マーリンズの希望の光は若い投手の台頭に!地元紙が来季以降を展望

マイアミ・マーリンズが先発ローテ投手で、契約をコントロールできる年数も残るホセ・ウレーニャ、ダン・ストレイリーの放出を模索できるのも、若い投手の台頭があるからこそです。

マイアミ・マーリンズはジャンカルロ・スタントン、マーセル・オズナ、クリスチャン・イエリッチ、ディー・ゴードンらフランチャイズの顔と言える選手...

そのマーリンズの再建の軸となることが期待されている若い投手たちについて地元紙マイアミ・ヘラルドのバリー・ジャクソン氏が記事にまとめています。

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再建の成否を左右する若い投手たち

バリー・ジャクソン氏がプロスペクトして期待されている投手としてリストアップしたのは以下のとおりとなっています。


サンディ・アルカンターラ(MLB:先発6試合、防御率3.44、3A:防御率3.89、6勝3敗)

マーセル・オズナのトレードの軸となった投手。メジャー昇格後の結果は良いものと悪いものとが混ざりあったものだだ、極端に後退することがなければ、来季の先発ローテにはいる可能性が高い投手。フォーシーム、ツーシーム、ブレイキングボール、チェンジアップを操る。

パブロ・ロペス(マイナーの先発12試合で防御率1.44、MLBでは先発10試合で防御率4.14)

2年後の先発ローテに入っている可能性が高い投手の一人で、サンディ・アルカンターラに続く存在。9月上旬に肩の問題でシーズンを終えたが、手術は不要で、スプリングトレーニングには良い状態となっている見込み。マッティングリー監督は自分自身を分析できるメンタル面も評価。

カレブ・スミス(16試合77回で防御率4.19、奪三振88)

6月末に左脇腹の手術を受ける決断をしたことで2018年シーズンは終わるも、スプリングトレーニングには健康な状態になっている見込み。マッティングリー監督は「良い登板と悪い登板の両方があったものの、来季の先発ローテーションとして期待するのに十分なパフォーマンスを見せてくれた」と評価。

トレバー・リチャーズ(25試合126回で防御率4.42、奪三振130)

彼のチェンジアップは極めて素晴らしいが、もう一つは有効な球種を持つべきだとチーム内部では考えられている。マッティングリー監督は「ブレーキングボールのレベルを上げ、より安定感を持つ必要があるものの、それでもなお多くの良い面があり、動じないメンタルがある」と評価。

ジェフ・ブリガム(MLBの4試合で防御率6.06、3Aでは防御率3.44、2Aで防御率1.18)

マイケル・ヒル社長は「96マイルに達するパワースライダー」を高く評価。次のスプリングトレーニングでは先発ローテの4番手、5番手を争う一角として期待される。

ザック・ガレン(3Aで133回を投げ防御率3.65、136奪三振)

マーセル・オズナのトレードでサンディ・アルカンターラと共に獲得した投手。2018年のスプリングトレーニングでは打ちのめされたが、3Aのシーズンでは良い成績を残した。スプリングトレーニングで先発ローテを争う一人に。

ニック・ネイダート(2Aで152イニングを投げ防御率3.24、奪三振154)

ディー・ゴードンのトレードで獲得した投手。マイケル・ヒル社長は「2Aの先発ローテーションで素晴らしい結果を残した」と評価。メジャー昇格していないトップクラスの投手のプロスペクトとしては最も期待される結果を残したと言えるかもしれない。

ホルヘ・グズマン(1Aの94回で防御率4.03、奪三振84、与四球64)

ジャンカルロ・スタントンのトレードでヤンキースから獲得した投手。21試合に先発したものの未勝利に終わるが、その数字だけで判断するのは誤りだとマイケル・ヒル社長は話す。「投球のメカニック、その再現性での進歩は、ファーストボールなどの球種のクオリティが素晴らしくなるという大きな実りをもたらしている。後は安定感という課題を乗り越えれば、大きなブレイクスルーを目にすることになる」と評価。2Aでシーズン開幕を迎えることが濃厚。マーリンズ内部は先発投手として期待しているものの、スカウトによってはクローザー候補として評価する者も存在。

ロバート・ダガー(2Aの109回で防御率3.79、奪三振107)

ディー・ゴードンのトレードでニック・ネイダードらとともに獲得した投手。今季の好成績で正当に「プロスペクト」として評価を得るように。

ジョーダン・ヤマモト(1Aの7試合40回で防御率1.55、奪三振47、被安打26)

クリスチャン・イエリッチのトレード成立時点では、獲得した選手の中(ルイス・ブリンソン、モンテ・ハリソン、イサン・ディアス)で4番手の評価だっと言えるかもしれない。負傷によりシーズンは出遅れたが、復帰した後のパフォーマンスは素晴らしかった。「打者を圧倒する球種がない」と評するスカウトもいるが、好成績でチーム内部でも関心を集めるようになっている。

トレバー・ロジャース(1Aの17試合で防御率5.82)

2017年のドラフト1巡目指名された投手も、2018年は厳しいシーズンに。72回2/3で86奪三振も、85被安打。

ブラクストン・ギャレット(登板なし)

2016年ドラフト1巡目全体7番目指名の投手。トミー・ジョン手術を受けたため、2018年は登板なし。それでもなお能力への評価は高く、プロスペクトして期待されている。


他にはエリザー・ヘルナンデス(MLB:防御率5.21)、ハーリン・ガルシア(MLB:防御率4.91、3A:防御率4.81)、ディロン・ピーターズ(MLB:防御率7.16、3A:防御率5.61)ベン・メイヤー(MLB:防御率4.24)、メランディ・ゴンザレス(MLB:防御率5.73、2A:防御率4.32)などが、上記のプロスペクトに続く若い投手として紹介されています。

2014年ドラフト1巡目全体2番目指名のタイラー・コレックは、トミー・ジョン手術とそれに続く腕の問題に悩まされていることもあり、この3シーズンの登板は僅かに19イニングで、2018年の成績も15回2/3で11失点となっています。そのためもうプロスペクトとは呼べないと、バリー・ジャクソン氏は述べています。

マイケル・ヒル社長はシーズンを乗り切るためには平均で12名の先発投手を必要としている現状を考えれば、このような若い才能あふれる投手が多くいることは心強いことだと述べています。

チェン・ウェインに2019年は2000万ドル、2020年は2200万ドルを支払うことになるマーリンズですが、抱えているマーケットの規模や収入を考えると、このような契約が再び結ばれる可能性は低いとバリー・ジャクソン氏は述べています。

これらの若い投手の育成に失敗した場合には低迷が長期化することになります。選手育成の手腕が問われることになる、これからの数年となりそうです。

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