前田健太と柳賢振はリリーフとしてポストシーズンのロースターの枠を争うことに

Los Angels Dodgers Top Catch

10連敗という停滞はあったものの、その前の圧倒的な貯金があったため、余裕をもって地区制覇目前となっているロサンゼルス・ドジャースです。

ドジャースにとってはナ・リーグ西地区5連覇となるため、もはや地区優勝は単なる通過点に近いもので、ワールドシリーズ制覇でなければ「落胆」と言える状態です。

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悲願のワールドシリーズ制覇を成し遂げるために先発ローテにはダルビッシュ有、ブルペンにはトニー・ワトソン、トニー・シングラーニを加えたのですが、そのことによりポストシーズンに出場できる25人の枠を巡る争いは熾烈なものとなっています。

その影響をもろに受けているのが前田健太です。

ロサンゼルス・タイムズのアンディ・マカロー氏が以下のように伝えています。

During the final two weeks of the season, the Dodgers plan to audition Kenta Maeda and Hyun-Jin Ryu for spots in the postseason bullpen, manager Dave Roberts said.

「シーズンの最後の2週間で、ドジャースは前田健太と柳賢振にポストシーズンでブルペンの枠に入るためのオーディションの機会を与える計画」であることを、デーブ・ロバーツ監督が明かしています。

すなわち、すでにこの2人は、故障者が出るなどの事態が起こらない限り、ポストシーズンの先発ローテには入らないことが確定しているということになります。

Roberts stopped short of guaranteeing the team had set its rotation for October. But the Dodgers appear ready to use Clayton Kershaw, Yu Darvish, Rich Hill and Alex Wood as their four starters. That’s no surprise, but it also creates a quandary for the Dodgers, who will see if there is value to be extracted from Ryu and Maeda in the postseason.

「ロバーツ監督は誰がポストシーズンの先発ローテに入るのかを明らかにすることは避けたものの、ドジャースはクレイトン・カーショー、ダルビッシュ有、リッチ・ヒル、アレックス・ウッドの4人で回すことにするようだ」と、アンディ・マカロー氏は述べています。

そして「この決断は驚きではないものの、ポストシーズンで前田健太と柳賢振らから何かしらの貢献が期待できるかどうかを確かめとしているドジャースを板挟みにしている」と述べています。

前田健太と柳賢振にチャンスが与えられることになるのですが、どちらかがリリーフとして入るということではなく、他のリリーフ投手とポストシーズンのロースターを争うことになります。

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同じ記事からの引用です。

The hierarchy of the Dodgers’ bullpen remains in flux as the playoffs approach. The team could carry a trio of left-handers — Luis Avilan, Tony Cingrani and Tony Watson — along with Kenley Jansen and Brandon Morrow.

That leaves a handful of right-handed pitchers all vying for time. Josh Fields appears to have a good chance to make the roster, while the jury remains out on Pedro Baez, Ross Stripling and rookie Walker Buehler.

ドジャースのポストシーズンのブルペン編成は流動的ではあるのですが、ルイス・アビラン、トニー・ワトソン、トニー・シングラーニの左腕3人、そしてケンリー・ジャンセンとブランドン・モローの2人が入る可能性が高いとアンディ・マカロー氏は予想しています。

その結果、ロースター入りの有力候補である「ジョシュ・フィールズを筆頭に、ペドロ・バエズ、ロス・ストリップリング、新人のウォーカー・ビューラーらがブルペンの枠を争っている状況」だとマカロー氏は説明しています。

通常25人の構成は野手13人、投手12人となります。投手12名の内訳はレギュラーシーズン中は先発ローテが5人、ブルペンが7人というのが一般的ですが、ポストシーズンは休養日が多くローテを4人でまわせるため、先発ローテ4人、ブルペンが8人という構成になります。

アビラン、ワトソン、シングラーニ、ジャンセン、モローの5人が確定的と考えると、前田健太は柳、フィールズ(同2.89)、バエズ(同2.59)、ストリップリング(同3.58)、ビューラー(同12.46)ら5人と3つの枠を争うことになります。

前田健太の今季は防御率4.21、12勝6敗という成績で、後半戦は防御率3.93となっています。柳賢振は5勝7敗ですが、防御率は3.46と良い数字で、特に後半戦は防御率2.36と好投を続けています。

普通のチームであればポストシーズンでも先発の機会が与えられるレベルなのですが、すでに先発ローテから外れることは確定的で、さらにはポストシーズンのロースターにも入れるかどうかという激しい競争にさらされる事態となっています。

前田健太と柳がブルペンでロースターの枠を争うことになったことが公表されたのは現地の9月19日ですが、すでに9月17日の日曜日からその動きは始まっていたようです。

Maeda spent time in the bullpen during Sunday’s series finale in Washington, and they are expected to rejoin the relief corps soon.
“You’ll see something like that in the coming days,” Roberts said before Tuesday’s game at Philadelphia.

日曜日のワシントンの試合中には、ブルペンで準備をしていたようで、もまもなくブルペンの一員として起用されることになるようです。ロバーツ監督も「数日のうちにそうなるだろう」と19日の試合前に話しています。

ドジャースの優勝は決定的ですが、前田健太にとっては違うプレッシャーを背負っての登板が続くことになりそうです。

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