マリナーズは一塁手のアダム・リンドをブルワーズから獲得!3人のマイナーリーガーが交換要員に

Seattle Mariners Top Catch

このシーズンオフのマリナーズはマーク・トランボとローガン・モリソンの一塁を守れる2人、更には3Aのプロスペクトで一塁を守っていたパトリック・キブルハンをトレードに出しました。

そのため一旦は40人枠に一塁を守れる選手がヘスス・モンテロだけとなってしまったマリナーズです。

捕手と一塁の両方をスティーブ・クレベンジャーを獲得したもののクリス・アイアネッタと捕手としてコンビを組むための補強で、あくまでも一塁起用がメインではありませんでした。

そのようなロースターの編成だったためジェリー・ディポトGMは一塁手の補強に動くことを示唆していましたが、それがアダム・リンドのトレードでの獲得となりました。

スポンサーリンク

長打力に加えて高い出塁率が魅力のアダム・リンド

アダム・リンドの年度別打撃成績は以下の表のとおりとなっています。

Adam Lind Stats 2015

2015年の打撃成績は打率.277/本塁打20/打点87/出塁率.360/長打率.460/OPS.820とブルワーズで好成績を残しています。

フルシーズンに近い試合数の年は年間20本塁打を打ち続ける長打力のアダム・リンドです。

ブルージェイズのロジャーズ・センターやブルワーズのミラーパークはいずれも打者有利の球場のため、投手有利のセーフコフィールドを本拠地とした場合にはある長打力という面では数字が悪くなることが予想されます。

しかし、ジェリー・ディポトGMが重視する出塁率が高い打者で直近の3年間は.357、.381、.360と推移していています。

出塁率が.350を越えた主力がネルソン・クルーズだけだったマリナーズは本塁打数の割に得点効率が悪かったのですが、その問題を解消するという面でも意味がある補強となりそうです。

ただ、問題は左投手には弱いことで対右投手には打率.293/出塁率.354/長打率.509/OPS.863と良いのですが、左投手となると打率.213/出塁率.259/長打率.327/OPS.586と一気に悪化します。

そのためブラトーンで起用したほうが成績も安定するタイプの選手なのですが、現時点でそのコンビを組むのはヘスス・モンテロとなります。

ヘスス・モンテロもマイナー降格オプションがなくなっていますので、とりあえずはチャンスを与えることになるかもしれません。

ただ、ジャック・ズレンシックGMがトレードで獲得した選手を躊躇なく放出していますので、他の一塁手を獲得できた場合には動かすことも検討するかもしれません。

ローランクの選手3人でアダム・リンドの獲得に成功

今回のトレードでカルロス・ヘレーラ、フレディ・ペラルタ、ダニエル・ミッサキのマイナーリーガー3人を放出しています。

この3人は18歳、19歳、18歳と非常に若い選手で、しかも1Aとルーキーリーグというレベルに所属しているため、マリナーズが2016年に戦力として期待できる選手たちではありませんでした。

またMLB.comのプロスペクトランキングでは、マイナーの層が薄いマリナーズにあってもトップ30に入っていない選手たちです。

プロスペクトをこれ以上失えないほど層が薄いマリナーズにとって、この3人の選手でアダム・リンドを獲得できたのは大きな収穫と言えます。

アダム・リンドの2016年の年俸は800万ドルで、マーク・トランボに予定されていた900万ドル前後よりもやや安くなっています。

また、トランボは非常に出塁率の低い選手でしたし、守備面でも難がありましたが、出塁率と守備面ではアダム・リンドの方が上回りますので、巧みに一塁手のグレードアップをできたと言えるマリナーズです。

一時はマイク・ズニーノなどが交換要員になるのではないかとも噂された中で、出血を少なく打線の強化、守備力の強化ができたと言えるマリナーズのトレード成立となりました。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています