【マリナーズ】打線強化のための補強候補は?地元メディアがリストアップした3選手について

マリナーズのマクレンドン監督は、来季にポストシーズンに進出するためには、得点力アップが課題だと述べ、中軸を担える打者の補強が必要であることを強調しました。

それにたいしてズレンシックGMも補強することを明言し、年俸総額を増やすことに対してGMだけでなく、球団社長も容認する姿勢を明らかにしています。

次に問題となるのは、このオフのFA市場では、そのマリナーズの必要を満たすような選手がいるのか?ということになります。

その補強候補として地元メディアであるタコマ・ニューストリビューンが具体的に可能性がある3名の選手の名前を上げています。

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タコマ・ニューストリビューンが獲得に動く可能性がある3選手をピックアップ

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ニューストリビューンは獲得に動く可能性があると選手として、タイガースからFAとなるビクター・マルティネス(35歳)、ロイヤルズがオプションを持つものの行使しないと予想されるビリー・バトラー(28歳)、ロッキーズからFAとなるマイケル・カダイアー(35歳)です。

このうち、ビリー・バトラーとマイケル・カダイアーについて、シーズン中のトレード期限前にも、マリナーズ獲得の交渉を行ったと伝えられています。

続いて、その3選手に対するニューストリビューンの見解や予想に加えて、2014年のシーズンの成績を加えてまとめていきます。

FA野手でトップ評価を受けることが確実なビクター・マルティネス

ビクター・マルティネスは右投げ両打ちで、タイガースでのポジションはほぼDH専任に近いものでした。

2014年に打率.335/本塁打32/打点103/OPS.974という成績を残し、35歳という年齢による打撃の衰えも感じさせないため、このオフの野手ではトップ5の評価を受けることが確実です。

マクレンドン監督がタイガースでコーチを務めていたため、マルティネスとは個人的なコネクションがあるため、マリナーズのオファーにも耳を傾けるだろうとニューストリビューンは予想しています。

ビクター・マルティネスの年度別成績は以下の表とおりです。

Victor Martinez Creer Stats(2002-2014)

通算で打率3割を超える安定感があり、特に2014年は表面的な数字だけでなく、詳細なスタッツでも素晴らしくマイク・トラウトやジャンカルロ・スタントン、ホセ・バティスタらと遜色がないほどです。

ミゲル・カブレラの後を打てる打者で、がカノとシーガーの間に入れば、強力になることは確実ですが、タイガースをはじめ引く手あまたのため、マリナーズが合意するには、大きい金額を用意する必要がありそうです。

ロイヤルズがオプション行使をしないことが濃厚なビリー・バトラー

ビリー・バトラーは右投げ右打ちのDH/一塁手で、2010年に打率.318/本塁打15/打点78/OPS.857の成績を残し、そのオフに4年(2011-14年)3000万ドル+オプション(2015年1250万ドル)の契約を結んでいます。

2014年の成績が打率.271/本塁打9/打点66/OPS.702と低迷したこともあり、ニューストリビューンをはじめ多くのメディアで、この2015年のオプションは行使されないだろうとと予測ています。

ジェームズ・シールズの1350万ドルも負担が厳しいというロイヤルズの予算規模を考えると、その線が妥当な結論と言えそうです。

ニューストリビューンは、マリナーズは数少ないDH専任の打者を受け入れることができるチームで、ほぼDH専任のビリー・バトラーもフィットすると分析しています。

ビリー・バトラーはファーストも一応守れるのですが、お世辞にもうまいほうではありません。そして現在はDHは主力選手の休養や故障者のために使われることが多いため、DH専門の選手は好まれません。

しかし、マリナーズは若い選手が多く、DHで起用される選手もファーストか外野を守れるタイプが多いため、DH専任の選手を受け入れることができます。

ビリー・バトラーの年度別成績は以下のとおりです。

Billy Butler Career Stats(2007-2014)

2013年と2014年の成績を落ちているのが気になるところですが、そのことによって獲得費用を抑えることができます。

また、スカウトらの分析によると、バットスピードは落ちていないので、環境を変えればバウンスバックするのではないかと、ニューストリビューンは評価しています。

年齢が若いことも魅力で、数年のチーム編成を優先する場合には、ビリー・バトラーが有力な候補となりそうです。

健康であれば高い攻撃力をもつマイケル・カダイアー

マイケル・カダイアーは右投げ右打ちの外野手で、2015年の3月で36歳になります。

ニューストリビューンは、ハムストリングと肩の故障で、2014年は49試合しかプレーできていないものの、190打数で打率.332/本塁打10/打点31/OPS.955という数字を残していること。そしてファースト(DH)と両翼の外野手を守れること。

さらにツインズ時代には、イチローも認める打撃技術を誇るジョー・マウアーと2014年に首位打者となったジャスティン・モルノーという左打者の間を任され続けていた経験があること。

などを理由として、マリナーズのターゲットになるのではないかと予想しています。

カダイアーは、ツインズ時代は外野の両翼だけでなく、セカンド、サード、ファーストを守っていましたが、ロッキーズ移籍後はファーストとライトがポジションとなっています。

ファースト(DH)と両翼の外野手はマリナーズの補強ポイントで、さらに右打ちでカノとシーガーの両左打者の間を打てる4番を探していますので、それらと見事に合致することになります。

マイケル・カダイアーの年度別打撃成績は以下のとおりです。

Michael Cuddyer Career Stats(2001-2014)

打者有利のクアーズ・フィールドが本拠地ではありますが、34歳の2013年も打率.331/本塁打20/打点84/OPS.919を記録しています。

2014年も162試合に換算すると、本塁打33本・打点102となりますし、シーズンの大部分はDLでしたが、復帰した9月も15試合で打率.333/本塁打4/打点12と健在でした。

年俸が高騰することが確実なビクター・マルティネスよりも、マリナーズにとっては現実的な選択肢となりそうです。

なぜネルソン・クルーズは候補にならないのか?

このオフにFAとなる右打ちの外野手となると、多くの人の頭に浮かんでくるのは、オリオールズからFAとなるネルソン・クルーズではないでしょうか?

昨シーズンオフにもマリナーズが交渉を行っているとの情報は度々流れて、一時はまもなく合意するとの情報が流れたこともありましたが、実際には契約していません。

その理由が2014年シーズン終了後にアメリカメディアによって明らかにされています。

一旦は、2014年を年俸750万ドルプラス2015年に900万ドルのオプションで合意したものの、マリナーズのオーナー側が禁止薬物の使用に関わった選手との契約を嫌ったため、ご破算になったとニューストリビューンが伝え、さらにCBSスポーツも報じています。

CBSスポーツによると、実際にはシーズンオフの補強がはじまった時点で、オーナー側が禁止薬物の使用に関わった選手を獲得するなと指示したとのことです。

しかし、契約の内容が良ければ説得できるとチームのフロント側が考えて、一旦はネルソン・クルーズと話を進めたのですが、やはり説得しきれずに、話は流れてしまったとのことです。

クルーズの今年の活躍を考えれば、マリナーズが獲得していた場合には、プレーオフに進出できていたかもしれません。

とにもかくにも、このような経緯があるため、今年もネルソン・クルーズはマリナーズの獲得の候補にはならないと考えられます。

後は、ニューストリビューンはリストアップしなかったものの、すでにレンジャーズがオプションを行使しないことを伝えたアレックス・リオスあたりも、候補になってくると予想されます。

これらの選手に関するマリナーズの動向は、オフの注目ポイントとなりそうです。