マリナーズのターゲットはベテラン先発投手!トレードでの補強が優先に

Seattle Mariners Top Catch

シアトル・マリナーズはサンフランシスコ・ジャイアンツからクリス・ヘストン投手を獲得して、ジーン・セグラのトレードで失ったタイファン・ウォーカーの抜けて先発ローテを補強しました。

ただ、2015年には活躍したものの2016年はわき腹の故障などもあり、3Aでも今一歩の成績だったことを考えると、層を厚くしたにとどまるトレード補強です。

そのためマリナーズはさらに先発ローテの補強に動いています。

ジェリー・ディポトGMがクリス・ヘストンのトレードについてメディアに話した後に、以下のように付け加えたとタコマニューストリビューンのボブ・ダットン氏が伝えています。

“The rotation is something we will address in some form,” he said. “Whether that’s now or in January or as we get closer to spring training, I don’t know. Our intention is to focus on trades first and use free agency as a backup.”

「先発ローテーションは私たちが何らかのかたちで補強しようと取り組んでいるエリアだ」と話した上で、「それができるのが今すぐなのか、1月なのか、スプリング・トレーニングに近い時期になるのかはわからない。」とタイミングまではわからないとディポトGMは話しています。

そして補強のルートに関しては「最初にトレードで補強を模索し、FAはバックアッププランという方針」であることを明かしています。

FA市場の先発投手がかなり乏しく、その上で、実績と実力以上の金額を出さないとFA市場で獲得できないことを考えれば、ごく自然なことではあります。

そのトレードでの補強を模索する動きはウインターミーティング中にも活発にあったようで、続いてボブ・ダットン氏がその動きについてまとめています。

ダットン氏が伝えるトレードで試みた動きは以下のとおりとなっています。

***Left-hander Scott Kazmir and right-hander Brandon McCarthy of the Los Angeles Dodgers. Both are coming off injury-interrupted seasons and sport significant guaranteed salaries over the next two years.

***Left-hander Drew Pomeranz and right-hander Clay Buchholz of the Boston Red Sox. The Mariners appear to prefer Pomeranz, who might not be available. Boston is eager to unload Buchholz, who is owed $13.5 million for 2017.

***Cincinnati right-hander Anthony DeSclafani, who is also coming off an oblique injury that limited him last season to 20 starts. He is just 26 and isn’t yet eligible for arbitration.

ロサンゼルス・ドジャースのスコット・カズミアー、ブランドン・マッカーシー、ボストン・レッドソックスのドリュー・ポメランツ、クレイ・バックホルツ、シンシナティ・レッズのアンソニー・デスクラファニーの獲得に動いたようです。

このうちカズミアー、マッカーシー、デスクラファニーは故障がらみでフルシーズンを投げれていませんので、トレード市場での価値は下がっています。

その一方でカズミアーは2年3200万ドル、マッカーシーは2年2000万ドルの契約が残っていることが、予算に枠が多く残ってはいないマリナーズにとってネックとなります。

それはレッドソックスのクレイ・バックホルツも同様で1年1350万ドルがネックとなります。

これらの選手は所属チームがどれだけ年俸を負担してくれるかが、トレード成立のポイントとなってきます。

マリナーズとしてはドリュー・ポメランツを好んでいるようですが、レッドソックスは昨年のトレードでかなりの代償を支払っていますし、2018年までチームがコントロールできるため、納得させられる選手を用意できるかは微妙です。

アンソニー・デスクラファニーは来季開幕直後に27歳となる右腕投手で、まだ年俸調停前で4年間チームがコントロールできます。

2015年は184回2/3で防御率4.05、2016年は123回1/3で防御率3.28という成績で、先発ローテの3-4番手クラスと考えられます。

タイファン・ウォーカーをトレードで失い、中期的な観点での先発ローテの人材も手薄になりましたので、その点でもデスクラファニーは魅力となりそうですが、年齢が若く、年俸が安いため、支払う代償もそれなりのものとなりそうです。

ディポトGMは”sure thing”を探していることを認めていて、メジャーでの実績がある程度あるベテラン投手を中心に補強を目指すことになります。

ディポトGMはブルペンの候補には15名程度がいると話すなど、その部分には余剰がありますので、そのあたりを上手く利用して先発投手のトレード補強を目指していくことになりそうです。

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