイッチヒッターで両方の打席で、打率を保ちながら長打を打つことができる攻撃力が魅力の選手。ランス・バークマンやマーク・テイシェイラのようになる可能性があるとの評価もある一方で、そうではなくジャスティン・スモークより少し良いレベルという声もあり、評価が分かれています。

21. インディアンス:ブラッドリー・ジマー(Bradley Zimmer)外野手

2012年に全体5位で指名されたロイヤルズのトッププロスペクトであるカイル・ジマーの弟。選球眼もよく、スピードもあり、肩も強い走攻守揃った選手との評価。そのため比較的早いペースでマイナーを昇格していくだろうと予想されています。早ければ2015年のシーズン終盤にもとの声もあるほど、洗練されたものがあるプレーヤーとされています。

22. ドジャース:グラント・ホームズ(Grant Holmes)右投手

メディアによっては5番目以内に消えるのではとの評価もあった投手です。元々平均93マイル、最速で96マイルを投げていたのですが、この春先には98マイルを記録し、さらには変化球のカーブも高く評価されています。評論家によっては1番目のブレイディ・エイケンより評価する声もあり、早い段階でメジャーで目にすること可能性もありそうです。ドジャースは思いがけない幸運を手にしたとの声もあるほど、能力が高く評価されている投手です。

23. タイガース:デレク・ヒル(Derek Hill)外野手

高校生ではトップクラスのスピードと守備力を有していて、守備面ではゴールドグラブ賞9回のトリー・ハンターになぞらえることあるほどの評価。速いスピードでマイナーシステムを駆け上がり、オースティン・ジャクソンを両翼に追いやることになるだろうとの声もあり。パワーがやや足りないものの、安定してスピードのあるスイングと良い選球眼で攻撃面でも期待できるとの評価を得ています。

24. パイレーツ:コール・タッカー(Cole Tucker)遊撃手

どちらかと言えばサプライズの指名の1つとされています。バランスのとれた選手で守備と打撃ともに洗練されたものがあるとの評価です。特に身体能力が素晴らしく、それを活かした守備力に定評があります。ただ、攻撃面ではスピードはあるものの、パワーに欠けるところがあり、中軸を打つのは厳しいのではとの声もあります。そのため良い選手だが、ドラフト1巡目で指名するほどではないとの声もあります。

25. アスレティックス:マット・チャップマン(Matt Chapman)三塁手

マット・チャップマンは守備面では肩も強く評価されている一方で、打撃ではボールを待つ忍耐力はあるものの、強くボールを捉えることができないと、攻撃面で疑問符がつけられています。ただ、肩の強さは際立っていて、大学では投手としてマウンドに立っていないようですが、アメリカチームで2イニング登板した際には、最速98マイル(約158キロ)を記録し、注目を集めました。打撃がだめなら投手をやらせることになるだろうと、少なくない専門家が予測しています。

26. レッドソックス:マイケル・チャビス(Michael Chavis)遊撃手

マイケル・チャビスはもっと早い段階で指名されることが予想されていた選手の1人です。バランスの良い器用な選手で、遊撃の他にも三塁や外野も守れる選手です。その中でも打撃技術に秀でたものがあると評価され、本塁打を量産するようなパワーはないものの、2割8分から3割の間くらいの打率で15本から20本の本塁打が期待できると見られています。

27. カージナルス:ルーク・ウィーバー(Luke Weaver)右投手

最速で97マイル、常時92-93マイルを記録するファーストボールとチェンジアップが評価されています。ただ、多くの評論家が指摘するのは3つ目の球種が弱いことで、これが平均レベルを超えないとブルペンになってしまうだろうと予想されています。現在はスラーブを投げているようですが、曲がりの鋭いスライダーにするなどブレーキングボールの進歩が必要と見られています。
身体能力が高いため、その才能を高く買う評価される場合と、そうでない場合とに分かれている印象です。

28. ロイヤルズ:フォースター・グリフィン(Foster Griffin)左投手

*E.サンタナへのQO(クオリファイングオファー)による指名権
投手としての感性に優れた投手で、ファーストボールは90マイル前半と早くはないものの、キレと動きが良く、変化球のチェンジアップ、カーブも含めた3つの球種をしっかりと操ることができるとの評価です。投手としてのバランスと総合力に優れた投手ではあるものの、完成品ということではなく、まだ伸びしろも十分に残っていると見られています。

29. レッズ:アレックス・ブランディーノ(Alex Blandino)三塁手

*秋信守へのQO(クオリファイングオファー)による指名権
選球眼とバットコントロールに優れた打者で、どちらかと言えばアベレージヒッタータイプとの評価。パワーには疑問符がつくものの、すでに大きな穴のない選手のため、比較的早い段階でメジャーレベルに到達すると見られています。

30. レンジャーズ:ルイス・オルティス(Luis Ortiz)右投手

*N.クルーズへのQO(クオリファイングオファー)による指名権

腕の炎症によって3週間ほど投げれない状態となったため、この順位となりましたが、それがなければ1番目のエイケンとも遜色ない評価を受けていただろうとされるのがルイス・オルティスです。2013年の台湾で開催されたU18ワールドカップのMVPに輝いた右腕で、コンスタントに92マイルから95マイルを投げ、最速では97マイルに到達します。スライダーへの評価も高く、故障が長引かなければ2016年にもメジャーに昇格できる実力があると評価されています。投手のプロスペクトが少ないレンジャーズは30番目で、トップ3に匹敵するような実力のある投手を獲得できたことは、大きな朗報となりそうです。

31. インディアンス:ユストゥス・シェフィールド(Justus Sheffield)左投手

*U.ヒメネスへのQO(クオリファイングオファー)による指名権

身体がやや小さい(約177センチ)ことが懸念されるものの、その左腕から繰り出されるファーストボールは最速で94マイル(151キロ)に到達し、高校生では抜けたレベルであるカーブとチェンジアップを持つとの評価。また制球力にも優れるため、うまくいけば3・4番手のスターターになれるのではとの見られています。

32. ブレーブス:ブラクストン・デビッドソン(Braxton Davidson)外野手

*B.マッキャンへのQO(クオリファイングオファー)による指名権

今回のドラフトで数少ない打率と長打力の両方を期待できる打者の1人との評価を受けています。無駄な動きの少ないスイングでありながら、パワーのある上半身を使った打撃には定評があります。マウンドに立てば90マイル前半を記録するほどの肩を持っているのも魅力で、両翼に適した外野手と考えられています。

33. レッドソックス:マイケルコッホ(Michael Kopech)右投手

*J.エルズペリーへのQO(クオリファイングオファー)による指名権
サンフランシスコ・ジャイアンツのティム・リンスカムと似たような独特な変則フォームで、最速97マイル(156キロ)のファーストボールと2種類の変化をもつブレーキングボールを操る。このブレーキングボールへの評価が高く、スライダーの球速とカーブのようなブレーキがある。課題はコントロールと3つ目の球種となるチェンジアップを磨くこと。

34. カージナルス:ジャック・フラハティ(Jack Flaherty)右投手

*C.ベルトランへのQO(クオリファイングオファー)による指名権
元々、三塁手と投手の両方でその才能を評価されていたのですが、投手としてのパフォーマンスが高く評価されて、投手としての指名となったとのことです。ファーストボールはよく動き、最速で93マイル(150キロ)に到達し、4つの球種でストライクがとれる安定感のああり、先発の3・4番手になれる投手との評価。

戦力均衡ラウンドA(Competitive Balance Round A)

ラウンド1とラウンド2の間に行われた戦力均衡ラウンドAの指名選手リストです。

35. ロッキーズ:フォレスト・ウォール(Forrest Wall)二塁手

36. マーリンズ:ブレイク・アンダーソン(Blake Anderson)捕手

37. アストロズ:デレク・フィシャー(Derek Fisher)外野手

38. インディアンス:マイク・パピー(Mike Papi)外野手

39. パイレーツ:コナー・ジョー(Connor Joe)外野手

40. ロイヤルズ:チェイズ・ヴァロー(Chase Vallot)捕手

41. ブルワーズ:ジェイコブ・ゲイトウッド(Jacob Gatewood)遊撃手

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