ミゲル・カブレラのトレードへの関心は高まらず・・・チーム再建の悩みのタネに

Detroit Tigers Top Catch

デトロイト・タイガースは2017年シーズンに勝負をかけたものの、シーズン前半で望みは薄くなってしまいました。

ロースター全体が高齢化しパフォーマンスが落ちているにも関わらず、年俸総額も2億ドルというぜいたく税の対象となるレベルに達していたため、シーズン途中にチーム再建に切り替えることとなりました。

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その結果、シーズン途中にJ.D.マルティネス、ジャスティン・バーランダー、ジャスティン・ウィルソンら主力選手を放出することとなりました。

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ミゲル・カブレラへ関心を示す球団は・・・

主力選手を放出したことで年俸総額を削減できたのですが、高額年俸のベテラン選手がロースターには残っているため、それでも1億2500万ドル程度の金額が開幕時には見込まれる状態となっています。

その3人の選手は以下のとおりです。

  • ミゲル・カブレラ(1B/DH)6年1億9200万ドル
  • ジョーダン・ジマーマン(SP)3年7200万ドル
  • ビクター・マルティネス(DH)1年1800万ドル

ビクター・マルティネスは今季限りとなりますので、そのままやり過ごすこともできますが、問題はカブレラとジマーマンの巨額契約です。

2017年シーズン中にはすべてのベテラン選手がトレードの対象となりましたので、ミゲル・カブレラ、ジョーダン・ジマーマンというビッグネームも候補でした。

しかし、34歳のシーズンだったミゲル・カブレラは初のメジャーフルシーズンとなった2004年以降ではワーストとなる成績に終わり(130試合:打率.249/出塁率.329/長打率.399/OPS.728/16本塁打)、31歳のジョーダン・ジマーマンもキャリアワーストのシーズン(29試合160回:防御率6.08/WHIP1.55)となりました。

そのため興味を示す球団が現れなかったのですが、シーズン終了後も同じ流れが続いているようです。

ボストン・グローブのニック・カファード氏が以下のように伝えています。

The Tigers have not received any inquiries about one of the greatest righthanded hitters ever. Two reasons: his subpar 2017 season and his unmanageable contract. The Tigers would be more than willing to assume some of the financial burden, but even that hasn’t spurred any trade talks.

「デトロイト・タイガースはMLB史上で最も偉大な右打者の一人であるミゲル・カブレラのトレード打診を受けていない」ことを伝え、その理由として「標準以下の成績」と「始末に困る契約」をあげています。

そして「タイガースは年俸の負担をすることに前向きな姿勢を示している」ものの、「トレード交渉へ勢いを加えるものとはなっていない」ことが伝えられています。

ミゲル・カブレラの残契約は以下の表のとおりとなっています。2024年と2025年はミゲル・カブレラがMVP投票でトップ10に入った場合に自動更新されるべスティング・オプションとなっています。

年齢 年俸
2018 34 $30,000,000
2019 35 $30,000,000
2020 36 $30,000,000
2021 37 $30,000,000
2022 38 $32,000,000
2023 39 $32,000,000
*2024 40 $30,000,000
*2025 41 $30,000,000

オプションには800万ドルのバイアウトが設定されているため1億9200万ドルの金額負担が確定していることになります。

故障が増えてきていることもあり、指名打者での起用を増やしていくことが確実です。さらに契約の最終年が39歳であることを考えると、獲得に興味を示すチームが現れないのは自然なことです。

チーム再建へ舵をきったフィリーズはライアン・ハワードのトレードを試みましたが、成立には至りませんでした。選手とのしての力量が落ちていること、ポジションが限定されていること、年俸が2500万ドルと合格であること、などがネックとなったためです。

チーム再建を選んだタイガースですが、放出できていない場合には、若い選手たちが中心となるロースターに巨額契約のカブレラが残る可能性があります。

カブレラが復活してくれるかどうかはデトロイト・タイガースの再建のスピードに影響を与えることになりそうです。

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