大谷翔平の獲得を含めた先発ローテと外野手の補強に動いていたマリナーズですが、マイアミ・マーリンズからセカンドのディー・ゴードンを獲得することで合意したことが伝えられています。
以下はFOXスポーツ・The Athleticのケン・ローゼンタール氏のツイートです。
Source: #Mariners acquire Dee Gordon from #Marlins.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) 2017年12月7日
情報筋からマリナーズがディー・ゴードンを獲得することで合意したことが伝えられています。
マリナーズが交換要員として放出したのがチームのプロスペクトランクでNO.2に評価されていたニック・ネイダード(Nick Neidert)であることをシリウスXMラジオのジム・ボウデン氏が伝えています。
#Marllins get Nick Neidert RHP from #Mariners in Dee Gordon trade. 11-6 3.45 ERA in 25 GS between A and AA last year including 122 SO 22 BB in 127.2 IP
— Jim Bowden🌟🎤 (@Jim_BowdenSXM) 2017年12月7日
トップ100にランクされてはいませんが、2015年ドラフトで2巡目全体60番目で指名した選手で、層の薄いマリナーズでは貴重な存在でした。
この選手を交換要員として、先発投手と外野手を補強ポイントとするマリナーズが、二塁手のディー・ゴードンを獲得したのは驚きではあります。
マリナーズのセカンドには年俸が2400万ドルのロビンソン・カノがいます。そこに2018年に1080万ドル、2019年に1330万ドル、2020年に1380万ドルの契約が残る二塁手のディー・ゴードンを獲得したことになります。
一塁にはリオン・ヒーリー、指名打者にはネルソン・クルーズがいるため、カノをセカンドから外すことは考えにくい状況でのゴードン獲得は驚きだったのですが、ディポトGMはセンターで起用することを視野に入れているようです。
シリウスXMラジオのジム・ボウデン氏が以下のように伝えています。
Dee Gordon will play CF for the #Mariners according to club source
— Jim Bowden🌟🎤 (@Jim_BowdenSXM) 2017年12月7日
ローゼンタール氏も同様の情報を確認しています。
Dee Gordon will play CF for the #Mariners, source tells The Athletic, confirming report from @Jim_BowdenSXM.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) 2017年12月7日
球団関係者から得た情報によると、マリナーズはディー・ゴードンにセンターを守らせる構想で獲得したとのことです。
ディー・ゴードンはメジャーではセカンドもしくはショートとしての出場経験があるだけで、外野を守ったことは一度もありません。
マイナーでも同様にミドルインフィルダーとしての経験を積んでいるのですが、ウィンターリーグでは外野の経験がわずかですがあります。
リスクも感じられる動きではあるため、ジェリー・ディポトGMがどのように説明するのか注目されます。