ヤンキースが欲しいのはカブスのカイル・シュワーバー?!キャッシュマンGMの意中の選手か

New York Yankees Top Catch

ニューヨーク・ヤンキースではリリーフトリオのうちアンドリュー・ミラー、アロルディス・チャップマン、そして指名打者/外野手のカルロス・ベルトランを中心にトレードの噂が流れています。

ヤンキースがトレードに動けば、交換として若いプロスペクトを獲得することになるのですが、相手チームのマイナーのスカウティングを行っている情報も同時に増えてきています。

そのヤンキースが一番欲しがっているとされているのがシカゴ・カブスのカイル・シュワーバー(Kyle Schwarber)です。

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キャッシュマンGMの意中のプレイヤーはカイル・シュワーバーか

カイル・シュワーバーをヤンキースのキャッシュマンGMが高く評価していて、欲しがっているとYahoo!SPORTSのジェフ・パッサンが以下のように伝えています。

And now, with Cashman, the New York Yankees’ general manager, controlling the July trade market with his cache of dominant relievers, he gets to covet whomever he pleases. And atop that list is Schwarber, whose monstrous left-handed swing is made for Yankee Stadium. “Cash thinks he can hit 50 home runs there,” one source with knowledge of the Yankees’ plans said, and, well, that isn’t altogether farfetched.

圧倒的なリリーフ投手を抱えているキャッシュマンGMは今年7月のトレード市場の主導権を握っていて、どの選手でも欲しがることができる立場であること。

そのキャッシュマンGMがもっとも欲しがっているのが、驚異的なスイングを持つ左打者でヤンキースタジアムにフィットするカイル・シュワーバーであること。

そしてヤンキースの情報に詳しい関係者による「キャッシュマンGMはヤンキースタジアムであれば50本塁打を打てると考えている。」ことをパッサン氏は伝えています。

基本的には打者有利の球場とされるヤンキースタジアムですが、右翼は314フィート(95.7メートル)と狭いため、特に左打者に有利な球場です。

左打ちで圧倒的なパワーを持つカイル・シュワーバーであればシーズン50本塁打も期待できるのではないかとキャッシュマンGMは高く評価していて、最も獲得したい選手となっているようです。

では、キャッシュマンGMがそこまで評価するカイル・シュワーバーとはどのような選手かということを、続いて見ていきます。

カイル・シュワーバーは2014年MLBドラフト1巡目全体4番目にシカゴ・カブス指名されてプロ入りした右投左打の23歳の野手で、ポジションは捕手、外野手です。

2015年シーズン開幕時点では各メディアのプロスペクトランキングではベースボールアメリカがメジャー全体で19位、MLB公式サイトが49位、ベースボールプロスペクタスが77位にランクしていた有望株です。

2015年には早くもメジャーに昇格を果たし69試合273打数で打率.246/本塁打16/打点43/出塁率.355/長打率.487/OPS.842という成績をルーキーイヤーで残しています。

ただ、今年は膝の前十字靱帯損傷をしてしまい2試合の出場にとどまっていて、復帰は2017年にずれ込むとも言われています。

その打撃はパワーだけでなく、バットスピードが速く、広角にも打つことができ、選球眼と打席での忍耐力もあるため打率も期待できる選手だとも評価されています。

下の動画では広角に本塁打が打てるパワーと技術があることがわかります。

カイル・シュワーバーは2015年のポストシーズンでシカゴ・カブスの球団記録タイとなる5本塁打を記録しました。それをまとめた動画は以下のものです。

ポストシーズンでは9試合27打数で打率.333/本塁打5/打点8/出塁率.419/長打率.889/OPS1.308、安打9本のうち5本が本塁打という驚異的な成績を残し、大舞台、ポストシーズンでの強さも見せつけました。

もちろんシカゴ・カブスもこのカイル・シュワーバーのことを高く評価していて、一貫してトレードに出さないと話しています。

ただ、ヤンキースがリリーフ投手の1人だけでなく、アロルディス・チャップマンとアンドリュー・ミラーの2人をパッケージにすれば、カブスも気持ちを変えるかもしれないと、Yahoo!SPORTSのジェフ・パッサンはトレード成立の可能性に言及します。

カイル・シュワーバーがカブスの長期的な戦略において重要な事は間違いないのですが、仮にカブスがこのリリーフ投手2人を獲得できた場合には、ワールドシリーズ制覇の確率をかなり高めることができます。

そしてワールドシリーズ制覇は球団の資産価値を大きく高めることにジェフ・パッサンは言及します。

2015年にサンフランシスコ・ジャイアンツはワールドシリーズ制覇を果たした後、その資産価値は1年前のおよそ2倍となる20億ドル(2100億円)、2015年のロイヤルズは2億ドル(210億円)から8億6500万ドル(908億円)、2013年のレッドソックスは14%上昇して1.5億ドル(1575億円)
に跳ね上がったとフォーブスが試算していることをパッサンは伝えています。

つまりカブスがミラーとチャップマンを両者ともに獲得してワールドシリーズ制覇を果たせば、恐ろしいほど球団の資産価値が上昇し、なおかつ観客動員、スポンサー広告料、グッズの売上も増加するので、カイル・シュワーバーを諦めるだけの価値があるのではないだろうかということです。

また膝を手術したことでシュワーバーのカブスでの長期的なポジションが見当たらないこともパッサン氏は指摘します。

膝の手術をしたことで捕手は難しくなったこと、その膝をやってしまったのは左翼での守備中だったことを考えると、指名打者のないナ・リーグでは一塁手がポジションとなりますが、そこには主砲のアンソニー・リゾがいるため、空いているところがありません。

しかし、ヤンキースではマーク・テシェイラ、カルロス・ベルトランがFAでいなくなり、アレックス・ロドリゲスが42歳になるので、一塁、指名打者ともにシュワーバーのために空けることができます。

どの球場が本拠地であってもシーズン30本塁打は打てる選手と評価されるシュワーバーは、長打力不足に悩むヤンキースにとってはかなり魅力的なプレイヤーです。

GMたちが「この選手はトレードに出さない」と話した時には、「本当に出すつもりがない」場合と、「驚くほどの魅力的なオファーなら話を聞くよ」という意味の場合があります。

ヤンキースがトレード期限前に売り手になることを選んだ場合には、このカブスとヤンキースのやりとりは注目したい動きです。

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