スティーブ・シシェックがマリナーズの2016年シーズンのクローザーに!2年1000万ドル+出来高700万ドルで合意

Seattle Mariners Top Catch

一連のトレードで外野手や先発投手の補強を進めたシアトル・マリナーズですが、その代償は小さくないものでした。

ウェイド・マイリーの獲得ではカーソン・スミス、ネイサン・カーンズの獲得ではダニー・ファーカー、レオニス・マーティンの獲得でトム・ウィルヘルムセンをそれぞれ放出しました。

不安定だった2015年のマリナーズのリリーフ陣の中にあって比較的に安定していた3人の投手を放出したことになり、その時点ではトレードで獲得したホアキン・ベノワがクローザーとなることが有力でした。

しかし、FAとなっていたスティーブ・シシェックと2年1000万ドルで合意し、ジェリー・ディポトGMはシシェックをクローザーとして起用する方針であることを明言しました。

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2015年序盤は不調も後半40試合でバウンスバックしたスティーブ・シシェック

ジェリー・ディポトGMは2015年のシシェックのパフォーマンスが良くなかったことは認めたものの、カージナルズ移籍後には成績を向上させるなどして修正できたこと、そしてその前のパフォーマンスが安定していたことを高く評価し、クローザーに据える方針であることをメディアとのコンファレンスコールで明らかにしています。

スティーブ・シシェックの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Steve Cishek Stats 2015

2013年は69.2回で防御率2.32・34SVでセーブ成功率は94.44%、2014年は65.1回で防御率3.17・39SVでセーブ成功率は90.69%とクローザーとして評価される数字を残しています。

ところが2015年はマーリンズ在籍時に32.0回で防御率4.50・3SVでセーブ成功率は42.86%と低迷しました。そのためクローザーから外れ、シーズン途中にはカージナルスへトレードで移籍しました。

そのカージナルズではリリーフとして23.1回で防御率2.31という成績を残して復調し、シーズン全体では59試合55.1回で防御率3.58・4SVとなりました。

セントルイス・カージナルス移籍後の成績も良いのですが、実はマーリンズでも上り調子だったこともあり、カージナルスが興味を示してトレードで獲得しました。

最初の19試合の登板では防御率6.98と酷い数字ですが、残りのマーリンズとカージナルスの計40試合では防御率1.75と安定した投球を続けています。

シシェック、ファーブッシュ、ベノワがマリナーズのブルペンの要に

スティーブ・シシェックは2015年665万ドルで、2016年は年俸調停により700万ドル以上となることが確実なため、クローザーではない投手に支払う金額として高過ぎるとカージナルスは判断し、契約を提示しないノンテンダーとし、シシェックはFAとなりました。

今回のマリナーズの契約は保証されたベースサラリーで2016年が400万ドル、2017年が600万ドル、そしてそれぞれのシーズンにインセンティブで350万ドルがついています。

そのため2年契約で保証された金額が1000万ドル、最大で1700万ドルになる契約となっています。

クローザーとしてしっかりと活躍すればクローザ価格となり、そうでなければリリーフ投手としての価格にとどまることとなり、マリナーズにとってはリスクを抑えた契約となっています。

ジェリー・ディポトGMの言葉によるとスティーブ・シシェックとともに、左腕のチャーリー・ファーブッシュ(21.2回・防御率2.08)、右腕のホアキン・ベノワ(65.1回・防御率2.34)とともに、マリナーズのブルペンバックエンドを担うことになるようです。

これからも細かい補強は続くようですが、マリナーズの大方の補強はこれで完了したと見られています。

現時点ではシーズン中のトレード期限前に補強に使えるだけの資金も残せていますので、資金面の制約とトレードの手持ちの札が少ない中で、戦えるロースターに作り上げつつあるといえるジェリー・ディポトGMのシーズンオフの動きです。

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