マリナーズが「買い手」としてアクティブに!トレード期限前に先発投手の補強を視野か

Seattle Mariners Top Catch

シアトル・マリナーズはオールスターブレイクを挟んで5連勝して勝率5割に復帰し、ワイルドカードまで1.5ゲーム差まで浮上してきました。

7月12日の時点では4ゲーム差まで開き、ワイルドカード争いからも脱落しかけたところからの急浮上で、トレード期限前の方向性もより明確になりつつあるようです。

MLBネットワークのジョン・モロシ氏が以下のように伝えています。

「マリナーズのトレード市場での「買い手」としての動きが活発になり、複数年にわたり契約をコントロールできる先発投手が最優先の補強ポイントとなっている」ことをモロシ氏は伝えています。

マリナーズの開幕前に想定されていた先発ローテのうち、ドリュー・スマイリーはトミージョン手術により、今季のみならず来季の復帰も微妙となり、ヨバニ・ガヤルドは低迷のためブルペンにまわることになり、来季の1300万ドルのチームオプションが行使されないことが濃厚です。

岩隈久志も肩の炎症、肩の痛みで離脱した後のリハビリが上手くいかず、いまだに復帰の時期が見込めない状態で、こちらも来季の1000万ドルのチームオプションが行使されないことが濃厚です。

フェリックス・ヘルナンデス、ジェームズ・パクストンが復帰したものの、その2人が離脱していた間に奮闘していたアリエル・ミランダは息切れ気味で、109回2/3で防御率4.35まで数字を落としています。

マリナーズは他にもサム・ガビグリオ(防御率4.31)、クリスチャン・バーグマン(同5.44)、チェイス・デヨング(同6.35)、アンドリュー・ムーア(同5.25)、ディロン・オバートン(同6.38)、ロブ・ウェイレン(同6.14)、クリス・ヘストン(同19.80)、ライアン・ウェバー(同2.45も60日故障者リスト)と、すでに13名を先発させているものの、ローテ5枚を固めることができていません。

今季の残りはもちろんのこと、来季の先発ローテにも不安を感じさせる状態となっていますので、数年に渡りチームがコントロールできる先発投手を必要としているマリナーズです。

ただ、マリナーズにはソニー・グレイのような質の高い先発投手を獲得するだけの質の高いプロスペクトをファームに抱えているわけではありません。

ベースボールアメリカ、ベースボールプロスペクタス、MLB公式サイトといった主要なプロスペクトランキングで、トップ100にランクされている選手はタイラー・オニール(外野手)と、2016年ドラフト全体11番目で指名したカイル・ルイスの2人だけです。

大物を釣り上げるにはファームの選手層が薄いため、どうしてもメジャーレベルの選手を組み合わせる必要に迫られるのですが、そうすると戦力ダウンにもつながってしまいます。

来年以降も契約をコントロールできる先発投手の獲得を目指すことにはなりますが、アリエル・ミランダのようなレベルであれば大きな戦力アップにはつながりません。

後は、ポストシーズン争いから離脱したチームから、年俸が高い投手を引き取るということくらいが、マリナーズにとっての現実的な補強方法ではないかと考えられます。実際に年俸総額を増やすことをいとわない姿勢とされていますので、選択肢となっている可能性は十分です。

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「クリエイティブに動く」と話しているジェリー・ディポトGMが、どのような補強に動いているのか、残り2週間の動きが注目されます。

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