マーリンズのロースターはMLBで最もイビツ?露呈した根深い選手層の問題

マイアミ・マーリンズは13勝18敗とイマイチな出だしとなり、そこに追い打ちをかけるようにチェン・ウェイン、エディンソン・ボルケス、マーティン・プラド、ミゲル・ロハスが故障者リストに入りました。

さらに先発投手のマイナー降格なども重なった結果、マーリンズのロースターがMLBで最も奇妙な編成になっていると、CBSスポーツのR.J.アンダーソン氏が記事にしています。

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R.J.アンダーソン氏がまとめたアクティブロースターの編成は以下のとおりとなっています。

POS PLAYERS
先発投手(3) ダン・ストレイリー、トム・コーラー、ホセ・ウレーニャ
リリーフ投手(9) A.J.ラモス、ブラッド・ジーグラー、田澤純一、カイル・バラクロー、デビッド・フェルプス、ダスティン・マゴワン、ニック・ウィットグレン、ハーリン・ガルシア、ブライアン・エリントン
捕手(3) J.T.リアルミュート、A.J.エリス、トマス・テリス
内野手(6) ジャスティン・ボーア、ディー・ゴードン、デレク・ディートリック、アデイニー・エチェバリア、J.T.リドル、テイラー・ムーア
外野手(4) ジャンカルロ・スタントン、クリスチャン・イエリッチ、マーセル・オズナ、イチロー

一般的なアクティブロースターの構成は先発投手が5人、リリーフ投手が7人、野手が13人という構成になっています。しかし、マーリンズの投手陣の編成は先発投手が3人、リリーフ投手が9人という、かなりイビツな構成となっています。

ただ、これは先発投手が必要になったタイミングで、アクティブロースターに加えるための一時的なものではあります。が、メジャー40人枠全体を見ても、イビツで選手層が薄いとR.J.アンダーソン氏は指摘しています。

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R.J.アンダーソン氏は以下のように書いています。

Miami’s 40-man roster is pitching-heavy, evidenced by the fact that they have just three position players on the 40-man who are stationed in the minors, yet most of their arms are current or future relievers.

『マーリンズの40人枠は投手に偏っていて、その40人枠に入っている選手でマイナーに所属している野手は3名だけで、投手の大部分は現在、もしくは将来のリリーフ投手だ。』

現在、マーリンズのアクティブロースターに捕手と野手が13人登録されているのですが、40人枠には他に3人しか野手が登録されていませんので、40人枠は投手が24名、野手が16名という構成になっていることになります。

つまり、メジャーにすぐに昇格させることができる野手が極端に少ない上に、投手もリリーフはたくさんいるものの、先発投手はすぐに昇格できる投手も少ないことになります。

3Aでも先発ローテを組む必要がありますので、先発投手がいないわけではありませんが、40人枠に入っているのはアダム・コンリー、オドリサメル・デスパイネ、ジャスティン・ニコリーノの3人だけです。

ファームの選手層はかなり薄く、ベースボールアメリカ、ベースボールプロスペクタス、MLB公式サイトなど、主要なプロスペクトランキングにおいて、トップ100にランクされているのは1Aの投手であるブラクストン・ギャレットだけです。

年俸総額は2012年以来の1億ドルを超える1億1540万ドルまで増やしたものの、今のところ良い結果にはつながっていません。

故障者の続出で露呈した選手層の薄さとバランスの悪さですが、根本的な問題でもありますので、これを改善するには、余程クリエティブなGMを迎えるか、時間をかけて選手を入れ替えていく必要があります。

短期的にも中長期的にも見通しが明るいとは考えられませんので、新しいオーナーの元で、様々な体制を見直して、大規模な再建モードを選択することも選択肢となりそうなマイアミ・マーリンズです。

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