マット・ケンプはドジャース残留を強く希望!打撃でも4本塁打、打率.364と猛アピール

Los Angels Dodgers Top Catch

ロサンゼルス・ドジャースのシーズンオフは静かなもので、戦力補強としてはチェイス・アトリーとの再契約が目立つところです。

もちろん最大の動きはブランドン・マッカーシー、スコット・カズミアーらを放出し、マット・ケンプを獲得するトレードでしたが、その目的な戦力補強ではなく、「ぜいたく税回避のためのやりくり」という色合いが濃いものでした。

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オフのトレーニングで18キロの減量に成功したケンプ

外野手はすでに人材がだぶついている状態だったこともあり、メディアではマット・ケンプが再びトレードに出される可能性が言及され、実際にドジャースもそれを試みています。

しかし、32歳で開幕を迎えた2017年は故障により115試合の出場にとどまり、成績も打率.276/出塁率.318/長打率.463/OPS.781、19本塁打とイマイチで、年俸が2175万ドル(このうちパドレスが250万ドル負担)と高額なこともあり、移籍先をドジャースは見つけることができませんでした。

そのためドジャースの首脳陣は、マット・ケンプの健康状態に問題がないことと、打者としての能力は衰えていないことを試合で証明させることで、トレード相手を見つけるという方向に舵を切りました。

そのマット・ケンプが体調面でも、打撃面でも、そしてメンタル面でもドジャース残留に強い意欲を見せていて、猛アピールを続けています。

スプリングトレーニングでの32打数でチームトップの4本塁打を打ち、打率.364/出塁率.400/長打率.788/OPS1.188と素晴らしい結果を残しています。

この春のキャンプに向けてマット・ケンプは並々ならぬ意欲をもって準備をしたようで、体調面でも大きな違いがあることがロサンゼルス・タイムズによって伝えられています。

His weight ballooned last season with the Braves, something he blamed on hamstring problems that made it hard for him to remain in shape. He spent this winter at his offseason home in Texas and worked out at a nearby training facility owned by former Olympic sprint champion Michael Johnson. He reported to camp this year weighing 40 pounds less than he did at the end of last season.

2017年シーズンのマット・ケンプは急激な体重増となってしまったのですが、本人はハムストリングを痛めたことで十分にトレーニングができず、そうなったとしまったと説明しています。

しかし、その問題が解消したのでシーズンオフは積極的なトレーニングを行ったようで、「陸上短距離の金メダリストであるマイケル・ジョンソンが所有するトレーニング施設でワークアウトを行い、昨シーズン終了時から40ポンド(約18キロ)も体重を落としてキャンプに現れた」ことが伝えられています。

このようにドジャースでプレーするために万端の準備をして、オープン戦で結果も残しているマット・ケンプなのですが、問題はトレード放出の原因となったとされるクラブハウスでの素行です。

マット・ケンプ本人はクラブハウスでの悪影響を否定

クラブハウスでネガティブな影響を与えることが、アンドリュー・フリードマン社長らが放出に踏み切る最大の理由ともなったと伝えられていますので、この問題があるのであれば、どれだけ結果を残しても意味がありません。

そのことについてはマット・ケンプは以下のように話しています。

I’ve never been a bad teammate. I’ve never done anything to hurt the team. I’ve probably made a mistake here and there, but I’ve never been a bad teammate.

『私は悪いチームメイトになったことは決してない。私はチームを害するようなことをしたことは決していない。ただ、私はどこかで過ちを犯してしまったかもしれない。しかし、私は悪いチームメイトであったことはない。』と本人は弁明しています。

ドン・マッティングリー前監督が、マット・ケンプの守備に問題があったため、センターからレフトに移動させようとしたときに、大きく歯車が狂いはじめました。その監督からの要請にケンプが応じなかった結果、ベンチに座らされるようになり、本人もメディアに不満の気持ちを漏らすなど、険悪な雰囲気となってしまいました。

このことについてはマット・ケンプ自身も、自分の過ちだったと認めています。

He conceded he acted selfishly in his last season with the Dodgers, when he was asked to move from center field to left. Kemp initially refused, prompting then-manager Don Mattingly to bench him.

“That was the only mistake I ever made where they could say, ‘Maybe he wasn’t putting the team ahead of himself,'” he said.

マッティングリーからの要請を拒否したことは「自己中心的な行動」だったことを認め、『彼らがケンプはチームの事情を優先させることができない選手だと言うことができる唯一の私のミスだった』と話しています。

走塁面で全力疾走しないことも非難されることがありました。そのことについては若さゆえの過ちであることを認める一方で、メンタル面のエアポケットに入ってしまっただけで、必要がないと考えていたわけではないとケンプは説明しています。

ドジャースでのワールドシリーズ制覇を強く望む

マット・ケンプはドジャースから放出され3シーズンをパドレスとブレーブスで過ごすことになったことが、自分の人間性を変え、より大きな視点で物事を見つめることができるようになったと述べた上で、どうしてもドジャースでプレーしたいという強い意欲を隠さずに明かしています。

“I never wanted to leave L.A.,” he said.

Kemp had a hard time watching the Dodgers in the World Series last year.

“Absolutely, why wouldn’t it be?” he said. “I wanted to be here. I came up as a Dodger. I wanted to win a World Series as a Dodger. They always talked about bringing a World Series to L.A. That’s something that I wanted to do. That’s something I worked hard to try to do. I didn’t get to it. They got close. Why wouldn’t I want to be a part of that?

『ロサンゼルスから決して離れたくはなかった。』『私はここにいたかった。私はドジャーとしてメジャーに昇格したし、ドジャースの一員としてワールドシリーズに勝ちたかった。いつもワールドシリーズのタイトルをロサンゼルスにもたらすことを話していたし、それが私のやりたいことだったし、そのために私はハードにトレーニングをしていた。しかし、近づきはしたが、それを達成できなかった。どうして私がその一員でありたくないと思うだろうか?』

マット・ケンプのスプリングトレーニングの成績を見れば何かしらの戦力として期待できるところはあります。

ただ、ポジションがレフトに限定されていることに加え、ドジャースには若いメジャーレベルの外野手が多くいることもあり、シーズン開幕ギリギリまで、アクティブロースターに残れるかどうかは見えてきていません。

ドジャースの外野はセンターにクリス・テイラー、ライトにヤシエル・プイグという2人が確定的で、レフトにジョク・ピーダーソン、アンドリュー・トールズ、トレイス・トンプソン、そしてトッププロスペクトのアレックス・バーデュゴ、スーパーユティリティのエンリケ・ヘルナンデスと選択肢は豊富です。

3月29日がドジャースのシーズン開幕となりますが、マット・ケンプの希望通りにドジャースのアクティブロースターで迎えるのか、そうでない場合にはどこのユニフォームを着ることになるのか、最後まで関心を集めることになりそうです。

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