マリナーズと岩隈久志が1年契約で合意!2017-18年は条件を満たせば自動更新に

Seattle Mariners Top Catch

ロサンゼルス・ドジャースとの一旦は3年4500万ドルで合意したものの、メディカルチェックによりそれが暗礁に乗り上げるカタチになりました。

そこから急展開で、岩隈久志が古巣であるシアトル・マリナーズと1年契約で合意したようです。

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マリナーズにとって一足早いクリスマスプレゼントに

ジェリー・ディポトGMがフロントオフィスのパーティーで岩隈久志がチームに戻ってくることになったと明かしています。

再契約が、これだけ喜ばれる場所に戻れるのは、メディカルチェックでケチをつけられるカタチになった岩隈久志にとっては喜ばしいことはないでしょうか。

またこれで青木宣親と岩隈久志の2人がマリナーズでともにプレーすることになりましたので、より日本での注目度が高まることは確実となりました。

岩隈久志は元々シアトルに残ることを好んでいましたが、それでもロサンゼルス・ドジャースを選んだ理由は、マリナーズが提示してくれなかった3年目を完全に保証したオファーを提示してくれたためでした。

ジェリー・ディポトGMは2年3000万ドル以上は条件を上積みしないという姿勢を変えなかったため、契約年数を重視していた岩隈久志はドジャースを選択しました。

しかし、メディカルチェックの結果、ドジャースにとって3年目を保証するということは選択肢から無くなってしまい、岩隈久志側にとっても大きな魅力が無くなってしまいました。

その間隙を突いて、シアトル・マリナーズが再び岩隈久志側に働きかけ合意にこぎつけたことになります。

2017年と2018年の契約が更新される詳しい条件は明らかにされていませんが、イニング数や登板試合数などを満たせば、自動的に更新されるオプションが付帯していると考えられています。

ジェリー・ディポトGMは、スティーブ・シシェックとの合意でシーズンオフの大枠の補強は終えたと話していましたが、思わぬかたちで戦力アップに成功しました。

ジェリー・ディポトGMは契約合意をアナウンスする声明文で以下のように述べています。

“We said from the start that Kuma was a priority for us,” Dipoto said in a statement. “Obviously, the developments from the last few days allowed us to get back in the game. It’s a credit to our ownership; to Howard Lincoln, to Kevin Mather, to our entire ownership group that we were able to get aggressive and find a way to bring Kuma back to the Mariners. We’re all thrilled. This is a big move for us.”

以下は内容の要約です。

『私たちは岩隈との再契約がシーズンオフの優先課題と話してきた。ここ数日の動きによって私たちは再び争奪戦に戻ることができるようになった。球団オーナーグループ、ハワード・リンカーン、ケビン・メイザーらの助けによって、私たちはアグレッシブに動くことができ、岩隈をマリナーズに連れ戻すことができた。私たちはとても興奮している。私たちにとって、とても大きな動きとなった。』

これでマリナーズの先発ローテはフェリックス・ヘルナンデス、岩隈久志、ウェイド・マイリーの3人が確定し、残る2枠をタイファン・ウォーカー、ネイサン・カーンズ、ジェームズ・パクストンが争い、ロングリリーフを兼任するマイク・モンゴメリーとビダル・ヌーニョがバックアップを務めることになりそうです。

No.2に不安を抱えていたマリナーズにとって、岩隈久志が戻り、イニングを多くこなせ、元々NO.3タイプとされていたウェイド・マイリーを3番手に据えることができるという理想的なものとなりました。

そしてタイファン・ウォーカー、ジェームズ・パクストン、ネイサン・カーンズの3人は投球イニングの制限をかける意向であることをディポトGMは示していましたので、その問題も整理しやすくなりました。

さらにはヌーニョをブルペンに固定することも可能となったため、リリーフ陣の厚みも増すことになります。

ドジャースが懸念していた岩隈久志の健康面の問題ですが、マリナーズのほうがより詳細なデータを持っていることは間違いありません。

特にメジャー移籍後からの全データを保有している上で、シーズン終了時点で岩隈のチェックも行っています。

その上で、クオリファイング・オファー(1年1580万ドル)を提示し、拒否された後は2年契約ではありましたが、交渉を継続していました。

そのためドジャースが懸念しているような内容は、マリナーズは問題ないものだと捉えていることになります。

8月12日にはノーヒットノーランをするなど、後半にはいり体調面でもパフォーマンスでも良くなっていたのですが、そこにケチをつけられたカタチになった岩隈でした。

しかもクオリファイング・オファーを拒否したことによるドラフト指名権の問題がつきまとっていましたので、素早くマリナーズが動いたことは岩隈側にもありがたいものだったと考えられます。

岩隈久志は現地の12月18日に再契約の会見をシアトルで行う予定となっています。

またこの結果、ロサンゼルス・ドジャースはFAとトレードの両面で積極的な補強に動かざるを得なくなりました。

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