マリナーズのウインターミーティングの展望は?MLB公式サイトが現状と今後の動向を分析

Seattle Mariners Top Catch

シアトル・マリナーズは大谷翔平の争奪戦のファイナリストである7球団の一つとして残っています。

ジェリー・ディポトGMは早々に大谷翔平の獲得に全力を傾けることを表明していましたので、今もそこが最大の焦点となっていることは間違いありません。

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このような状況を考えると、他の動きが鈍くなる可能性も考えられるのですが、そうはならないだろうとMLB公式サイトのグレッグ・ジョンズ氏は予想しています。

MLB公式サイトの“Meetings more than just Ohtani for Mariners”からの引用です。

With the Winter Meetings looming next week in Florida, Mariners general manager Jerry Dipoto and his crew remain focused largely on their top target, Japanese two-way star Shohei Ohtani.

But Dipoto has proven plenty capable of multi-tasking, and the Mariners still have a few non-Ohtani needs on their winter wish list, so don’t be surprised if Seattle again is in the midst of some of the wheeling and dealing when the front-office folks from all 30 MLB teams gather along with players’ agents and other baseball officials for the four-day conference in Lake Buena Vista, Fla.

トップターゲットである大谷翔平の獲得に、ジェリー・ディポトGMとフロントオフィスのスタッフの大部分のエネルギーが注がれているとジョンズ氏は述べます。

さらに「しかし、ディポトGMは同時に多くのタスクをこなせることを、これまでにも証明してきているし、マリナーズは大谷以外にも埋めるべき補強ポイントがあるため、ウインターミーティングで多くの動きがあっても驚いてはいけない」と、活発な動きがあることを予想しています。

この後ジョンズ氏はマリナーズの抱えている選手の契約の状況と年俸総額、補強ポイント、トレードの交換要員にできるメジャーレベルとマイナーレベルの選手など多岐にわたる内容を整理し、分析しています。

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以下はそのジョンズ氏による分析の要約です。

1. 補強ポイント

外野手:ミッチ・ハニガー、ベン・ギャメル、ギレルモ・エレディアの3人が残っていて、ハニガーとエレディアはセンターを守ることができるので、必ずしもセンターフィルダーである必要はないとディポトGMは話す。しかし、センターを守ることができる選手のほうを好むと考えられ、獲得に動いているとされるジョン・ジェイはそれに合致する。

先発ローテ:シーズン中にマイク・リーク、エラスモ・ラミレス、マルコ・ゴンザレスを獲得し、ジェームズ・パクストン、フェリックス・ヘルナンデス、アリエル・ミランダ、アンドリュー・ムーアがいるためコマがないわけではない。しかし、ディポトGMは質の高い投手を加えることを望んでいて、大谷翔平はこれに合致する選手。

ブルペン:ディポトGMは少なくとも1人は投手を獲得することを明言していて、先発ローテが難しければブルペンで動くことになる。先発投手とクローザー・セットアップまでの複数イニングを投げることができる投手が必要。エミリオ・パガン、チアゴ・ビエイラらをトレードし、シェイ・シモンズをノンテンダーとしているため層が薄くなっている。

2. トレードの交換要員

マルコ・ゴンザレス(SP):マイナーの降格オプションが残っていない。マリナーズは高く能力を評価しているものの、現時点では先発ローテに枠はなく、ブルペンでも役割が見つからなければ放出も。

エラスモ・ラミレス(SP)質の高い先発投手を1人獲得できれば、ローテ枠から外れる可能性が高い。ゴンザレスと同様にマイナーの降格オプションが残っていない。ブルペンもこなせる投手だが、そのことがトレード交渉の際のアピールポイントになるとマリナーズは考えるかもしれない。

テイラー・モッター(UT)ウェーバーでユーティリティのアンドリュー・ロマインを獲得し、105万ドルの契約を結んでいることを考えると、モッターの立場は良くない。マイナーへのオプションが残っているものの、トレードに交換要員となる可能性も。

ダニエル・ボーゲルバック(1B)一塁にトレードでリオン・ヒーリーを獲得し、指名打者にはネルソン・クルーズがいるため、3Aで結果を残しているもののポジションがない。ここに大谷翔平が加われば、さらに立場は厳しくなる。

トッププロスペクト:カイル・ルイスがマリナーズのファームでNO.1評価を得ている。チーム内でトップ4にランクされているのは、過去3年間の1巡目、2巡目指名されている選手。しかし、ディポトGMは就任したあとの2年間でプロスペクトを放出することをためらわなかった。

3. ルール5ドラフト

マリナーズの40人枠には35人しかいないためルール5ドラフトに参加できる。しかし、その順位は14番目のため、25人枠に入れることができるような質の高い選手を獲得できる可能性は低い。この2年間でディポトGMはルール5ドラフトで選手を獲得していない。

4. 削減の対象となる可能性がある長期契約

2018年にロビンソン・カノ、カイル・シーガー、フェリックス・ヘルナンデス、ネルソン・クルーズ、マイク・リークの5人に9400万ドルが費やされるが、放出することができない選手ばかり。
そのため年俸調停権を有している選手などを放出して補強資金を増やす可能性はある。エラスモ・ラミレス(年俸調停:450万ドル前後)が有力候補に。デビッド・フェルプス(年俸調停:500万ドル前後)、マーク・ゼプチンスキー(契約:550万ドル)も同様の立場だが、ブルペンで重要な役割を期待されているため難しい。

5. 年俸総額の現状

カイル・シーガーが800万ドルから1900万ドルに上昇し、マイク・リークは1700万ドルのうち600万ドルをカージナルスが負担。
しかし、岩隈久志、ヨバニ・ガヤルド、ドリュー・スマイリー、スティーブ・シシェック、ダニー・バレンシア、レオニス・マーティン、カルロス・ルイーズが予算から外れたため、4500万ドルが削減される。
しかし、デビッド・フェルプスやエラスモ・ラミレスに加えて、マイク・ズニーノ、ジェームズ・パクストンらも年俸が上昇するため、年俸総額は1億3900万ドルに。昨年の開幕時よりも1600万ドル少ない状態で、さらにジョン・スタントンCEOは年俸総額を増やすことに前向きな姿勢を示している。

そのため外野手と投手の両方を補強できるだろうとグレッグ・ジョンズ氏は予想しています。

非常に重要になるのが大谷翔平の獲得の成否です。これに成功できれば一塁のリオン・ヒーリーと同様にメジャー最低年俸で先発ローテを補強できることになり、外野手で大物を狙うことも可能です。

まずは大谷翔平との交渉が最大の焦点で、今後のマリナーズの補強の方向性に大きく影響を与えることになります。

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