シアトル・マリナーズがクリス・ヘストンをトレードで獲得!さらなる先発ローテの補強を模索か

Seattle Mariners Top Catch

マリナーズはジーン・セグラをダイヤモンドバックスから獲得することで、懸案事項となっていたショートストップのポジションを埋めることに成功しました。

しかし、その結果、先発ローテの3-4番手を任せるはずだったタイファン・ウォーカーを失うことにもなりました。

トレードが成立した後のマリナーズはタイファン・ウォーカーを失った後、フェリックス・ヘルナンデス、岩隈久志、ジェームズ・パクストン、ネイサン・カーンズ、アリエル・ミランダという編成となっています。

そのため頭数は揃っているのですが、フェリックス・ヘルナンデスは球速の低下が顕著で奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は7.2とメジャー定着後ワーストとなり、防御率3.82とキャリアの中で3番目に悪い数字となりました。

そして岩隈久志はメジャー移籍後自己最多となる16勝を上げたものの防御率4.12、WHIP1.33、奪三振率6.6といずれもワーストの数字で、36歳となる来季に不安が残る状態です。

これまでマリナーズのNO.1-2を務めてきた2人の衰えが懸念される状況だったため、タイファン・ウォーカーとジェームズ・パクストンの若い2人の躍進が期待されていたのですが、ウォーカーを失ったことにより、不安な要素が増えてしまいました。

ジェリー・ディポトGMは、その時点でファームも含めて先発ローテのバックアップはいると話していたものの、レンジャーズ、アストロズといった目下のライバルの戦力を見ても見劣りすることは否定できませんでした。

そのため先発ローテの補強に何かしらのかたちで動くことが予想されていたのですが、まずはサンフランシスコ・ジャイアンツからクリス・ヘストンをトレードで獲得しました。

クリス・ヘストンの交換要員は後日指名ということですが、マイナーのプロスペクトが代償になると予想されています。

クリス・ヘストンは2015年にサンフランシスコ・ジャイアンツの先発ローテーションの一角として177.2回を投げて防御率3.95/奪三振141/WHIP1.31と結果を残しました。

しかし、オフのサンフランシスコ・ジャイアンツのジョニー・クエト、ジェフ・サマージャらを獲得する大型補強により、ブルペンにまわってシーズンを迎えました。

そのブルペンでは4試合5イニングで6失点と結果を残せず、2016年の残りはマイナーでプレーすることになりました。

マイナー降格後は3Aの先発ローテで81回1/3を投げたのですが、防御率4.54/2勝9敗と結果を残せませんでした。

ただ、ジャイアンツ傘下の3Aは極端に打者有利なパシフィックコーストリーグに所属していたことを考慮すれば、悲観するほどの悪さはではありません。

2016年のパシフィックコーストリーグ全体の平均の防御率が4.46で、ヘストンの防御率4.54が極端にひどい数字ではないと考えられるためです。

しかし、先発ローテーションの4番手、5番手を争うレベルに期待しかできないのは否定し難いところで、先発ローテのバックアップの層が厚くなったという補強にとどまります。

そのためジェリー・ディポトGMはさらなる先発ローテの補強を模索しているようです。

FanRag Sportsのジョン・ヘイマン氏によると、マリナーズはセス・スミスをトレードに出そうとしていて、その目的は先発投手補強のための予算の枠を確保するためだと伝えています。

ミッチ・モアランドと合意する前のレッドソックスへのトレードが間近だったとジョン・ヘイマン氏は伝えているのですが、他にも複数球団が興味を示していると報じられています。、

2016年シーズンの最終的なマリナーズの年俸総額は1億5100万ドルで、2017年はそれよりも多少は枠が増えることになるようですが、現時点で来季の年俸総額が1億4500万ドルに達しているため予算が多く残っているわけではありません。

ですが、セス・スミスの700万ドルを減らすことができれば、先発投手を獲得する予算が増えることになりますし、トレードの代償として、3Aレベルの先発投手も獲得できるかもしれません。

アストロズは積極的な補強を続け、レンジャーズも虎視眈々と戦力アップを目指しています。

それらのライバルを押しのけて、2001年以来のポストシーズン進出を目指すマリナーズにとって、セス・スミスのトレードと先発ローテの補強は重要なポイントとなりそうです。

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