【MLB2014サイ・ヤング賞】7回15奪三振のF.ヘルナンデスに絶賛の声!

マリナーズのエースである“King”フェリックス・ヘルナンデスが6月8日のレイズ戦で7回で15個の三振を奪う圧巻の投球を見せました。

打線の援護がなく勝ち投手にこそなれませんでしたが、投球内容の素晴らしさに称賛の声が出ています。

この日のフェリックス・ヘルナンデスはファーストボール、スライダー、そしてチェンジアップのどれもが素晴らしく、対戦したレイズの監督であるジョー・マドンも“今まで見てきた中でベストの出来だった”と唸るしかないほどの投球でした。

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完全試合の時よりも良かったフェルナンデス

フェリックス・ヘルナンデスは2012年8月に完全試合を達成しているのですが、その時の相手がタンパベイ・レイズで、監督はもちろんジョー・マドンでした。

この時もジョー・マドンはヘルナンデスの投球を見ているわけですが、6月8日のレイズ戦のヘルナンデスは、ジョー・マドン監督をして“完全試合の時よりも良かった”と評価させています。

特にチェンジアップが素晴らしかったことを上げ、”ファーストボールに見えて、最後の瞬間でチェンジアップになっていた”と打者の手元にくるまで、ファーストボールとの区別がつかなかった述べています。

また制球力(コマンド)も良かったと述べて、”He was really good.”(彼はともて素晴らしかった)と賞賛しています。

この試合でのフェルナンデスはファーストボールのキレ、スライダーのキレと曲がり、チェンジアップの落ち方、そしてこれらの球種のコマンドのどれをとっても素晴らしいものでした。

ファーストボールに見えるチェンジアップで翻弄

6月8日の登板でも、かつてのような95-6マイル(153-154キロ)のファーストボールではなく、92マイルから93マイル(148-150キロ)に球速は落ちていますが、動き、キレ、コントロールは抜群です。

その6月8日のレイズ戦でのフェリックス・ヘルナンデスの奪三振のシーンを集めた動画です。

特にこの日は低めのファーストボールのキレと伸びが素晴らしく、球速表示以上に速く見えます。そして低めにきているボールは、打者には一旦ボール球に見えてから、浮き上がってくるように感じていたのではないかと思われます。ファーストボールを見送っている打者は呆然と見送っていて、ストライクゾーンにきたことに驚いているように見受けられます。

そしてチェンジアップが素晴らしく、現地メディアの評論家も“スプリットのようだ”と述べるほど、打者の手元で急激に、かつ大きい落差で落ちています。このような落ち方をするチェンジアップには、なかなかお目にかかることができません。

しかもファーストボールが92マイル(148キロ)で、チェンジアップが88-89マイル(141-143キロ)と球速もほとんど変わりません。その上、チェンジアップという球種の性質上、スプリットに比較してボールの回転数が落ちず、ファーストボールと見分けがつきにくいため、打者がバッターボックスでファーストボールとチェンジアップを見分けるのは至難の業です。

スライダーもいいので、ファーストボールとスライダーだけでも抑えるのに十分なほどでしたが、そこにこのチェンジアップでは、お手上げとならざるを得ません。

球界屈指の投手とされ、”KING”の称号を地元メディアだけでなく、全米のメディアから使われていることが伊達ではないことを見せつけたフェリックス・ヘルナンデスの圧倒的な投球でした。この試合を終えてヘルナンデスの成績は、14試合98.0回で防御率2.39/8勝1敗/奪三振106/WHIP1.01となっています。

今後も登板が楽しみなフェリックス・ヘルナンデスです。

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