マリナーズのプレーオフ進出には「奇跡」が必要!?必要な成績と条件とは

シアトル・マリナーズは6月のある時点ではアスレチックスに11.5ゲームもの大差のリードを持っていましたが、9月10日を迎える時点では逆に7.5ゲーム差も引き離されるという大逆転を許してしまいました。

アスレチックスが34勝36敗という成績から、53勝21敗(勝率.716)という驚異的な成績を残したのが大きな原因ではあるのですが、7月以降に26勝33敗とマリナーズが失速したことも勢いをアシストしたことも否定できません。

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マリナーズがプレーオフに進出るために必要な成績

残り試合数を考えれば、マリナーズがアスレチックスを逆転してプレーオフに進出を果たすには奇跡、ミラクルが必要な状況となっているのですが、地元メディアが「どのような奇跡が必要なのか?」について分析しています。

タコマニュース・トリビューンのTJ・コッテリル氏がマリナーズがプレーオフに進出するために必要な成績を以下のように予想しています。

  • プレーオフ進出ラインは95勝67敗に設定
  • アスレチックスと95勝67敗で並び1試合のプレーオフで勝利する
  • 95勝に到達するためには残り19試合を16勝3敗

16勝3敗という数字は大型連勝があれば可能な数字ではあるのですが、7月以降に26勝33敗と負け越してきたチームに期待するのは酷なものがあります。

その19試合の内訳はレンジャーズと7試合、エンゼルスと4試合、アスレチックスと3試合、アストロズと3試合、パドレスと2試合となっています。

TJ・コッテリル氏は16勝3敗を達成できるシナリオとして以下のような勝敗を例示しています。

  • 直接対決のアスレチックスとは3連戦3連勝
  • パドレスに2連勝
  • レンジャーズに6勝1敗
  • エンゼルスに3勝1敗
  • アストロズに2勝1敗

レンジャーズ、エンゼルスともにチーム状態は良くありませんが、かといって今のマリナーズが簡単に勝ち越せるわけでもありません。そもそもアストロズとアスレチックスを相手に5勝1敗という成績を残すことが至難の業です。

マリナーズの先発ローテにはジェームズ・パクストンが戻ってきましたが、フェリックス・ヘルナンデスは計算できない状態で、シーズン中盤までローテを引っ張ったマルコ・ゴンザレスは故障者リストに入っています。

さらに打線の得点力不足は深刻でメジャーワーストと言える状態です。

7月1日以降でマリナーズの総得点208を下回るのはジャイアンツの203点だけで、マリナーズの本塁打数55を下回るのはマーリンズの50本とジャイアンツの38本だけ、マリナーズのチーム出塁率.299より悪いのはタイガース、パドレス、ジャイアンツの3球団だけ、という現実があります。

ブルペンはエドウィン・ディアスとアレックス・コロメは信頼をおけるものの、7回を任せる投手として期待したアダム・ウォーレンは移籍後は防御率5.14と苦しんでいます。

このような投打のバランスで16勝3敗はまさにミラクルが必要です。

さらにマリナーズが16勝3敗と達成したとしても、アスレチックスが失速しない限り、プレーオフ進出の可能性は消えます。

  • アスレチックスが残り18試合を8勝10敗と負け越す(95勝67敗)
  • 残り試合の内訳はエンゼルスと6試合、マリナーズと3試合、レイズと3試合、オリオールズと3試合、ツインズと3試合

現在の状態ではマリナーズよりもレイズのほうが良いと言えるため、アスレチックスはそこを乗り切ればという日程です。

オリオールズは41勝102敗、ツインズは65勝78敗、エンゼルスは71勝72敗という成績で、これらのチームとの12試合でアスレチックスが勝率5割を切るというのは想像しにくいものがあります。

レイズとマリナーズがともにスイープに成功した場合には、流石に安泰とまでは言えません。しかし、アスレチックスとヤンキースの直接対決の内容を鑑みると、それが起きる可能性は低いと言わざるをえません。

マリナーズはアストロズとアスレチックスという手強い相手と6試合を残しながら16勝3敗が要求される一方で、アスレチックスはオリオールズ、ツインズという大きく負け越している相手と6試合を残しながら9勝9敗で十分というのが現実です。

マリナーズの2001年以来のプレーオフ進出は、計算上は可能性が残っているものの、現実的には2019年に持ち越すことになりそうです。

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