マリナーズがジャスティン・ルジアーノをカブスから獲得!2015年の正右翼手の最有力候補の1人に

Seattle Mariners Top Catch

ネルソン・クルーズの獲得に成功した後、ライトを守れるスイッチヒッターもしくは右打者を中心に補強を模索してきたマリナーズですが、メルキー・カブレラ、アレックス・リオスなどが他球団と契約したため、トレードで動く可能性が高くなっていたマリナーズでした。

そのマリナーズが2Aのマット・ブラジスを交換要員として、シカゴ・カブスからジャスティン・ルジアーノをトレードを獲得したことが明らかになっています。

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2015年のマリナーズの正右翼手の有力候補に

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マイケル・ソーンダースのトレードによって、不在となっていた正右翼手の補強が課題だったマリナーズで、ジャスティン・ルジアーノはその候補の1人となりそうです。

ジャスティン・ルジアーノは32歳の右投げ右打ちで、外野の3つのポジションを守ることができます。2014年の年俸は200万ドルで、年俸調停2年目となる2015年は250万ドル程度に上昇すると予想されています。

そのジャスティン・ルジアーノの年度別成績は以下のとおりとなっています。

Justin Ruggiano Stats 2014

通算成績は打率.257/本塁打43/打点137/出塁率.319/長打率.431/OPS.751で、162試合換算では年間では18本塁打・56打点となります。

マーリンズ時代の、2012年には91試合で打率.313/本塁打13/打点36/出塁率.374/長打率.535で、規定打席には到達していませんがOPSは.909と高い数字を残しています。

2013年は打率は低迷したものの、キャリアハイとなる18本塁打を記録するなど、一定のパワーを持ち合わせています。

この2年間のマーリンズの本拠地であるマーリンズパークは、パークファクターのデータによると、2012年が0.720で5番目、2013年が0.636で1番目に本塁打の出にくい球場でした。そのためがルジアーノの2012-13の計31本の本塁打のうち24本がアウェイでのものとなっています。

セーフコ・フィールドも同様に本塁打が出にくい球場でしたが、改修された2013年以降は、以前より本塁打が出やすくなり、マーリンズパークよりは本塁打が出やすいというデータが残っています。

マーリンズパークはレフトが約103.6メートル、ライトが約128.0メートル、ライトは約102.1メートルと、セーフコ・フィールドのレフトが約100.9メートル、センターが約122.2メートル、ライトが約99.7メートルよりもサイズは大きくなっています。

ジャスティン・ルジアーノが、キャリアの中でセーフコ・フィールドよりも大きい球場を本拠地として打っていた経験は、狭い球場を本拠地としていた選手よりも、精神面でもプラスに働くのではないかと予想されます。

2014年は足首の故障により骨棘を取り除く手術が必要となったため、シーズンの内5週間を失ったものの、出場した81試合では打率.281/本塁打6/打点28/出塁率.337/長打率.429/OPS.766となっています。

故障に関してはトレード前のフィジカルチェックで、チームドクターとトレーナーによって問題がないことが確認されているとジャック・ズレンシックGMは、地元メディアに説明しています。

ジャスティン・ルジアーノの起用方法は?

ジャック・ズレンシックGMはジャスティン・ルジアーノについて、「彼は守備での能力があり、パワーも持っている。彼のキャリアの中身を見てみれば、塁に出ることができる選手だとわかる。彼の数年間を振り返ってみれば、年間に13本、18本の本塁打を打っている。私たちは外野の3つのポジションを守れる選手を探していたが、彼はそれができる」と評価しています。

そのジャスティン・ルジアーノはスプリングトレーニング等で正右翼手として出場するチャンスを与えられるようですが、現時点ではプラトーンでの起用が多くなると予想されています。

ルジアーノの投手の左右による成績は以下のとおりとなっています。

  • 対右投手:打率.252/出塁率.314/長打率.390/OPS.704
  • 対左投手:打率.266/出塁率.329/長打率.508/OPS.836

上記のとおり左投手のほうが成績がよく、特に長打率で大きな違いがあるため、左投手要員として起用されるのではないかと見られています。

そしてルジアーノの打順については、2番で起用有力視されています。ロイド・マクレンドン監督は、ダスティン・アクリーを7番もしくは8番などの下位打線に回したい意向で、2番打者の補強を希望していました。

ジャスティン・ルジアーノの2014年は、カブスで2番打者としての出場が45%を占めている上に、その打順での成績が打率.327/出塁率.395/長打率.475/OPS.870と良く、ルジアーノ本人も2番を打つことに良い印象をもっているため、マリナーズのニーズを満たす選手と考えられます。

外野の守備に関しては、ジャック・ズレンシックGMが守備面でも評価しているものの、ライト守備の通算では、守備防御率(DRS)が-5、アルティメット・ゾーン・レイティング(UZR)が-1.7と、平均的な右翼手よりも劣る数字となっていますので、そのあたりは今後確認する必要がありそうです。

【用語】

  • 守備防御点(DRS):同じポジションの平均的な野手と比較して、守備でどれだけ失点を防いだかを示す指標。
  • アルティメット・ゾーン・レイティング(UZR):同一リーグの同じポジションの平均的な選手と比較して、守備でどれだけの失点を防いだかを示す指標。
  • DRSとUZRの評価基準:ゴールドグラブ級(+15)、優秀(+10)、平均以上(+5)、平均(0)、平均以下(-5)、悪い(-10)、非常に悪い(-15)

マリナーズの2015年の予想オーダーと今後の動向

この獲得の結果、予想されるマリナーズの2015年のオーダーは以下のとおりとなります。

  1. オースティン・ジャクソン(CF)
  2. ジャスティン・ルジアーノ(RF)
  3. ロビンソン・カノ(2B)
  4. ネルソン・クルーズ(DH)
  5. カイル・シーガー(3B)
  6. ローガン・モリソン(1B)
  7. マイク・ズニーノ(C)
  8. ダスティン・アクリー(LF)
  9. ブラッド・ミラー/クリス・テイラー(SS)

ライトに関してはジャスティン・ルジアーノを軸に、ジェームズ・ジョーンズ、ステファン・ロメロの2人との争いとなる予定です。

ただ、このポジションはもう少し補強が行われる可能性があり、ジャック・ズレンシックGMもそのことを否定してません。

パドレスが現在、3球団によるトレードに動いているのですが、それが成立すればライトを守るセス・スミスがポジションを失うことになると見られていて、そのスミスにマリナーズが興味を持っていることが伝えられています。

セス・スミスは2014年に打率.266/本塁打12/打点48/出塁率.367/長打率.440/OPS.807と、一定のパワーに加えて、高い出塁率を記録しています。

またキャリア通算では右投手を得意として、左投手には打率.205/出塁率.291/長打率.314/OPS.605と弱いのですが、右投手には打率.277/出塁率.358/長打率.481/OPS.839と良い成績が残っています。

契約は2年残っていて、2015年が650万ドル、2016年は675万ドルと年俸も手頃で、2017年は700万ドルのチームオプションのため、最大で3年はチームがコントロールできます。

ジャスティン・ルジアーノとプラトーンを組ませるには最適な選手の1人と考えられるため、パドレスのトレードの成否によっては、獲得の可能性が浮上しそうです。