SFジャイアンツがマーク・マランソンと4年6200万ドルで合意!クローザー史上最高額の契約の内容は?

San Francisco Top Catch

サンフランシスコ・ジャイアンツのシーズンの終わりは、2016年ずっと課題となっていたブルペンの崩壊によって訪れました。

様々な要素が積み重なっての結果ではありましたが、テコ入れが必要なエリアであることはより明確になってシーズンオフを迎えたサンフランシスコ・ジャイアンツでした。

そのサンフランシスコ・ジャイアンツがナショナルズからFAとなったマーク・マランソンと4年6200万ドルというリリーフ投手、クローザー史上最高額で合意しました。

マーク・マランソンは2016年シーズン途中にパイレーツからナショナルズにトレード移籍しましたが、その2球団で75試合71回1/3を投げて防御率1.64/奪三振65/WHIP0.90という素晴らしい成績を残しました。

また2013年から2016年の4年間の成績でも、297試合290イニングを投げて、防御率1.80/147セーブ/奪三振268/WHIP0.91というハイレベルの安定した成績で、メジャーを代表するクローザーの1人です。

最後の最後まで信頼できるクローザーを獲得できなかったことが敗退の大きな原因となりましたので、このマーク・マランソンの獲得は大きなプラスとなりそうです。

ただ、懸念材料として挙げられるのは奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)が高いタイプではないクローザーであること。

来季は32歳となりますが、4年連続で70試合70イニング以上を連続で投げ続けていることによる勤続疲労によるパフォーマンスの低下と故障のリスクが低くはないことです。

奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は2016年が8.2、直近の4年間トータルでは8.3と悪くはないのですが、現在のトップクラスのクローザーからすると見劣りする数字です。

三振でアウトをとれるということは、味方の守備に依存せずに相手を封じ込めることができますし、エラーなどのリスクを回避することができます。

マーク・マランソンに関しては、その点で高く評価しないチームもあったのですが、サンフランシスコ・ジャイアンツは4年6200万ドルというリリーフ投手としての史上最高額で契約していますので、そのあたりは大きな問題ではないと考えているようです。

このマーク・マランソンの契約は年平均でマリアノ・リベラ、総額でジョナサン・パペルボンを上回り、どちらもクローザー史上最高額となっています。

年平均ではマリアノ・リベラの1500万ドル、総額ではジョナサン・パペルボンの5000万ドルが最高額だったのですが、マーク・マランソンは年平均で1550万ドル、総額は6200万ドルと両方共に史上最高額となりました。

ただ、この契約の支払いは均等分割ではありません。

サンフランシスコ・クロニクルの”Giants sign Melancon: ‘lockdown guy for the ninth’”の記事によると契約の内訳は以下のとおりとなっています。

Melancon, who turns 32 in March, will receive a $20 million signing bonus ($12 million up front, the rest due after the contract) with salaries of $4 million in 2017, $10 million in 2018 and $14 million in both 2019 and 2020.

契約金が2000万ドル、年俸が4000万ドルという割り振りで、2017年の年俸が400万ドル、2018年が1000万ドル、2019年と2020年がともに1400万ドルになるとのことです。

契約金2000万ドルのうち1200万ドルは契約時、すなわち2017年に支払われるようですが、残りの800万ドルは契約が終了した後に、分割で支払われることになるようです。

そのため実際には2017年は1600万ドルをマーク・マランソンは受け取ることになります。

またこの契約には付帯条件として「全球団へのトレード拒否権」さらに「2018年シーズン終了後に契約を破棄してFAを選択できるオプション」が含まれています。

つまりサンフランシスコ・ジャイアンツは最低でも契約金2000万ドル、2017年の400万ドル、2018年の1000万ドルの合計3400万ドルを負担することが確定したことになります。

この契約によりサンフランシスコ・ジャイアンツの来季の年俸総額は約1億8400万ドルに到達する見込みとなりました。

ぜいたく税の基準が2016年の1億8900万ドルから1億9500万ドルに設定されましたので、多少の余裕が残ってはいますが、シーズン中の補強も考慮するとあまり大きな予算は残っていないと考えられます。

そのためサンフランシスコ・クロニクルも以下のように伝えています。

For now, the Giants don’t seem willing to add more relievers or an expensive outfielder, but the market tends to change over the winter, and if players become available at the right price, the Giants would be open-minded.

「差し当たりジャイアンツはさらにリリーフ投手を獲得したり、値段の高い外野手を獲得するようなつもりはないようだ。しかし、シーズンオフの間に市場が変化し、適正な価格で選手を獲得することが可能であれば、それに対して扉を閉じることはないだろう」

ただ、マランソンを加えても、セットアップマンがハンター・ストリックランドとウィル・スミスの両投手という布陣で強力とは言い難い状態ではあります。

ファームからの選手の育成を選ぶのか、それとも計算できるセットアップマンの補強を模索するのか、今後の動きが注目されます。

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