マリナーズがJ.A.ハップをブルージェイズから獲得!マイケル・ソーンダースが交換要員に

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カイル・シーガーとの契約延長、ネルソン・クルーズとの4年契約の合意に続いて、マリナーズが積極的に動いています。

トロント・ブルージェイズの先発左腕のJ.A.ハップをトレードで獲得し、その交換要員としてマイケル・ソーンダースを放出しています。

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先発ローテの層を厚くするためのJ.A.ハップの獲得

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J.A.ハップは2015年シーズンは32歳で迎え、FAまで残り1年となっているベテラン左腕です。

そのJ.A.ハップの年度別成績と通算成績は以下の表のとおりとなっています。

JA Happ Stats 2014

J.A.ハップは、2004年ドラフトで3巡目全体92番目でフィリーズに指名されて入団しています。その後、2007年6月30日にメジャーデビューを果たしています。

2009年には166.0試合で防御率2.93/12勝4敗/奪三振119/WHIP1.23の成績を残し、ナ・リーグ新人王の投票で2位となっています。

そして2010年7月29日にフィリーズがロイ・オズワルトを獲得したトレードの際に、アストロズに移籍し、2012年7月20日にブルージェイズにトレードで移籍しています。

2014年の開幕時は背中の故障で、DLに入っていましたが、最終的には30試合(先発26)158.0回で防御率4.22/11勝11敗/奪三振133/WHIP1.34という成績を残しています。

キャリアを通じて防御率3点台がありませんが、フィリーズの本拠地であるシチズンズ・バンク・パークとブルージェイズのロジャース・センターは、ともに本塁打が出やすい打者有利の球場です。

しかし、マリナーズのセーフコ・フィールドは投手有利の球場のため、成績が向上することが予想されます。

フェリックス・ヘルナンデス、岩隈久志、ジェームズ・パクストン、タイファン・ウォーカー、ロエニス・エリアスと5人先発投手が揃っているものの、シーズンを通じて投げきった経験があるのは、ヘルナンデスと岩隈だけです。

パクストンとウォーカーは故障で多くの時間をリハビリに費やしましたし、エリアスもシーズン終盤には離脱してしまいました。このような状況が再び起こる可能性は十分にあるため、2014年のクリス・ヤングのような存在を必要としていたマリナーズでした。

2014年のクリス・ヤングの契約はベースサラリーが125万ドルでしたが、設定されていたインセンティブを多く達成したため、最終的には600-650万ドルに到達したと報じられていました。

その上、クリス・ヤング(防3.65/12-9/WHIP1.23)は2014年の活躍もあって、2015年の年俸が高くなることが予想されていたため、マリナーズは再契約に慎重でした。

そしてJ.A.ハップの2015年の年俸は670万ドルと、2014年にクリス・ヤングに支払ったのとほぼ同額となります。そのため、マリナーズにとってはバックアップ要員として適性な金額と考えれるものとなっています。

J.A.ハップは2014年シーズンに5番手を主に務めていましたが、2015年はマリナーズの若い先発投手陣が伸び悩んだ場合や故障者が出た場合には、その役割をこなし、ローテに問題がない場合には、ロングリリーフなどを務めることになりそうです。

交換要員となったソーンダースは故障がなければ良い働きをする選手でしたが、体調管理などについてズレンシックGMが苦言を呈したことで、関係が悪化してしまい、トレードでの放出は避けられない状態となっていました。

ズレンシックGMは、最優先課題だった中軸を打てる右打者の補強を終え、さらに先発ローテのバックアップの補強も行いました。

そのため残る補強ポイントは「ライトを守れる右打ちの外野手」となり、ズレンシックGMは、すでにその補強に関しても動いていることを示唆しています。

徐々にジャック・ズレンシックGMとロイド・マクレンドン監督がオフの課題として挙げていた問題は、ベストの選択肢ではないものの、解決されつつあります。

マリナーズはもうひと押し補強ができれば、ポストシーズン進出を狙えるチーム状態で、2015年の開幕を迎えることができそうです。