マリナーズはクリス・テイラーをトレードで放出!かつてのトッププロスペクトをドジャースから獲得

Seattle Mariners Top Catch

エースのフェリックス・ヘルナンデスに加えて、ウェイド・マイリーも故障者リストにはいり、タイファン・ウォーカーも足を痛めてMRI検査のためシアトルに戻るなど、苦境に立たされているマリナーズです。

そのマリナーズが遊撃、二塁を守れる内野のユーティリティプレイヤーであるクリス・テイラーを放出し、3Aのマイナーリーガーであるザック・リーをトレードで獲得しました。

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1巡目指名でかつてのトッププロスペクトを獲得したマリナーズ

マリナーズのここ数年は遊撃手を固定できないことが悩みでした。ニック・フランクリン、ブラッド・ミラーがそのポジションを争いミラーが勝ち、クリス・テイラーが頭角を表したたため、ニック・フランクリンはレイズにトレードされました。

しかし、ポジションを勝ち取ったはずのミラーは守備面でイマイチで、打撃を活かすため外野にも挑戦したものの、クリス・テイラーに加えてケーテル・マルテが台頭したことにより、ブラッド・ミラーもレイズにトレードとなりました。

2016年はケーテル・マルテがしっかりとレギュラーを確定できるパフォーマンスを見せ、トレードで獲得したルイス・サーディナスがクリス・テイラーと同様に内野のユーティリティプレイヤーであるため、マリナーズでのポジションがなくなりつつあるクリス・テイラーでした。

ただ、クリス・テイラーはメジャーでは結果を残せなかったものの、今年の3Aでは63試合で打率.312/出塁率.387/長打率.457/OPS.845と結果を残していました。

クリス・テイラーを獲得したドジャースですが、その内野にショートにコーリー・シーガーがいて、内野のユーティリティプレイヤーでもあるジャスティン・ターナーが三塁、二塁にはチェイス・アトリーがいて、ユーティリティプレイヤーとしてハウィー・ケンドリック、エンリケ・ヘルナンデスがいます。

そのためさしあたってどうしても必要な選手とまでは言えないのですが、ジャスティン・ターナーとチェイス・アトリーの2人がともに今シーズン終了後にFAとなりますので、来期以降も見据えてクリス・テイラーを獲得したと言えそうです。

マリナーズが獲得したザック・リーはかつてはトッププロスペクトとして高く評価されていた24歳の右腕投手です。

2010年MLBドラフト1巡目28番目にドジャースから指名されてプロ入りするなど高い評価を受けていました。

プロ入り後も各メディアのプロスペクトランキングでも高い評価を受けていました。

ベースボールアメリカは2011年にMLB全体で89番目、2012年に62番目、2014年に95番目、MLB公式サイトは2012年に45番目、2013年に78番目、2014年に63番目、ベースボールプロスペクタスでは2011年に54番目、2012年に70番目、2013年に87番目、2014年に84番目とMLB全体でもトップ100に入る評価を受け続けていました。

しかし、2014年に3Aで150.1回を投げて防御率5.39/7勝13敗/奪三振97/WHIP1.54と苦しんだことで評価を下げました。

それでも2015年には3Aで113.1回を投げて防御率2.70/11勝6敗/奪三振81/WHIP1.11と結果を残しドジャースのマイナーリーグ・ピッチャー・オブ・ザ・イヤーに輝き、1試合だけではありましたがメジャーでも登板の機会が与えられました。

しかし、その1試合の先発では4.2回で7失点と打ち込まれ、その後は昇格できていませんでした。。

今年の3Aでは73.2回で防御率4.89/7勝5敗/奪三振57と褒められた数字ではないものの、極端に打者有利なパシフィックコーストリーグでプレーしているので、実際にはもう少し良い数字を残せる投手だと考えられています。

ベースボールアメリカの最新の評価ではトップスターターには厳しいものの、バックエンドスターターにはなれると評価されています。

マリナーズはファームのプロスペクトの層が薄く、チーム内でNO.2の評価を受けていたエドウィン・ディアスはすでにメジャー昇格したもののブルペンで起用されています。

そしてその後の投手は2A以下に所属する段階で、先発ローテがコマ不足の状況でも、メジャーですぐに試せるような先発投手が見当たりませんでした。

そのためポジションがないクリス・テイラーを交換要員として、成績はあまり良くはないもののポテンシャルが高く、メジャーでもすぐに試せるレベルのザック・リーを獲得したと考えられます。

シーズン当初の勢いが失われつつあるマリナーズにとって、これ以上の急落を避ける一手となることが期待されるザック・リーです。

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