マーリンズのブルペンはベストの一つになる可能性も!地味なオフの補強もリリーフ陣は充実

マイアミ・マーリンズはホセ・フェルナンデスを事故で失う前から、フェルナンデスに続く2番手クラスの投手が必要とでシーズンオフの補強ポイントになると見られていました。

しかし、エースを失ったことにより先発ローテは限りなく手薄になり、エースらしいエースは存在しない編成となりました。

そのため2017年シーズンにポストシーズンを狙う戦力にするためのハードルは高くなったマイアミ・マーリンズなのですが、予算には制限があり、トレードでエース級を獲得できるだけのファームのプロスペクトも多く抱えていない状態でシーズンオフを迎えました。

そのマイアミ・マーリンズがとった投手陣の補強は以下のとおりとなっています。

  • エディンソン・ボルケス(SP)2年2200万ドル
  • ブラッド・ジーグラー(RP)2年1600万ドル
  • 田澤純一(RP)2年1200万ドル 
  • ジェフ・ロック(SP)1年300万ドル
  • ダスティン・マゴワン(RP)1年175万ドル
  • 先発ローテにはエディンソン・ボルケスとジェフ・ロック、ブルペンにはダイヤモンドバックス在籍時にはクローザーを務めていたブラッド・ジーグラー、レッドソックスでセットアップを務めていた田澤純一を獲得しています。

    先発ローテの補強は心もとないものなのですが、ブルペンに関してはマゴワンと再契約し、セットアップを務めることができる2人の投手を加えて、かなり厚みが増しています。

    そのことについてCBSスポーツのMike Axisa氏が”How the Marlins have quietly built what could be one of baseball’s best bullpens”、マーリンズが静かにメジャーでもベストの一つとなるブルペンを作り上げたと記事で分析しています。

    Mike Axisa氏はその記事の中で以下のように述べています。

    Volquez will join Adam Conley, Wei-Yin Chen, and Tom Koehler in the Opening Day rotation. Locke figures to compete with youngsters like Jose Urena and Justin Nicolino for the fifth starter’s spot. David Phelps could be in the rotation mix too. There’s no reason not to bring him to spring training as a starter and see what happens, you know?
    On paper, the Marlins rotation is underwhelming and probably not enough to compete with the Mets and Nationals in the NL East. Miami has attempted to compensate for the thin starting staff by building a deep bullpen, which is a fairly common practice these days. You can thank the 2014-15 Royals for that.

    マーリンズの先発ローテはエディンソン・ボルケス、アダム・コンリー、チェン・ウェイン、トム・コーラーの4人に加えて、5番手をホセ・ウレーニャ、ジャスティン・ニコリーノらの若い投手と、リリーフとして好成績を残したデビッド・フェルプスらによって争われることになると予想しています。

    この記事では名前が出ていないのですが、ジェフ・ロックはパイレーツ時代に110試合も先発するなどキャリアも豊富なため、実際にはこのロックを加えた面々であらそうことになると予想されます。

    どちらにしてもこの先発ローテは心もとない編成で、強力なローテを持つメッツやナショナルズからは大きく見劣りします。それは理解した上でマーリンズはブルペンの厚みを増すことで弱い先発ローテを補う方法を選んだとMike Axisa氏は述べています。

    この方法は2014年と2015年のロイヤルズで有効であることが実証されていますし、それを模倣した2016年のヤンキースでも一定の成果を上げています。

    マーリンズの補強の資金配分を見ればブルペンに力を入れていることは確実で、ロイヤルズと同様のアプローチをとっていると考えて良さそうです。

    この補強の結果、マイアミ・マーリンズは田澤純一がブルペンの4番手になる強力な編成となったとして以下のような数字を紹介しています。

    Marlins Bullpen20170116

    デビッド・フェルプスを先発ローテにまわす必要がなくなった場合には、クローザーのA.J.ラモス(64回/防御率2.81)の前に、カイル・バラクロー(72.2回/防御率2.85)、ブラッド・ジーグラー(68回/防御率2.25)、デビッド・フェルプス(62.1回/防御率2.31)というセットアップクラスの投手3人を並べることができます。

    そして2016年は低迷したものの打者有利の本拠地フェンウェイパークから投手有利のマーリンズパークに代わりますし、打者有利の球場が多い上に、オリオールズ、ブルージェイズなど強力な打線も揃うア・リーグ東地区から離れることにもなるため、田澤純一も成績が改善される可能性が十分にあります。

    どちらにしてもフェルプスがブルペンに回った場合には田澤純一はブルペンでも5番手のミドルリリーフとなりますので、マーリンズのブルペンはかなりの厚みを持っていると言えそうです。

    Mike Axisa氏は先発ローテが試合を壊さずに、打線が点をとって接戦に持ち込んでいないと、強力なブルペンがチームの成績にそのままつながるわけではないではないと指摘はするものの、メジャーでも屈指のブルペンになる可能性があると評価しています。

    打線が655点しか奪えず両リーグ27位に沈んだこともポストシーズンを逃す原因となったため、ジャンカルロ・スタントンが主砲として働いてくれるかどうかもポイントとなるマーリンズですが、とともに注目したいブルペンのパフォーマンスとなりそうです。

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