MLBの2016年ドラフト指名順位が確定!クオリファイングオファーによる補償を反映

クオリファイングオファーを拒否した選手の中で、終盤まで契約が確定しなかったデクスター・ファウラーはカブスに出戻り、ヨバニ・ガヤルドはオリオールズと、そしてイアン・デズモンドはレンジャーズと契約しました。

この結果、クオリファイングオファーを拒否した選手の契約が確定したことになり、2016年のメジャーリーグのドラフト指名順位が確定しました。

スポンサーリンク

シーズンオフ当初のドラフトの指名順位は勝率順

MLBのドラフト指名順位は前年の勝率により決定されているわけですが、その順位がクオリファイングオファーにより変わることになります。

クオリファイングオファーを拒否した選手と契約したチームは最上位のドラフト指名権を失い、クオリファイングオファーを提示したチームは1巡目と2巡目の間とはなりますが、指名権を獲得するためです。

ただし、勝率で下位10球団に関しては、1巡目指名権がプロテクトされます。

これらの影響を反映する前の勝率による指名順位は以下の様なものでした。

1 フィリーズ:.389(63-99)
2 レッズ:.395(64-98)
3 ブレーブス:.414(67-95)
4 アスレチックス:.420(68-94)
5 ブルワーズ:.420(68-94)
6 ロッキーズ:.420(68-94)
7 マーリンズ:.438(71-91)
8 パドレス:.457(74-88)
9 タイガース:.460(74-87)
10 ホワイトソックス:.469(76-86)
11 マリナーズ:.469(76-86)
12 レッドソックス:.481(78-84)
13 ダイヤモンドバックス:.488(79-83)
14 レイズ:.494(80-82)
15 オリオールズ:.500(81-81)
16 インディアンス:.503(81-80)
17 ツインズ:.512(83-79)
18 ナショナルズ:.512(83-79)
19 ジャイアンツ:.519(84-78)
20 エンゼルス:.525(85-77)
21 アストロズ:.531(86-76)
22 ヤンキース:.537(87-75)
23 レンジャーズ:.543(88-74)
24 メッツ:.556(90-72)
25 ドジャース:.568(92-70)
26 ブルージェーイズ:.574(93-69)
27 ロイヤルズ:.586(95-67)
28 カブス:.599(97-65)
29 パイレーツ:.605(98-64)
30 カージナルス:.617(100-62)

10番目のホワイトソックスまでは1巡目指名権がプロテクトされていました。

続いて、クオリファイング・オファーの結果を反映した最終的なドラフト指名順位です。

2016年のメジャーリーグの確定したドラフト指名順位

2016年のメジャーリーグの確定したドラフト指名順位は以下のとおりとなっています。

【1巡目の指名順位】

1 フィラデルフィア・フィリーズ
2 シンシナティ・レッズ
3 アトランタ・ブレーブス
4 オークランド・アスレチックス
5 ミルウォーキー・ブルワーズ
6 コロラド・ロッキーズ
7 マイアミ・マーリンズ
8 サンディエゴ・パドレス
9 デトロイト・タイガース
10 シカゴ・ホワイトソックス
11 シアトル・マリナーズ
12 ボストン・レッドソックス
13 タンパベイ・レイズ
14 クリーブランド・インディアンス
15 ミネソタ・ツインズ
16 ロサンゼルス・エンゼルス
17 ヒューストン・アストロズ
18 ニューヨーク・ヤンキース
19 ニューヨーク・メッツ
20 ロサンゼルス・ドジャース
21 トロント・ブルージェイズ
22 ピッツバーグ・パイレーツ
23 セントルイス・カージナルス

【1巡目の指名順位 – クオリファイング・オファーの補償】

24 サンディエゴ・パドレス(ジャスティン・アップトン:タイガースが3巡目指名権喪失)
25 サンディエゴ・パドレス(イアン・ケネディ:ロイヤルズが1巡目指名権喪失)
26 シカゴ・ホワイトソックス(ジェフ・サマージャ:ジャイアンツが1巡目指名権喪失)
27 ボルティモア・オリオールズ(チェン・ウェイン:マーリンズが2巡目指名権喪失)
28 ワシントン・ナショナルズ(ジョーダン・ジマーマン:タイガースが2巡目指名権喪失)
29 ワシントン・ナショナルズ(イアン・デズモンド:レンジャーズが1巡目指名権喪失)
30 テキサス・レンジャーズ(ヨバニ・ガヤルド:オリオールズが1巡目指名権喪失)
31 ニューヨーク・メッツ(ダニエル・マーフィー:ナショナルズが1巡目指名権喪失)
32 ロサンゼルス・ドジャース(ザック・グレインキー:Dバックスが1巡目指名権喪失)
33 セントルイス・カージナルス(ジョン・ラッキー:カブスが1巡目指名権喪失)
34 セントルイス・カージナルス(ジェイソン・ヘイワード:カブスが2巡目指名権喪失)

【戦力均衡ラウンド-1巡目指名と2巡目指名の間】

35 シンシナティ・レッズ
36 ロサンゼルス・ドジャース(Kyle Funkhouserと契約できなかったことの補償)
37 オークランド・アスレチックス
38 コロラド・ロッキーズ
39 アリゾナ・ダイヤモンドバックス
40 アトランタ・ブレーブス(マーリンズからトレードで譲渡)
41 ピッツバーグ・パイレーツ

デトロイト・タイガースはジャスティン・アップトン、ジョーダン・ジマーマンというクオリファイング・オファー(以下QO)を拒否した選手を2名獲得したものの、1巡目指名がプロテクトされていたため失ったのは2巡目と3巡目指名となっています。

レンジャーズはイアン・デズモンドの獲得で1巡目指名権を失ったものの、ヨバニ・ガヤルドへのQOの補償で指名権を獲得することでカバーしています。

オリオールズはヨバニ・ガヤルドの獲得で1巡目指名権を失ったものの、チェン・ウェインの補償で1巡目指名権を補いました。

一番動きが大きかったのがナショナルズで、ダニエル・マーフィーの獲得により1巡目指名権を失ったものの、ジョーダン・ジマーマンとイアン・デズモンドへのQOにより、28番目の指名権を獲得しています。

セントルイス・カージナルスはシーズンオフ当初は30番目の指名順位でしたが、他チームが指名権を失ったことにより23番目まで上昇しました。

さらにジョン・ラッキーとジェイソン・ヘイワードへのQOにより33番目と34番目の指名権を手にするなど、1巡目に3回指名することになりました。

チーム運営の巧みさが、FA市場での動きにも現れているセントルイス・カージナルスです。

サンディエゴ・パドレスは1巡目の8番目に加えて、QOにより24番目と25番目の指名権を手にして、カージナルスとともに1巡目に3回指名できることになります。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています