ブルージェイズの2017-18シーズンオフの補強は?アトキンスGMが地元メディアに明かすを明かす

Bule Jays Top Catch

2年連続でポストシーズン進出を果たし、観客動員でもヤンキースを上回るなど躍進を続けていたトロント・ブルージェイズですが、2017年は沈む落胆のシーズンとなりました。

ア・リーグ東地区が接戦で、ワイルドカードも大混戦だったこともあり、トレード期限前にはポストシーズンの可能性があったのですが、39勝44敗と失速した結果、地区最下位に沈んでしまいました。

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ジョシュ・ドナルドソン、J.A.ハップなどがFAとなるときが近づいていることもあり、注目されているブルージェイズのシーズンオフの動向ですが、ロス・アトキンスGMがシーズン終了後に地元メディアを中心に今後の展望について話しています。

スポーツネット・カナダのベン・ニコラス・スミス氏は2018年にブルージェイズがプレーオフに進出するには、今季よりも10勝から15勝は上積みする必要があると述べます。

すでにマルコ・エストラーダと契約延長を成立させたもののの先発投手をまだ必要としていて、リーグ最下位となった得点力のテコ入れもしなければならないと指摘した上で、問題はどこに優先順位をおいていくのかになるとスミス氏は述べて、以下のようなロス・アトキンスGMの言葉を紹介しています。

“Add one impact arm and one impact position player for sure,” Atkins said Tuesday. “We have to do that. Whether or not that impact position player is a right fielder or plays another position will depend on [various] alternatives. We’ll be open to trades. We’ll be open to any possible way we can make our team better.”

引用元:Blue Jays hope to add impact arm, impact bat this off-season

「戦力的にインパクトのある投手と野手をそれぞれ一人ずつ加えることをやらなければならない」と述べて、野手に関してはホセ・バティスタが抜けるもののライトを守れる選手にこだわらないと述べています。
その補強のルートに関してはFA市場だけでなく、トレードで獲得することにもオープンだと付け加えています。

このアトキンスGMの回答に関して、スミス氏はインパクトのある投手は先発投手なのか、それともリリーフ投手なのかという疑問を生じさせることになると述べて、以下のように伝えています。

This response raises a couple more questions. First: would the impact arm pitch out of the bullpen or the rotation? On this point Atkins kept his options open, saying starters and relievers will both be in play (though it’s worth noting that the Blue Jays already have the makings of a respectable bullpen in place).

アトキンスGMは必ずしも先発投手にこだわるのではなく、リリーフ投手でも良いというスタンスであることを明かしています。

先発ローテに関してはマーカス・ストローマン、J.A.ハップ、マルコ・エストラーダ、アーロン・サンチェスの4人に、ジョー・ビアジーニ、ライアン・ボルッキ、トーマス・パンノンなどメジャーに近い投手がいることを挙げて、アトキンスGMは良い状態にあると記者会見では繰り返したようです。

ただ、アーロン・サンチェスの爪の問題や5番手が確定的ではないことを考えると、質の良いメジャーレベルの先発投手を獲得することは大きな戦力アップになるだろうとスミス氏は述べています。

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インパクトのあるプレイヤーという表現を使って、今後の補強スタンスを明かしているのですが、それはスーパースターというようなレベルではないようで、「シーズン全体を通して貢献できる選手」というニュアンスのようだとスミス氏は、アトキンスGMの見解を説明しています。

すでにホセ・バティスタに来季のオプションを行使しないことをアトキンスGMは伝えているため、テオスカー・ヘルナンデスが現時点での穴埋め候補となるのですが、質の良い外野手を獲得すれば大幅な戦力アップになると考えられます。

ロレンゾ・ケイン、ジェイ・ブルース、カーティス・グランダーソン、カルロス・ゴンザレスなど質の良い外野手がFAとなるため、それらの選手を獲得できれば大きなアップグレードになる可能性があります。

ただ、アトキンスGMはそれらの選手が30歳を越えていることもあり消極的なスタンスで、“It’s a clear issue for us”、 “It’s really hard to [address] in free agency.”とFA市場での補強には及び腰です。

そのため現時点ではトレード市場での補強を優先していくスタンスということになります。

さらにアトキンスGMは、ライトだけでなくデボン・トラビスやトロイ・トゥロウィツキーが離脱した場合に二遊間の穴を埋められる選手が必要だと述べていて、強打の外野手というよりも、スピードのあるスーパーユーティリティプレイヤーがターゲットになりそうだとニコラススミス氏は伝えています。

FA市場で候補となるとするとエドゥアルド・ヌニェス、トレード市場ではレンジャーズのジュリクソン・プロファーあたりが候補となるかもしれないとニコラス・スミス氏は予想しています。

ジョシュ・ドナルドソンのトレード放出に関しては、トレードすることでメジャーレベルの戦力アップにつながるのであれば、可能性があるかもしれないと述べています。
ドナルドソンが欲しいチームはポストシーズンを争うであろうチームであるため、メジャーレベルの選手ではなく、マイなリーガーを放出するトレードを好みます。

このアトキンスGMのスタンスであれば、トレード相手が見つかる可能性は低く、少なくともシーズン開幕の時に、ジョシュ・ドナルドソンがブルージェイズのユニフォームを着ていることになりそうです。

最後にまとめると以下のようなシーズンオフの方針となります。


  • 少なくともインパクトの有る投手と野手をそれぞれ1人は加える
  • トレードにオープンな姿勢で、どちらかと言えばFA選手よりもトレードでの補強を模索する
  • ジョシュ・ドナルドソンのトレードはMLBレベルでの戦力アップにつながる場合のみ
  • インパクトの有る投手を1人加えたいが、先発投手だけでなくリリーフ投手も候補
  • インパクトの有る野手を1人加えたいが、ライトを守れる強打の野手ということにはこだわらず、ライトだけでなく二遊間も守れるようなユーティリティ性の高いプレイヤーの方が良い

オーナーサイドから年俸総額を圧縮し、育成で勝てるチームを作ることを指示されていることもあり、大金を投じての補強は考えにくいブルージェイズです。
ただ、トレード補強でも以前のようにプロスペクトを大盤振る舞いすることなく、必要なピースを埋めていくというスタンスで、アレックス・アンソポロスGM時代のようなサプライズはなさそうな気配です。

育成を重視しながらも、上手く噛み合えばポストシーズンを狙えるチームを作るというスタンスのため、今年のように故障者が続出した場合に耐えきれるだけの戦力になるかは微妙な方針です。

レッドソックスは質の高い選手で層が厚くなっていますし、ヤンキースは来季にさらに若い選手たちがステップアップすることによる戦力アップが期待できます。

現在のこの方針で、どこまで効果的な補強ができるのか注目されるブルージェイズです。

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