マーリンズがマイケル・モースを獲得!オフの積極的な補強で戦力が充実のマーリンズ

Miami Marlins Top Catch

ジャンカルロ・スタントンとの巨額の契約延長から始まり、積極的な補強を続けているマイアミ・マーリンズですが、残る補強ポイントであった一塁手の獲得に成功しました。

サンフランシスコ・ジャイアンツからFAtなっていたマイケル・モースと2年1600万ドル(18億6,400万円)で合意したと複数のメディアが報じています。

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懸案事項だった一塁手の補強に成功したマーリンズ

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マイケル・モースの年度別成績と通算成績は以下の表のとおりとなっています。

Michael Morse Stats 2014

2011年に打率.303/本塁打31/打点95/出塁率.360/長打率.550/OPS.910と活躍し、2012年は打率.291/本塁打18/打点62/出塁率.321/長打率.470/OPS.791とまずまずでしたが、2013年は打率.215/出塁率/.270/長打率.381と低迷しました。

しかし、2014年は終盤に故障があったものの、打率.279/本塁打16/打点61/出塁率.336/長打率.475と打者が不利なAT&Tパークを本拠地としながら、数字を戻してきました。

そのマイケル・モースに一塁手を補強ポイントとしていたマーリンズが積極的に働きかけたことになります。

2014年のマーリンズは一塁手をギャレット・ジョーンズが務めて打率.246/本塁打15/打点53/OPS.720でした。しかし、左投手に対して打率.221/出塁率.274/長打率.265と弱く、守備では規定試合数に到達した1塁手としては最多の13失策で、守備率.988は18名中最下位となるなど、攻守の両面で問題を抱えていました。

そのためマーリンズは一塁手としてフルタイムで起用できる選手を探していて、レッドソックスのアレン・クレイグをトレードで獲得する可能性があるとも見られていました。

しかし、このマイケル・モースの獲得で、その問題も解消すると同時に、1年後にFAとなるギャレット・ジョーンズをトレード要員とすることも可能になりました。

ギャレット・ジョーンズは、守備には不安がありますが、パイレーツ時代には27本塁打を打つなど、年間で20本前後は打てる力があるため、指名打者で起用できるア・リーグのチームに関心を持たれるのではないかと、FOXスポーツなどのメディアは予想しています。

オフの補強で2015年に勝負できる戦力が整いつつあるマーリンズ

マーリンズはこのオフの補強で、以下のような選手を獲得しています。

  1. アーロン・クロウ(防4.12/3SV/WHIP1.29)をKCからトレードで獲得
  2. ダン・ジェニングス(防1.34/3HLD/WHIP1.54)をCHWからトレードで獲得
  3. マット・レイトス(防3.25/5勝5敗/WHIP1.15)をCINからトレードで獲得
  4. ダン・ヘイレン(防4.02/13勝11敗/WHIP1.18)をLADからトレードで獲得
  5. ディー・ゴードン(率.289/出塁.326/盗塁64)をLADからトレードで獲得
  6. FAのマイケル・モースを獲得

このトレードのうち、ダン・ヘイレンの1000万ドルとディー・ゴードンの250万ドルはドジャースが負担することになっています。

ダン・ヘイレンは南カリフォルニア以外のチームへトレードされた場合には引退すると話していて、現在も検討中です。マーリンズはチームで投げてほしいものの、引退させるくらいなら、再度、南カリフォルニアのチーム(パドレス/エンゼルス)へトレードすることも検討しているとも報じられています。

仮にダン・ヘイレンが加入しない場合でも、ヘンダーソン・アルバレス(防2.65/12勝7敗/WHIP1.24)、トム・コーラー(防3.81/10勝10敗/WHIP1.30)、ジャレッド・コザート(防3.69/13勝11敗/WHIP1.36)がいるところに、ホセ・フェルナンデスがトミー・ジョン手術から復帰し、2012年と2013年に2年連続14勝のマット・レイトスが健康であれば問題はなくなります。

ただ、ホセ・フェルナンデスが復帰するのがオールスター前と見られるため、ダン・ヘイレンがいればより計算できることは間違いありません。

ダン・ヘイレンの決断次第では、さらにトレードの動きが起きると予想されるため、その点は今後も注目したいポイントです。

右に偏ってはいるものの中軸に厚みが生まれることに

マイケル・モースを獲得したことで予想される2015年のマーリンズ打線は以下のとおりとなります。

  1. ディー・ゴードン(2B):率.289/出塁率.326/盗塁64
  2. クリスチャン・イエリッチ(LF):率.284/点54/出塁.362/盗塁21
  3. ジャンカルロ・スタントン(RF):率.288/本37/点105/長打.555
  4. マイケル・モース(1B):率.279/本16/点61/長打.475
  5. ケーシー・マギー(3B):率.287/本4/点76/長打.357
  6. マーセル・オズナ:率.269/本23/点85/長打.455
  7. ジャロッド・サルタラマッキア(C):率.220/本11/点44/出塁.320
  8. アデイニー・エチェバリア(SS):率.276/点34/出塁.308/盗塁7
  9. 投手

 
ジャンカルロ・スタントンの後の打つ打者が重要になるのですが、モース、マギー、オズナと並び厚みが出ましたので、スタントンを守る意味でも効果が期待できるマイケル・モースの獲得です。

シーズンオフ当初はアダム・ラローシュの獲得に動いたものの、ホワイトソックスに競り負けてしまいました。ゴードンとイエリッチ以外は右打者ばかりのため、一塁を守れる左打ちの長距離砲であるアダム・ラローシュは最適でした。

ただ、現状のFA市場で残る攻撃力のある一塁手は乏しかったため、その中では最善の補強だったと考えられます。

今後の動向は?

リリーフはクローザーにスティーブ・シシェック(防3.17/39SV/WHIP1.21)、セットアップにブライアン・モリス(防1.82/WHIP1.27)、A.J.ラモス(防2.11/WHIP1.23)といて、さらにマイク・ダン(防3.16/WHIP1.21)、サム・ダイソン(防2.14/WHIP1.33)と揃っています。

トレードでクリス・ハッチャーやダン・ジェニングスで失いましたが、アーロン・クロウ(防4.12/3SV/WHIP1.29)らのトレードでの獲得により、ある程度は補える状態となっています。

ダン・ヘイレンの加入が決定した場合には、戦力的にはひと通り揃ったと考えられるため、今後は先発ローテ、ブルペン、野手のバックアップ要員程度の小幅な補強となりそうです。

マイアミ・マーリンズが2015年のナ・リーグ東地区で侮れない存在になっていることは間違いありません。