マリナーズの「現実的な」補強ターゲットは?MLB公式サイト記者が予想

シアトル・マリナーズは60勝40敗と勝率6割をキープしているものの、直近14試合では5勝9敗と失速気味で、急浮上してきたアスレチックスに2.5ゲーム差まで迫られています。

エースのジェームズ・パクストンが故障者リストに入ったり、打線が上手く機能しなかったりと、様々な要素が絡み合っての停滞ですが、残り2ヶ月の争いを制するためには、テコ入れが必要な状況となっています。

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マリナーズの先発ローテ補強のターゲットは?

残り1週間の補強の成否が2001年以来のポストシーズン進出を左右しそうな気配なのですが、アレックス・コロメ、デナード・スパンを獲得した後は、具体化するには至っていません。

先発投手、しかもフロントスタータークラスの補強が望ましいのですが、様々な制約があり、それを実現するのは簡単ではありません。

そのマリナーズにとって「現実的な」補強のターゲットについて、MLB公式サイトのグレッグ・ジョンズ氏がファンからの質問に答える形式の記事で予想しています。

7月31日のウェーバー公示なしのトレード期限前に、マリナーズが先発ローテを強化するための「現実的な補強ターゲット」についての質問に以下のように答えています。

A couple of names that keep popping up are Cole Hamels from the Rangers, Chris Archer and Nathan Eovaldi of the Rays and Matt Harvey of the Reds. For what it’s worth, the Mariners were one of six teams with scouts at the Rangers game on Monday — along with the Yankees, Phillies, Red Sox, Braves and Indians — to see Hamels pitch, though they also could have been checking in on lefty reliever Jake Diekman and righty closer Keone Kela.

レンジャーズのコール・ハメルズ、レイズのクリス・アーチャーとネイサン・イオバルディ、レッズのマット・ハービーなどが、マリナーズの補強候補としてメディアで報じられてきました。

そのことにジョンズ氏はふれた後、マリナーズはヤンキース、フィリーズ、レッドソックス、ブレーブス、インディアンスらと同様に月曜日のコール・ハメルズの登板をスカウティングをしていたことを伝えています。

またマリナーズはコール・ハメルズだけではなく、左のリリーバーであるジェイク・ディエクマン、右のクローザーであるキーオン・ケラにも関心を示し、調査を続けているようです。

コール・ハメルズの年俸は2350万ドルと高額なため、トレード期限前の移籍でも700万ドル程度の負担が必要になると見込まれています。ただ、マリナーズはロビンソン・カノが出場停止処分を受けたことによって浮いた金額あります。

デナード・スパン、アレックス・コロメらを獲得したことで、予算枠は減ったのですが、それでもなお700万ドル程度が残っているためコール・ハメルズの年俸を吸収できます。

コール・ハメルズに関心を示す球団が少なくなり、トレード相手を見つけることにレンジャーズが苦労しているとも伝えられていますので、比較的小さい代償で獲得できる可能性があります。

金銭面では3年2750万ドルのクリス・アーチャーの方がリーズナブルですが、残念ながらマリナーズはレイズが納得するだけの交換要員を用意するのは難しいファームの状態です。

マット・ハービーは今季限りでFAとなり、金銭負担もMLB最低年俸の残りを負担するだけにとどまるため、予算的には一番フィットする投手です。ただ、レッズ移籍後は好調だったものお、直近の試合で炎上してしまったことが不安材料とはなります。

MLBでは7月31日が「ウェーバー公示なし」のトレード期限となりますが、8月31日がウェーバー公示を経てのトレード期限となります。

ウェーバーをクリアした後は、全球団とのトレード交渉が可能になります。一般的に高額年俸の選手はウェーバーをクリアする確率が高く、昨年もマリナーズはマイク・リークを獲得しています。

さらに一塁手のヨンダー・アロンソ、捕手のマイク・マージャマ、リリーフ投手のライアン・ガートンなども昨年の8月には獲得していますし、2016年の8月にはベン・ギャメル、アルキメデス・カミネロ、パット・ベンディットなどをトレードで獲得しています。

グレッグ・ジョンズ氏は「8月のほうがトレードを成立させることが難しくなるが、不可能ではないので、そのタイミングでも補強の可能性はあると予想しています。

息切れ気味のマリナーズですが、ジェリー・ディポトGMが、もう一度上昇気流に乗れるような補強を行うことができるのかどうか注目されます。

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