オリオールズのマニー・マチャドのトレード放出は不可避?契約延長の道は険しく

ボルティモア・オリオールズは7月末のトレード期限の時点ではポストシーズンの可能性がかなり低いと見られていましたが、売り手には回らず小規模ながらも買い手として動きました。

中途半端な補強と考えられるものだったのですが、8月のオリオールズは17勝12敗と巻き返してワイルドカード争いに浮上しました。

そのため買い手にとどまってポストシーズンを狙うことを選んだ判断は評価されることになるのですが、2018年も優勝を狙う場合には、FAが近づくマニー・マチャドについて難しい決断をすることになります。

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2015年にマニー・マチャドは打率.286/出塁率.359/長打率.502/OPS.861、35本塁打と本格的にブレイクし、2016年も打率.294/出塁率.343/長打率.533・OPS.876、37本塁打と2年連続でMVP投票でもトップ5に入りました。

2017年は前半戦は打率.230/出塁率.296/長打率.445/OPS.741と苦しみましたが、後半戦は打率.332/出塁率.369/長打率.586/OPS.956と立て直し、3年連続30本以上となる32本塁打、打率.271/出塁率.325/長打率.502/OPS.827と良い数字まで戻しています。

この攻撃力に加えてゴールドクラブ賞レベルの高い守備力をサードとショートで発揮でき、年齢も25歳と若いため、2018年シーズン終了後には大型の長期契約を手にする可能性が高いと予想されています。

同じタイミングでFAとなるブライス・ハーパーとともに、10年4億ドルの予想も出るほどのマニー・マチャドです。

オリオールズにとって非常に重要なコアプレイヤーのため、フロントは幾度か契約延長を試みたようですが、それが結実には至っていないようです。

ボストン・グローブのニック・カファード氏が以下のように伝えています。

Dan Duquette said the Orioles will likely try to reopen contract talks with Machado, who can become a free agent after the 2018 season. Duquette said the team has tried at least twice to get a long-term deal done.

オリオールズのダン・デュケットGMが2018年シーズン終了後にFAとなる「マニー・マチャドとの契約延長を再び試みることになるだろう」と話しています。さらにすでに「少なくとも2度は長期の契約延長を試みた」こともデュケットGMが明かしています。

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これまでのオリオールズの最大の契約はクリス・デービスとの7年1億6100万ドルですが、これも大きな驚きをもって報じられたほどです。

マーケットの規模が大きくはないボルティモアを本拠としていることもあり、10年4億ドルの声も飛び交うマニー・マチャドが残留を選ぶような金額は提示できないことが濃厚です。

そのため契約延長に失敗する可能性が高いと予想されるのですが、ダン・デュケットGMは、その後のことについては言及を避けているようです。

Duquette wouldn’t say what he would do if this next attempt fails, but it may be that the Orioles will have no choice but to shop him around.

契約延長に失敗した場合についてコメントすることは避けているようで、ニック・カファード氏は「オリオールズはマニー・マチャド放出を試みるほかなくなるかもしれない」と予想しています。

オリオールズは2018年シーズン終了後にマニー・マチャドだけでなく、アダム・ジョーンズ、ザック・ブリットン、さらにはオプションを行使した場合にはJJハーディという投打の主力がFAとなる見込みです。

それらの全ての選手と契約延長をすることは容易ではないのですが、メジャー30球団では最低レベルのファームのため、下から昇格させて穴埋めすることも簡単ではありません。さらに先発投手の質と量ともに乏しいため、チーム再建へ舵を切らざるを得ないときが近づいていると考えられます。

マニー・マチャドにクオリファイング・オファーを出して得られるドラフト指名権とトレードで手にできるであろうプロスペクトと比較した場合には、後者の方が質が高くなることが確実です。チームを再建するのであればマニー・マチャドを放出して、レベルの高いプロスペクトを獲得することは非常に重要です。

ただ、ダン・デュケットGMとバック・ショーウォルターも2018年シーズン限りで契約が終了するという要素も方向性に影響を与えると考えられます。来年限りで契約が切れる2人が短期的な結果よりも中長期的なチーム編成を重視するという判断に至るかは微妙なところがあります。

様々な要素が絡んできて、トレード移籍が確実とまでは言えないマニー・マチャドの今後ですが、トレード放出という結果になっても驚きではない状況にあることだけは間違いありません。

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