メッツは投手起用の方針を変更へ!オフの選手補強の動向にも影響か

メジャーリーグの投手コーチでも選手の育成や再生に優れる「名伯楽」と呼べる人物が存在します。パイレーツのレイ・シーレイジがその1人ですが、新たにメッツの監督に就任したマイク・キャラウェイも該当すると言える人物です。

インディアンスは若く優秀な投手が先発ローテ、ブルペンに控えているのですが、その投手陣のコーチを務めていたのがマイク・キャラウェイです。

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ノア・シンダーガード、ジェイコブ・デグロム、マット・ハービー、ザック・ウィーラー、スティーブン・マッツなど、フロントスターター級の素材を抱えながらも、故障や様々な問題で十分に才能を活かしきれていないメッツにとって、マイク・キャラウェイの手腕にかかる期待は小さくないと考えられます。

さらに来シーズンからメッツは投手起用に関する方針を変更するようですが、そのこともキャラウェイ氏に白羽の矢が立った理由なのかもしれません。

ニュースデイのマーク・クレイグ氏が以下のように伝えています。

The Mets intend to rethink the way they use a pitching staff that disintegrated during a 92-loss season, sources have told Newsday. It’s a philosophical shift that will shape their decisions as general manager Sandy Alderson begins a critical offseason reboot.

With the exception of Noah Syndergaard and Jacob deGrom, Mets starters may be shielded from facing lineups more than twice in a game, mirroring an industry-wide trend, according to a source.

ピッチングスタッフの起用方針をシフトする意向で、オフシーズンの補強の動きもそれに従ったものになるとのことです。

では具体的にはどのような方針に転換するのか?というところが商店となるのですが、ノア・シンダーガードとジェイコブ・デグロムの2人以外の先発投手には相手打線の3巡目以降は投げさせないという、MLB全体で広がりつつある傾向を反映したものになるかもしれないとのことです。

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マーク・クレイグ氏の提示しているデータではデグロムやシンダーガードは相手打線の3巡目に入っても数字が悪くなることはないのですが、他の先発投手は急激に落ちています。そのデータとは以下のとおりとなっています。数字は被OPS(被出塁率+被長打率)です。

選手名 1巡目 2巡目 3巡目
J.デグロム .711 .626 .674
N.シンダーガード .624 .631 .429
M.ハービー .871 .823 1.001
M.モンテロ .733 .726 .855
R.グセルマン .768 .726 .966
Z.ウィーラー .782 .867 .850
S.ルーゴ .787 .664 .929
S.マッツ .822 .904 .874

結果、メッツの先発投手陣の被OPSの推移は1巡目から順に.786、.791、.842となっています。ノア・シンダーガードとジェイコブ・デグロム以外は3巡目以降に大きく崩れているのですが、投手の個々人の投球スタイルや配球などを変えることよりも、シンプルに早い段階でリリーフにつなぐという方針にシフトするようです。

そうなるとリリーフへの負担が大きくなるのですが、メッツはリリーフ8人体制を導入することも検討しているとマーク・クレイグ氏は情報筋の話として伝えています。

通常のメジャーのアクティブロースター(25人枠)は野手13人、投手12人で、そのうち投手は先発が5人、リリーフが7人という体制が一般的です。しかし、メッツは野手を12人に減らして、リリーフを8人おくという布陣を敷くことを多くすることも検討しているようです。

そうなるとベンチに入れる野手が減るという問題があります。そのためメッツは1つのポジションしか守れない選手ではなく、ユーティリティ性の高い選手を獲得してポジションを埋めていく方針のようだとマーク・クレイグ氏は伝えています。

これからメッツが取り入れようとしている投手の起用方法は、マイク・キャラウェイが投手コーチを務めていたインディアンスが得意とするところです。マイク・キャラウェイはメッツが新しい方針を導入し、実践していくにあたり、適任だと考えられる人物です。

メッツの先発ローテ、そのバックアップ要員も能力が高い若い投手が揃っています。新しい方針とマイク・キャラウェイの経験と手腕が上手く噛み合えば、再び地区連覇を目指すナショナルズを脅かす存在になるかもしれません。

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