マリナーズの2017年開幕ロースターは?地元メディアが現在の動向を分析

Seattle Mariners Top Catch

マリナーズは多くのポジションでレギュラーを抱えています。

セカンドにはロビンソン・カノ、サードにはカイル・シーガー、ショートにはジーン・セグラ、レフトとセンターにはジャロッド・ダイソンとレオニス・マーティン、そしてキャッチャーはマイク・ズニーノがメインで、カルロス・ルイーズがサブという構想は、スプリングトレーニングが始まる前の時点で固まっていました。

また先発ローテーションもフェリックス・ヘルナンデス、岩隈久志、ジェームズ・パクストン、ドリュー・スマイリー、ヨバニ・ガヤルドと5人が固まり、リリーフ陣の編成がどうなるかのかが残るくらいでした。

このように限定された枠を争うだけのスプリングトレーニングではあるのですが、その現状をタコマニューストリビューンのボブ・ダットン氏が分析しています。

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開幕ロースター争いで注目された7つの争いの結末は?

ボブ・ダットン氏はスプリングトレーニングが始まる時点で7つの注目ポイントをピックアップしていたのですが、それらについてアップデートしています。

“A second look at those seven spring questions confronting the Mariners”の記事にまとめられた、マリナーズの開幕ロースターに関する動向予想の要約は以下のとおりとなっています。

1. 新人のダン・ホーゲルバックは一塁でダニー・バレンシアと左右のプラトーンを組めるのか?

打撃に関しての評価は高く、多少の不振でもそれは変わらないため、問題は一塁手としての守備力で、改善はされたものの、いまだにすくい上げる捕球に難を抱えている。⇒ >スプリングトレーニング当初よりも、このまま開幕ロースターに残る可能性は高まる。ただ、残り2週間で守備において大きな問題が露呈しなければ。

2. ミッチー・ハニガーはライトのレギュラーの座を奪えるのか?

スプリングトレーニングで酷い結果でないかぎりは開幕ロースターが有力だったが、素晴らしい打撃成績を残し、外野の守備でも高い評価を得ている。サーバイス監督も「すべてにおいてプロフェッショナルで、ルーティンを大切にし、メジャー経験がそんなにないにもかかわらず、ベテランのようだ」と称賛。 ⇒ >ほぼ確実だった開幕ロースターが、より確固としたものに。

3. ユーティリティプレイヤーの枠を誰が担うことになるのか?

スプリングトレーニング当初はショーン・オマリー、テイラー・モッター、マイク・フリーマンの争いだったが、3月初めにフリーマンはDFAとなり、マイナーに降格。オマリーは非常に安定したプレーをしているが、球団関係者はモッターも同様に安定していて、より大きなポテンシャルを持っていると評価。 ⇒ >テイラー・モッターがユーティリティとして開幕ロースターに入る可能性が高まる

4. 最後の25人枠の一つを2人目のユーティリティと外野のバックアップのどちらにするのか?

モッターが開幕ロースターに入ることが濃厚だが、彼はレフトの守備も素晴らしく左打ちのダイソンとプラトーンを組めると評価されている。さらにモッターは対左投手に対して有効なプレイヤーとも考えられている。そのため最後の一枠はユーティリティのオマリーと外野手のギレルモ・ヘレディアの争いで、ベン・ギャメルは3Aで開幕に。 ⇒ >マリナーズがモッターを外野のプラトーンとして十分だと評価した場合には、オマリーが開幕ロースターに入る可能性が高まる。

5. スティーブ・シシェックが臀部の手術から回復し、開幕に間に合うのか?

開幕には間に合わない可能性が高く、マリナーズには他の選択肢もあるので、強引にプッシュする必要もない。間に合わない場合にはダン・アルトビラ、シェイ・シモンズらが候補に。⇒ >シシェックは開幕時はDLで、シモンズは腕に違和感があるため難しい。アルトビラが開幕ロースターに入る可能性が高まり、ケイシー・フィーン、トニー・ザックらが候補に。

6. アリエル・ミランダはメジャーのブルペンか、それとも3Aで先発ローテに入るのか?

スプリングトレーニングでは先発ローテに入れているものの、WBCメンバーが戻れば状況は変わる。ジェリー・ディポトGMは、スプリングトレーニングでベストのパフォーマンスをした12人を選ぶことを強調していた。それを考えるとミランダがマイナーで開幕を迎えるとは考えにくい。 ⇒ >先発ローテの5人に故障などが発生しない限り、ブルペンで開幕ロースター入り。

7. 先発ローテーション投手に故障があった場合のバックアップは?

3Aタコマの先発ローテはクリス・ヘストン、ディロン・オバートン、チェイス・デヨング、ロブ・ウェイレン、コディ・マーティンとなる見込み。このうちチェイス・デヨング以外はメジャーでの経験がある。その中でもヘストンが2015年ジャイアンツで13勝と最も実績がある。 ⇒ 注目すべきはタコマの先発ローテーションの順番。メジャー昇格に対応できるように、先発ローテ1番手、3番手、5番手に昇格有力な投手を入れるからだ。 >⇒ ミランダがマイナーに回ってこない限り、タコマのNO.1スターターはヘストンでバックアップの最有力候補に。

という以上のような分析をしています。

予想されるマリナーズの2017年の開幕ロースターは?

マリナーズは開幕当初はブルペンを通常の7人ではなく、8人で編成する方針を打ち出しています。が、基本的には以下のような投手の12名の編成になると予想されます。

  • 先発1:フェリックス・ヘルナンデス(右)
  • 先発2:岩隈久志(右)
  • 先発3:ジェームズ・パクストン(左)
  • 先発4:ドリュー・スマイリー(左)
  • 先発5:ヨバニ・ガヤルド(右)
  • クローザー:エドウィン・ディアス(右)
  • セットアップ:ダン・アルトビラ(右)
  • セットアップ:ニック・ビンセント(右)
  • ミドルリリーフ:エバン・スクリブナー(右)
  • ミドルリリーフ:マーク・ゼプチンスキー(左)
  • ミドルリリーフ:ケーシー・フィエン(右)
  • ロングリリーフ:アリエル・ミランダ(左)

野手の13名の編成は以下のようになると予想されます。

  • 捕手:マイク・ズニーノ(右) or カルロス・ルイーズ(右)
  • 一塁手:ダン・ボーゲルバック(左)& ダニー・バレンシア(右)
  • 二塁手:ロビンソン・カノ
  • 三塁手:カイル・シーガー
  • 遊撃手:ジーン・セグラ
  • 左翼手:ジャロッド・ダイソン(左)& テイラー・モッター(右)
  • 中堅手:レオニス・マーティン(左)
  • 右翼手:ミッチ・ハニガー(右)
  • 指名打者:ネルソン・クルーズ(右)
  • ユーティリティ:ショーン・オマリー(両)

先発ローテもメジャーでの経験と実績がある投手で編成でき、ブルペンはスティーブ・シシェックが4月中旬には復帰することが見込まれますので、層の厚さも備えています。

野手は外野の守備力が向上し、穴となっていた遊撃の守備もケーテル・マルテからジーン・セグラに変わること改善が期待できます。

また懸案事項だったトップバッターも盗塁ができ、安定した打撃があるジーン・セグラが座ることになり、レオニス・マーティン、ジャロッド・ダイソンら走力に定評がある選手に加えて、マイナーでは20盗塁をコンスタントにしているミッチ・ハニガーも加わり、盗塁を多くできるスピードを持つプレイヤーが増えています。

ジェリー・ディポトGMの明確な方針に沿ったロースターが編成されてきていますので、シーズンでしっかりと期待通りのパフォーマンスを発揮できるかどうか注目されます。

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