イチローとマリナーズがメジャー契約へ!その背景にあるものとは

Seattle Mariners Top Catch

シアトル・マリナーズのジェリー・ディポトGMは、ロースターを運動能力が高く、スピードに優れる若い選手に入れ替えることに注力してきました。

2017-18シーズンオフも同様の方針を継続し、早々にディー・ゴードンを獲得するなどしてロースターの編成を終えていました。

そのためFA市場に出ていたイチローに対しては、「リスペクト」はするものの「ロースターの枠がない」「フィットするポジションがない」ということで交渉が本格化しませんでした。

しかし、そのマリナーズとイチローがメジャー契約で合意間近であることが伝えられています。

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なぜマリナーズの方針が変わったのか?

以下はUSAトゥデイのボブ・ナイチンゲール氏のツイートです。

「マリナーズとイチローが1年のメジャー契約で合意間近」であることが伝えられています。

この動きがヒートアップしたのが、ごく最近のことであることをESPNのジェリー・クラスニック氏が伝えています。

クラスニック氏もマイナー契約ではなく、メジャー契約での合意間近で、完全に成立するのは現地の3月5日もしくは3月6日になることが伝えられています。

そしてクラスニック氏は、ベン・ギャメルが脇腹を痛めたことが判明した、ここ数日の間に交渉がヒートアップしたと伝えています。

スプリングトレーニングが始まった時点での、マリナーズの2018年の外野手の基本的な編成は以下のとおりでした。

  • レフト:ベン・ギャメル
  • センター:ディー・ゴードン
  • ライト:ミッチ・ハニガー
  • 控え:ギジェルモ・エレディア
  • 指名打者兼控え:ネルソン・クルーズ
  • 3A:キャメロン・パーキンス
  • 3A:ジュニオール・レイク
  • マイナー契約:カーク・ニューエンハイス
  • 2A:ブレイデン・ビショップ

セカンドからセンターにコンバートされることになったディー・ゴードンは、今のところ運動能力と守備センスの高さを活かして、しっかりと役割をはたすことができています。

しかし、MLB公式サイトのグレッグ・ジョンズ氏によると、脇腹を痛めたベン・ギャメルは4週間から6週間の離脱が濃厚で、復帰が4月末にずれ込む可能性が高まっています。

その前にはミッチ・ハニガーが右手を痛めてしまって離脱し、まだ試合でプレーすることができていません。先週の金曜日(3月2日)にバットを使った練習を再開していますが、調整が遅れていることは間違いありません。

4番目の外野手としてロースター入りが想定されていたギジェルモ・エレディアですが、昨年の10月に右肩の手術を受けてからの復帰となります。4番目の外野手であれば大きな負荷はかかりませんが、ベン・ギャメルとミッチ・ハニガーの体に不安がありますので、そうもいかなくなってしまいました。

こういった事態にそなえて、マリナーズはマイナー契約でカーク・ニューエンハイスを獲得していました。メジャー通算6年で414試合に出場し、打率.221/出塁率.311/長打率.384という成績で、控え以上の期待はできない30歳の選手ですが、保険としての役割が期待されていました。

しかし、そのカーク・ニューエンハイスはハムストリングを痛めて、こちらもプレーができない状態となっています。

そのためディー・ゴードン、ギジェルモ・エレディアの後は、指名打者で起用したいネルソン・クルーズ、メジャー通算で223試合の経験があるジュニオール・レイク、同42試合のキャメロン・パーキンスが続くような有様でした。

このように外野手の選手層が極端に薄くなってしまったことが、マリナーズがイチローとの交渉を本格化させることを後押ししています。

イチローがメジャー契約を手にできるのは朗報です。ただ、ミッチ・ハニガーとベン・ギャメルが揃うことになる4月末には、4番目の外野手として想定されているギジェルモ・エレディアに競り勝ってロースターの枠をキープすることが必要となりますので、安泰というわけでもありません。

それでもマイナー契約で招待選手という立場よりは、遥かに有利な位置を勝ち取ることにはなります。後は結果で選手としての価値を証明することが、メジャーでプレーし続けるためには必要となります。

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