マリナーズもソニー・グレイ争奪戦に参戦か!MLB公式サイトのリポーターが伝える

Seattle Mariners Top Catch

シアトルマリナーズのジェリー・ディポトはGM就任後から2年足らずの間に40を越えるトレードを成立させるなど、最もアクティブなMLB球団幹部となっています。

2017年トレード期限前も、マイアミ・マーリンズのデビッド・フェルプスとカージナルスのマルコ・ゴンサレスを獲得するトレードを成立させるなど、動きは変わらずに活発です。

そのジェリー・ディポトGMが率いるマリナーズが、アスレチックスのソニー・グレイ争奪戦に参戦しているとの情報を、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド氏が伝えています。

記事の冒頭では以下のように書かれています。

The Sonny Gray sweepstakes could have a new entrant: the Seattle Mariners.

A source with knowledge of the team’s thinking suggested that Mariners general manager Jerry Dipoto might be preparing to make a run for the A’s right-hander, who stands as one of the controllable jewels of this year’s non-waiver Trade Deadline.

「マリナーズがソニー・グレイ争奪戦に新たに参戦しているかもしれない。マリナーズのフロントに近い情報筋によると、今年のウェーバー公示なしトレード期限の目玉であるアスレチックスのソニー・グレイ獲得に向けて、ジェリー・ディポトGMが準備しているかもれしない。」と伝えた上で、以下のような情報筋の言葉を引用しています。

“He is going for it these next two years,” the source said, noting that although Seattle’s system is somewhat depleted, Dipoto has shown a willingness to make big moves. “If he is going for it, he might as well go completely in.”

「ディポトGMは、次の2年間は勝負をかけるつもりだ」と情報筋は話し、トレード期限前の補強で、ファームシステムのプロスペクトの層がさらに薄くなったが、さらに大きく動くことをいとわない姿勢をディポトGMは見せていると付け加えています。そしてその情報筋も「もし彼が勝負をかけるつもりなら、争奪戦に参加するほうが良いだろう」と、その姿勢に理解を示しています。

マリナーズは長期契約を結んでいるコアプレイヤーのうち、ネルソン・クルーズが2018年まで、フェリックス・ヘルナンデスが2019年まで契約が残っている状況です。この2人がチームの主力とし残っている間がチャンスではあります。次の2年間も変わらずに勝負をかけるとするなら、2019年までコントロールできるソニー・グレイはマリナーズにフィットします。

ただ、問題なのは大型トレードを成立させるだけの交換要員を提示できるかどうかです。

マリナーズはデビッド・フェルプスの獲得のために、MLB公式サイトがチーム内のNO.6にランクしていたブライアン・ヘルナンデス、NO.16のブランドン・ミラー、NO.22のパブロ・ロペスを失っています。

さらにマルコ・ゴンサレスのトレードでは、チーム内のNO.2プロスペクトだったタイラー・オニールを失っています。

そのため残された有効なトレード要員は数少ないのですが、マーク・フェインサンド氏は以下のように書いています。

Dipoto has said he would only move his top prospects for controllable starting pitching — a description that fits Gray, who is under team control for two more seasons after 2017.
(中略)
To land Gray, Dipoto would likely have to include outfielder Kyle Lewis, the club’s top prospect.
“Obviously, he will trade anything not nailed down,” the source said.

「ディポトGMは、契約が複数年残る先発投手を獲得する時にのみ、トッププロスペクトを交換要員とすると話している。2017年シーズンが終了後も2年間契約が残るグレイは一致する。」と、ディポトGMのトレード方針に合致するとフェインサンドは指摘します。

「そしてグレイを獲得するためには、現在のNO.1プロスペクトであるカイル・ルイスを交換要員に含める必要に迫られるだろう。情報筋は『言うまでもなく、確かなもの以外は何でも彼はトレードに出すだろう」と話している」

マリナーズの最近のトレードでは、1Aや2Aにいた評価の比較的高いプロスペクトを放出して、メジャーに昇格、もしくはそれに近いレベルではあるものの、プロスペクトとして高い評価を得ていなかった選手を獲得するケースが多くありました。

そのため一部のメディアからは「ポテンシャルという成功の見返りは大きいものの、つまずくリスクも高いという選手」ではなく、「ポテンシャルはほどほどでも、確実性の高い選手」を重視したトレードを繰り返していると評されています。

ローレベルのマイナーに所属するプロスペクトは、荒削りで洗練されていなくても、パワーが素晴らしい、スピードが素晴らしい、スイングスピードが速い、肩が強いなど、素材の良さで評価されているケースが多くあります。

そのような選手は、ポテンシャルは高いものの、全体的なバランスの悪さゆえに長所が活かされず、メジャーレベルで通用しない選手に終わってしまうケースも少なくありません。

ジェリー・ディポトGMが、好んで獲得しているのは、ドラフト指名やプロスペクトランクでトップクラスでなくても、マイナーの各レベルでしっかりと結果を残して、ハイレベルのマイナーにステップアップしてきた確実性の高い選手です。

そのため2016年ドラフト1巡目全体11番目指名で、チームのNO.1プロスペクトであるカイル・ルイスを放出する決断をディポトGMが下しても、大きな驚きではありません。

ワイルドカードの可能性はあるものの、フェリックス・ヘルナンデスとジェームズ・パクストン以外計算しにくい先発ローテです。テコ入れがないと大きな浮上も期待しにくいため、ディポトGMが大胆に動く可能性は否定できません。

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