メッツの2015年の年俸総額と投手と野手の構成は?アクティブロースター(25人枠)について

New York Mets Top Catch

2014年は野手主力選手の故障や低パフォーマンスがあったものの、若い投手の台頭もあり、79勝83敗で首位とは17ゲーム差はつけられたものの、ナ・リーグ東地区で2位となったメッツでした。

ナ・リーグ東地区はフィリーズが完全な再建モードに移行し、ブレーブスも2年かけての再建にシフトしたため、メッツは2015年シーズンに勝負をできる状況になりつつあります。

そのメッツの2015年の年俸総額やアクティブロースター(25人枠)についてまとめています。

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年俸総額の規模は大きくないものの財布の紐は固いメッツ

メッツの2015年開幕時の年俸総額は8905万1758ドルで、シーズン終了時点では9285万6260ドルで、両リーグ21番目の規模となっていました。

そのメッツの2015年に確定している年俸は以下のとおりとなっています。

【年俸確定分10名:8283万ドル】
デビッド・ライト(32歳/3B) $20,000,000
カーティス・グランダーソン(34歳/RF) $16,000,000
ジョン・ニース(28歳/SP) $7,000,000
マイケル・カダイアー(36歳/LF) $8,500,000
バートロ・コロン(42歳/SP) $11,000,000
ダニエル・マーフィー(30歳/2B) $8,000,000
ディロン・ジー(29歳/SP) $5,300,000
ボビー・パーネル(30歳/RP) $3,700,000
ルーベン・テハダ(25歳/SS) $1,880,000
ジョン・メイベリー(31歳/OF) $1,450,000

【年俸調停未確定分2名:740万ドル】
ルーカス・ドゥーダ(29/1B) $4,300,000
ヘンリー・メヒア(25/RP) $3,100,000

すでに年俸が確定しているのが10名で8283万ドル、年俸調停で未確定が2名でその両名の予想年俸の合計が740万ドルとなっています。

ここに最低でも13名のMLB最低年俸(50万7000ドル)の選手分の741万ドルが、さらに加わりますので、現時点で年俸総額はおよそ9764万ドルに到達していると考えられ、2014年の年俸総額はすでに上回っている状態となっているメッツです。

メッツは2011年に1億4279万ドル、2010年に1億2649万ドル、2009年に1億4937万ドル、2008年に1億3779万ドルという年俸総額に達したこともあるのですが、現時点では1億ドル前後にとどめたい方針のようで、大幅な上昇には慎重な姿勢が貫かれているメッツです。

メッツのアクティブロースター(25人枠)の投手12名の構成

2015年1月28日時点で予想されるメッツのアクティブロースター(25人枠)の投手12名の構成は以下のとおりとなっています。

【スターティンラインナップ】
ポジション:選手名(打率/出塁率/長打率)
捕手:トラビス・ダーノー(.242/.302/.416)
一塁:ルーカス・ドゥーダ(.253/.349/.481)
二塁:ダニエル・マーフィー(.289/.332/.403)
三塁:デビッド・ライト(.269/.324/.374)
遊撃:ウィルマー・フローレス(.251/.286/.378)
左翼:マイケル・カダイアー(.332/.376/.579)
中堅:フアン・ラガーレス(.281/.321/.382)
右翼:カーティス・グランダーソン(.227/.326/.388)
【ベンチ要員】
捕手:アンソニー・レッカー(.201/.246/.374)
外野:ジョン・メイベリー・ジュニア(.212/.310/.425)
外野:カーク・ニューエンハイス(.259/.346/.482)
内野:ルーベン・テハダ(.237/.342/.310)
UT:エリック・キャンベル(.263/.322/.358)

メッツは先発の8人に関しては確定している見られています。

FAで獲得したマイケル・カダイアーはレフトをメインで守り、左投手に弱いルーカス・ドゥーダが休養する場合には、ファーストを守って、代わりにジョン・メイベリー・ジュニアがレフトで出場すると予想されています。

ショートはメッツの最大の弱点とされるポジションで、オフに入ってからベン・ゾブリスト、イアン・デスモンドなどのトレードでの獲得に加えて、アズドルバル・カブレラ、スティーブン・ドリューなどが検討されたものの、最終的にはウィルマー・フローレスの成長に期待して起用することをサンディ・アルダーソンGMが明言しています。

2014年シーズンは、チャンスを与えられたルーベン・テハダがうまくいかず、代わってウィルマー・フローレスがショートを守り、78試合274打数で打率.251/本塁打6/打点29/出塁率.286/長打率.378という成績を残しました。

ウィルマー・フローレスは、打撃面では一定の評価を受けているものの、本来はセカンドもしくはサード向きの選手とされていて、守備にはやや難があるとされています。

セカンドのダニエル・マーフィーも守備面でのスタッツは良くないため、このミドルインフィルダーの2人の守備が不安定なことが、長いシーズンを戦う上で、不安材料となっています。

打線に関してはマイケル・カダイアーを加えた以外には主だった補強はなく、カーティス・グランダーソン、デビッド・ライトらの復調に期待するというスタンスです。

2人が今まで残してきたような数字を残せば、主軸も強力なものとなるのですが、グランダーソンが34歳、ライトが32歳と衰えが出てもおかしくはない年齢ではありますので、そのあたりがリスクとはなっているメッツです。

メッツのアクティブロースター(25人枠)の野手13名の構成

2015年1月28日時点で予想されるメッツのアクティブロースター(25人枠)の野手13名の構成は以下のとおりとなっています。

【先発投手】
ポジション:選手名(防御率/FIP/WHIP)
SP1:マット・ハービー(登板なし)
SP2:ザック・ウィーラー(3.54/3.55/1.33)
SP3:ジェイコブ・デグロム(2.69/2.67/1.14)
SP4:ジョン・ニース(3.40/3.67/1.27)
SP5:バートロ・コローン(4.09/3.57/1.23)
【リリーフ投手】
CL:ヘンリー・メヒア(3.65/3.73/1.48)
RP1:ヘウリス・ファミリア(2.21/3.07/1.18)
RP2:ビック・ブラック(2.60/3.77/1.30)
RP3:ジョシュ・エジン(1.32/2.69/0.92)
RP4:カルロス・トーレス(3.06/3.86/1.31)
RP5:未確定
RP6:未確定

トミー・ジョン手術から18ヶ月を経ての復帰予定となっているマット・ハービーがNo.1スターターとして期待されている状況です。

ザック・ウィーラー、昨年新人王のジェイコブ・デグロムの若い2人に、ベテランのジョン・ニースとバートロ・コロンがローテに入ると予想されています。

メッツにはディロン・ジー(防御率4.00/FIP4.52/WHIP1.25)もいるのですが、トレードとなることが有力視されています。

サンディ・アルダーソンGMは、選手名は具体的に挙げていないものの、スプリングトレーニングまでに先発投手をトレードに出したいと語っていて、その最有力がディロン・ジーと見られています。

バートロ・コロンは年俸が1100万ドルとやや高く、メッツが一定の年俸負担が必要と予想されることがハードルとなり、ジョン・ニースは先発ローテ候補の中で唯一の左腕であるため、首脳陣は残したいと考えているようだと伝えられています。

一方のディロン・ジーは2015年の年俸が530万ドルとリーズナブルで、FAまで残り2年あるため、トレード市場での価値があります。

実際にジャイアンツ、ロッキーズ、パドレス、レンジャーズなどがトレードの打診をしているともされているのですが、ジェームズ・シールズの行く先が定まらないことが、ディロン・ジーの動向にも影響を与えていると伝えられています。

ジェームズ・シールズの動向と前後して、このディロン・ジーの動きがあると予想されます。

もし仮にディロン・ジーがトレードにならない場合には、ロングリリーフ兼スポットの先発をこなすスイングマンの役割を担うことが有力です。

しかし、メッツはロングリリーフに500万ドルは支払いたくないと報じられていて、さらに先発ローテの候補に、プロスペクトのノア・シンダーガード、スティーブン・マッツ、ラファエル・モンテロと事欠かないこともあり、年俸総額に柔軟性を持たせるためにも、トレードを模索する動きは続きそうです。

クローザーは、本来はボビー・パーネルが務めるべきなのですが、トミー・ジョン手術を受け、復帰が2015年シーズン中盤が予想されるため、開幕時はヘンリー・メヒアが務めることが有力です。

ただ、メッツはヘウリス・ファミリアとビック・ブラックのクローザーとしての適性も買っているため、この3人で競争させる、もしくは状況によって使い分けることになりそうです。

またプロスペクトのラファエル・モンテロは先発ローテに枠がないこともあり、リリーフとして経験を積ませることも検討されているようで、ブルペンに厚みを加えることも期待されます。

若い投手陣の成長と躍進がポストシーズン進出のカギに

ナ・リーグ東地区の5チーム中2チームが再建モードに入っているため、メッツには大いにチャンスがあるシーズンなのですが、完全に勝負をかけるには、やや不安な要素が多い印象で、ナショナルズのロースターと比較すると見劣りすることは否めません。

ただ、投手に関しては有望な若い投手がすでに揃っているところに、評価の高いプロスペクトの昇格が予想されるため、さらに充実すると予想されます。

これらの若い投手が前評判通りの活躍をして、さらにベテラン野手がトップフォームに戻るようであれば、ポストシーズンは十分に期待できるのではないかと予想されます。

スプリングトレーニングでは、ポストシーズン進出のカギを握るであろう、ベテラン野手の健康状態と調子、投手ではマット・ハービーの回復、ザック・ウィーラー、ジェイコブ・デグロムらがステップアップできているか、などを中心に追いかけていきたいと思います。