マリナーズがヤンキースからベン・ギャメル外野手を獲得!マイナーリーガー2人が交換要員に

Seattle Mariners Top Catch

8月終盤にきて息切れ状態となり失速しつつあるシアトル・マリナーズですが、ニューヨーク・ヤンキースから24歳の外野手を獲得しました。

シアトル・マリナーズはベン・ギャメル(Ben Gamel)外野手を獲得し、交換要員としてJio OrozcoとJuan De Paulaという2人のマイナーリーグの投手を放出しています。

ベン・ギャメルは左投左打の24歳の外野手で2010年ドラフトでヤンキースに10巡目全体325番目に指名されてプロ入りしています。

外野は3つのポジションを守ることができ、盗塁ができるスピートももっています。

2015年は3Aで129試合に出場し打率.300/出塁率.358/長打率.472/OPS.830、10本塁打、64打点、13盗塁を記録し、インターナショナルリーグのルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しています。

そして2016年も3Aで116試合に出場し、打率.308/出塁率.365/長打率.420/OPS.785、6本塁打、51打点、19盗塁という成績を残し、今年の5月6日に初のメジャー昇格を果たし、インターナショナルリーグのMVPを獲得しています。

マイナーでは2年連続の好成績でしたが、メジャーでの出場は6試合10打席にとどまり打率.125/出塁率.222/長打率.125/OPS.347となっています。

もう少しチャンスが与えられても良い成績なのですが、ヤンキースの状況を考えればやむを得ないところがあります。

ヤンキースはレフトにブレット・ガードナー、センターにジャコビー・エルズベリーと複数年契約の選手が守り、ライトはカルロス・ベルトラン、バックアップに昨年はクリス・ヤング、今年はアーロン・ヒックスがいる状況でした。

カルロス・ベルトランがトレードとなったものの、ヤンキースのトッププロスペクトの1人であるアーロン・ジャッジが代わってチャンスが与えられました。

さらにトレード期限前のアンドリュー・ミラーのトレードの見返りとしてクリント・フレイジャー(Clint Frazier)というMLB全体でもトップ20にランクされる選手が3Aにいて、こちらも昇格間近ということもあり、ベン・ギャメルが多くのチャンスをもらえるような状況ではありませんでした。

ヤンキースは外野手の層には困っていない一方で、投手の層に不安がありましたので、まだ発展途上のレベルではありますが、投手2人を獲得することを望んだようです。

一方のマリナーズはジェリー・ディポトGMが、セーフコフィールドに合った選手をロースターに増やす方針を掲げていて、出塁率が高く、盗塁ができるスピードがあり、守備力の高い選手を獲得しています。

ベン・ギャメルは出塁率のみならず打率も高く、盗塁ができるスピードもあり、外野の3つのポジションを守れるという選手で、その方針と合致しています。

外野手ではフランクリン・グティエレスが1年契約で、青木宣親の来季の契約は相互の合意で更新されるオプションですが、行使されないことが濃厚です。

もう一人の外野手であるセス・スミスは来季が700万ドルのチームオプションとなっています。オプションを行使しない可能性もありますし、オプションを行使しても来季限りとなりますので、トレードに出すことも想定されます。

このような状況で2018年までチームがコントロールできるレオニス・マーティン以外は流動的なため、今季だけでなく、来季以降を見据えての補強となっていて、ジェリー・ディポトGMも認めています。

“The one thing he doesn’t bring is gaudy power, but it’s a contact, gap bat. He can steal bases. He’s a nice piece for us. He’s optional, young and athletic — a lot of the things we’ve talked about since last September.”
“That’s the idea, for him to chip in,” Dipoto said. “We’ll see where he is in September and what that means for 2017. He’s a polished Minor League player who is ready to cut his teeth in the big leagues.”

引用元:Mariners acquire OF Gamel from Yankees

「派手なパワーはないものの、コンタクトに優れ、野手の間を抜く打撃ができ、盗塁ができる。若く運動能力に優れ、昨年の9月から私たちが求めていたものと合致している」とチームの補強方針に合致している選手であるとと話し、さらに「彼が9月にどのようなパフォーマンスを見せ、2017年にどのようになるかを見ることになる」と来季を見据えて起用することを示唆しています。

ワイルドカードまで4ゲーム差となり、そこまでに3チームがいる状況を残り1ヶ月で逆転するのは、今のチーム状態では厳しいため、長期の連勝がない限り、静かに来季を見据えた戦いに移行していくことになりそうなマリナーズです。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています
スポンサーリンク