マリナーズが岩隈とガヤルドの来季オプションを破棄!両者ともにFA市場に

Seattle Mariners Top Catch

2017年開幕前に想定されたシアトル・マリナーズの先発ローテーションはフェリックス・ヘルナンデス、ジェームズ・パクストン、岩隈久志、ドリュー・スマイリー、ヨバニ・ガヤルドの5人でした。

しかし、ドリュー・スマイリーはトミージョン手術を受け、岩隈久志はシーズンの大部分を棒に振り、ヘルナンデスとパクストンは故障者リストに出入りし、ヨバニ・ガヤルドは不振で先発ローテを外れたり、散々なシーズンとなりました。

マリナーズは2018年に岩隈久志と1000万ドル、ヨバニ・ガヤルドと1300万ドルで契約できる選択権を有していたのですが、それを破棄して行使しないことを発表しました。

オプションを破棄した場合のバイアウトが両投手の契約には設定されていて、岩隈久志は100万ドル、ヨバニ・ガヤルドは200万ドルとなっています。

この2人の合計金額300万ドルは来季のマリナーズの年俸総額に含まれることにはなりますが、両者と再契約した場合の2300万ドルからは2000万ドルは削減できたことになります。

今後、マリナーズが選択する可能性が高い動きは、年俸を調停権を有しているドリュー・スマイリーに契約を提示しない(ノンテンダー)、もしくは年俸を抑えて契約延長というものです。

スマイリーの今季の年俸は685万ドルで、年俸調停権を有する選手としての普通の契約プロセスを経た場合には、その金額がベースとなります。2018年のシーズン途中には復帰がみこまれるものの、フルシーズンの戦力ではないことと、トミージョン手術からの復帰であることを考えるとリスクのある金額ではあります。

そのためマリナーズは契約を提示しないノンテンダーを選ぶか、それよりも先に金額を抑えて2年ないし3年の契約延長を試みることが予想されます。マリナーズとしてはトレードの際に、交換要員としてそれなりに選手を動かしましたので、スマイリーから何かしらの貢献を期待することが予想され、後者のシナリオを模索するのではないかと考えられます。

現在のマリナーズの2018年の先発ローテはフェリックス・ヘルナンデス、ジェームズ・パクストン、マイク・リークの3人に加えて、エラスモ・ラミレス、アンドリュー・ムーア、アリエル・ミランダらが候補となる状況ですが、夏頃にドリュー・スマイリーの復帰を見込めるということはプラスになりますので、何かしらの契約延長できるかどうかはオフの動向に影響を与えそうです。

一方の岩隈久志は手術を受けたことにより、FA市場で厳しい立場におかれることになります。

岩隈久志は9月末に右肩の内視鏡手術を受けて、復帰までに最低でも5ヶ月を要すると見込まれています。
このスケジュールからすると順調に回復とリハビリが進んだとしても、復帰は3月頭にずれ込むこととなります。

来年の4月には37歳という年齢になること、2015年にも長期離脱するなどして3年間で359回2/3しか投げることできていないこと、この2年間の防御率が4.15と良くないこと、などを考慮するとメジャー契約を提示するチームがいるかは微妙です。

基本的にはマイナー契約、スプリングトレーニングは招待選手というところが妥当なラインとなりそうな気配です。
現時点ではマリナーズがマイナー契約であれば再契約に動く可能性があるいう見通しもあります。マリナーズとの再契約は、慣れないチームでリハビリ・調整するよりは精神的な負担も少なく、首脳陣も岩隈を知ってくれていることはプラスに働くとは考えられます。

ただ、マリナーズは故障者が続出するだけでなく長期離脱も多いため、メディカルやトレーニング面でも他球団より遅れをとっている可能性も否定できません。選手を故障から復帰させて再生する実績があるチームを選んで契約するのも一つの手ではあると考えられます。

またマリナーズはとりあえずは先発ローテ候補の人数がいますので、明らかに頭数が足りないチームを選んだほうがチャンスは多くなるかもしれません。

岩隈久志がメジャーに残ることを選択した場合には、腰を据えて契約のオファーを待つことになりそうです。

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