グリエル弟が正式にフリーエージェントに!MLBでの争奪戦は確実で23歳となる10月に契約へ

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横浜DeNAベイスターズに兄のユリエスキ・グリエルとともに2015年に所屬していたのがルルデス・グリエル・ジュニアです。

ともにキューバから亡命していたカリビアンシリーズが開催されていたドミニカ共和国内からハイチへ亡命していました。

そのルルデス・グリエルがMLBから正式にFA(フリーエージェント)が承認され、MLBの全球団と交渉できる状態となりました。

ルルデス・グリエルは現在22歳で、今年の10月19日で23歳となるのですが、この年令がグリエルの交渉のポイントの一つとなります。

MLBではインターナショナルドラフトを行えない状態が続いているのですが、無制限にインターナショナルFA選手と契約ができた場合には、資金力があるチームにとって極端に有利になります。

そのためドラフト、通常のFA契約などと同様に戦力の均衡をはかるために各球団に、勝率による順位が下位のチームが有利になるようにインターナショナル契約の枠が割り当てられています。

その枠を越えて契約を結ぶこともできるのですが、その枠を超えた金額に応じてペナルティが課され、翌年、もしくは2年間予算枠が厳しく制限されます。

このようなルールがあるため、各チームはインターナショナルFAで獲得したい選手が多くいる場合には、その枠のやりくりに苦心することになります。

ただ、23歳の年齢をこえた選手は割り当てられたインターナショナル契約の枠の対象外となるため、ペナルティに縛られることなく契約を提示することができることになります。

今年はドジャース、ジャイアンツ、カブス、ロイヤルズ、ブルージェイズ、ダイヤモンドバックス、エンゼルス、レイズ、レッドソックス、ヤンキースが30万ドルを越える契約を結ぶことができないというペナルティを課されています。

そのためルルデス・グリエル22歳の間は、これらのチームは事実上契約を結ぶことは難しい状況にあります。

しかし、およそ2ヶ月たてば23歳となり、これらのチームも自由に交渉できることになるため、グリエル側はより良い条件を引き出せることになりますので、この期間が経過した後に契約することが濃厚です。

ルルデス・グリエルへの評価は高く、大型の契約になると予想されています。

インターナショナル・プロスペクト(有望株)の評価で定評があるベースボールアメリカのベン・バドラー氏が、打席での忍耐力、バットスピード、選球眼などを高く評価して、2015年4月の時点でキューバ選手としての4番目にランクしていました。

またバドラー氏がメジャーでも高い出塁率を記録する平均以上の選手となれるポテンシャルがあり、年間20本塁打も期待できると高く評価していました。

そして内野は一塁、二塁、三塁、遊撃と4つのポジションがこなせる上に、外野もレフトを守ることができる身体能力とスピードも高く評価されています。

メジャーでは守備範囲の問題があり遊撃手としては厳しいとの見立てはあるものの、これだけ複数のポジションを守れ、攻撃面でも期待できる選手となれば関心を集めることは確実です。

その能力を高く評価するスカウトもいる一方で、スイングが大きいことに懸念を示すレポートもあるなど、評価は分かれているようですが、22歳であることを考えれば、ポテンシャルのほうを評価するチームが多くなりそうです。

メジャーに昇格するには1年から2年はかかると見られているため、兄のユリエスキ・グリエルのように即戦力ではないものの、争奪戦になることが濃厚です。

すでに兄のユリエスキと5年4750万ドル(約50億円)で契約したヒューストン・アストロズが獲得を目指す方針だと報じられています。

ルルデス・グリエル・ジュニアがどのチームと、どれほどの規模の契約を結ぶのか、今後が注目されます。

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