マリナーズがセグラら3人を放出!サンタナ、クロフォードをトレード獲得

マリナーズはウィンター・ミーティングを迎えていないにも関わらず、すでに5つ目となるトレードを成立させました。

フィリーズからカルロス・サンタナ、J.P.クロフォードの2人を獲得し、その見返りとしてジーン・セグラ、ファン・ニカシオ、ジェームズ・パゾスの3人を放出しました。

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正遊撃手のジーン・セグラをトレード放出

カルロス・サンタナはロビンソン・カノ、ネルソン・クルーズがチームを離れたことで手薄になった一塁と指名打者のポジションを、ジェイ・ブルース、リオン・ヒーリーらとローテーションで埋めていくことが、現時点では予想されます。

またカルロス・サンタナはクラブハウスでのリーダーシップに優れる選手のため、急激な若返りを目指しているマリナーズのリーダーとして期待されているのかもしれません。

ただ、残契約が2年3500万ドルと高額なこともあり、再び他球団とのトレード交渉でパッケージになる可能性も指摘されています。

マリナーズは正遊撃手のジーン・セグラを放出したことで、ショートのポジションが空いてしまいました。そこにかつてのトッププロスペクトであるJ.P.クロフォードを当てはめていくことのではないかと考えられます。

J.P.クロフォードは2013年ドラフト1巡目全体16番目指名の23歳で、右投げ左打ちの内野手です。2015年から2018年にかけて継続的にMLB全体でもトップクラスのプロスペクトとして評価されてきました。

最も評価が高かったのが2016年シーズン開幕前でベースボール・アメリカがMLB全体で6位、MLB公式サイトが5位、ベースボール・プロスペクタスが4位にランクしました。2018年シーズン開幕時点では評価が下がっていたもののそれでも、それぞれ16位、37位、14位にランクされています。

メジャーレベルでの守備面は評価されているのですが、攻撃面に課題があり、2017年は23試合で打率.214/出塁率.356/長打率.300/OPS.656、2018年は49試合で打率.214/出塁率.319/長打率.393/OPS.712に終わっています。

マリナーズは環境を変えることで、J.P.クロフォードが才能を開花させることに期待して、このトレードの目玉として獲得したものと思われます。

一方で放出に踏み切ったのがジーン・セグラ、ジェームズ・パゾス、ファン・ニカシオの3人です。

安定した守備力と安定した打率と出塁率、2桁本塁打はできるパワー、そして20盗塁以上が期待できるスピードと走攻守が揃ったジーン・セグラで、残契約も年平均1485万ドルとリーズナブルで、32歳までの4年間です。

ただ、契約が2022年まで長期の残ること、さらにはチーム内でディー・ゴードンとのイザコザの原因となったことも影響を与えての放出ではないかと考えられます。

マリナーズは年俸削減に取り組んでいるのですが、ロビンソン・カノの獲得では2000万ドルの金銭負担に加えて、1400万ドルのジェイ・ブルースと850万ドルのスウォーザックらを獲得したため、横ばい状態となりました。

今回のトレードでも同様で60万ドル弱ですむジェームズ・パゾスを抱き合わせることで、2018年に低迷し、925万ドルと高額年俸のファン・二カシオを放出し、ジーン・セグラの1485万ドルと合計で2400万ドルを削減し、カルロス・サンタナの年俸2000万ドル分を相殺しています。

今回のトレードでは戦力面で見ればジーン・セグラ、左のリリーフとして60試合50イニングで防御率2.88のジェームズ・パゾスを失い、見返りは2018年に低調だったカルロス・サンタナとJ.P.クロフォードを獲得していますので、ダウングレードと言わざるをえません。

それでもトレードに踏み切ったのはマリナーズ側が、J.P.クロフォードのポテンシャルを買っていることに加えて、長期契約を一掃したいという思惑があったためと考えられます。

2019年と2020年の年俸総額自体は大きく削減されていないのですが、ロビンソン・カノ、ジーン・セグラらを放出したことで、2021年にロックされている契約は2875万ドルまで落とすことができています。

2019年にメジャーレベルで戦力になる選手を獲得していますので、完全な大規模再建ではないと言えますが、ロースターの若返りと年俸総額削減という面では同様なものとなりつつあります。

この流れからすると、質の高い選手を抱き合わせることで、長期契約を結んでいるベテラン選手のトレード放出を引き続き試みることが予想されます。

現時点でのマリナーズの予想オーダー、ロースターは以下のとおりとなります。

【予想オーダー】

  1. マレックス・スミス(CF・25歳)Trade
  2. ミッチ・ハニガー(RF・27歳)
  3. カルロス・サンタナ(DH・32歳)Trade
  4. ジェイ・ブルース(RF・31歳)Trade
  5. カイル・シーガー(3B・31歳)
  6. リオン・ヒーリー(1B・26歳)
  7. J.P.クロフォード(SS・23歳)Trade
  8. オマール・ナルバエス(C・24歳)Trade
  9. ディー・ゴードン(2B・30歳)

【ベンチ要員】

  • デビッド・フリエタス(C・29歳)
  • ダニエル・ボーゲルバック(1B・26歳)
  • クリストファー・ネグロン(UT・32歳)
  • ベン・ギャメル(OF・26歳)

捕手は何かしらの補強を行うことが確実で、2021年までの3年5750万ドルが残るカイル・シーガーが守る三塁、2年2810万ドル(1330万ドル、1380万ドル、バイアウト100万ドル)が残るディー・ゴードンが守る二塁でも動きがあっても不思議ではありません。

ミッチ・ハニガーは来季開幕時に残っている可能性が高い選手ですが、同様の存在と思われていたエドウィン・ディアスもトレードされていますので絶対ではありません。

確実に言えるのは「2019年開幕時のマリナーズは全く違うチームになる」ということだけです。ジェリー・ディポトGMのオフのゴールはまだまだ見えてきていません。

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