前田健太はどのチームと契約するのか?クリスマス休暇前での最新動向と情報のまとめ

2000万ドルに設定されてポスティングされた前田健太ですが、関心を示してコンタクトをしているチームがいるとは伝えられているものの、なかなか具体的な動きにならない状況が続いています。

FA市場とトレード市場の両方で先発投手が溢れていることが、その原因の一つとなっているのですが、問題なのは他のFA投手のようにシーズン開幕直前まで待づづけることができないことです。

前田健太の交渉期限はアメリカ東部時間で2016年1月8日の午後5時、日本時間では2016年1月9日午前6時に設定されていて、二週間余りが残っています。

しかし、クリスマス休暇に入ると、基本的にはどのチームのフロントオフィスも閉まってしまいますので、実際には10日程度が前田健太に与えられている交渉期間と考えたほうが良いかもしれません。

その前田健太の動向についてクリスマス休暇前時点での情報を備忘録も兼ねてまとめておきたいと思います。

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前田健太に興味があることを明言していたチームの先発ローテ補強は完了か

レッドソックスが前田健太に関心を示しているという情報が2015年シーズン中にはありました。

しかし、デーブ・ドンブロウスキー社長の体制に移行してからは、チームのNO.1スターターを獲得するという方針となり、ターゲットはデビッド・プライス、ザック・グレインキーのどちらかとなりました。

結果、レッドソックスはデビッド・プライスを2億ドルを越える契約で獲得しました。

そのため地元メディアが早々に「レッドソックスはNO.3-4クラスのスターターを多く抱えているため、前田健太の2000万ドルのポスティングに入札しない」と伝えるなど、選択肢から外れました。

ヤンキースも同様に関心を示している球団の1つとするものがありましたが、年俸総額を圧縮するために長期契約を増やしたくない方針のため、トレードやマイナー契約で先発ローテの補強を行う姿勢で、ポスティングに入札する気はないようだと伝えられています。

サンディエゴ・パドレスはシーズン中にも日本で視察するなどしていましたが、これは本格的な調査というよりも、日本のマーケットへパドレスをアピールすることが目的だったとFOXスポーツのケン・ローゼンタールが伝えています。

パドレスは年俸総額を減らすために先発投手を売り払おうとしているチームのため、前田健太に興味を示すとしても、契約の相場が著しく落ちた場合のみで、真剣に獲得に動いてはいないと現地メディアは伝えています。

シーズンオフ当初に前田健太に興味を示している明言したことがある球団がダイヤモンドバックス、ジャイアンツでした。

しかし、ダイヤモンドバックスはザック・グレインキー、シェルビー・ミラー、ジャイアンツはジョニー・クエト、ジェフ・サマージャを獲得したことで、完全に前田健太への興味は失われていると考えられます。

またシーズンオフ当初に前田健太に言及はしていないものの、先発投手を補強する意向を示していたチームがいくつかあったのですが、それがドジャース、カブス、タイガース、レンジャーズ、カージナルス、ナショナルズ、マリナーズ、ロイヤルズ、オリオールズ、マーリンズです。

そのうちデトロイト・タイガースはジョーダン・ジマーマンと5年1億1000万ドルで合意したことで、その目標をすでに達成しています。

シカゴ・カブスはジョン・ラッキーと契約したことで、その後は外野手の補強にシフトしてジェイソン・ヘイワードと大型契約を結んだため、こちらも大金を動かしての補強は完了しています。

また同じく先発投手の補強に積極的だったセントルイス・カージナルスはマイク・リークと5年8000万ドルで合意したことで、先発ローテの大きな補強に動く可能性は低くなったと考えられています。

マリナーズは岩隈久志、ウェイド・マイリーを獲得し、編成の総仕上げとなったとディポトGMが話していますので、これ以上の大きな補強はないことが確実です。

テキサス・レンジャーズはコルビー・ルイスと1年契約で合意している上に、シーズン中に獲得したコール・ハメルズに多くの金額を支払っているため、大金を動かす補強は考えにくくなっています。

クリスマス休暇前の時点で先発投手の補強に積極的な姿勢を示している球団は?

クリスマス休暇前の時点で先発投手の補強に積極的な姿勢を示している球団で残っているのはドジャース、ナショナルズ、ロイヤルズ、オリオールズ、マーリンズとなっています。

ロイヤルズ、オリオールズ、マーリンズらは先発投手の補強に動いているものの、元々、経済規模が大きくないため予算に制限がある上に、他にも補強ポイントがあります。

ロイヤルズはアレックス・ゴードンとの再契約、オリオールズはクリス・デービスとの再契約などにも力を入れていて、それらに失敗した場合には、外野手の補強などが必要になると考えられています。

元々資金力がない上に、他の補強が必要なため予算に余裕がないのですが、ロイヤルズとオリオールズはともにスコット・カズミアー、ヨバニ・ガヤルドに興味を示して動いていると伝えられています。

マーリンズはさらにランクを落としたダグ・フィスター、ティム・リンスカム、アーロン・ハラングやトレードでの補強に興味を示していて、大金を動かすような姿勢ではないようです。

特にスコット・カズミアーはシーズン途中にトレードされたためクオリファイング・オファーの対象外となっているため、ドラフト指名権を失いたくないチームにとって魅力で、ナショナルズとアストロズも獲得に本腰を入れていると伝えられています。

このような状況のため前田健太の獲得のために、2000万ドルのポスティング費用を払える資金力があり、なおかつ先発投手を必要としているチームとなると、ロサンゼルス・ドジャースとワシントン・ナショナルズくらいとなります。

ナショナルズに関しては興味を示している、コンタクトをしているという情報は目にすることがありません。

ドジャースのチーム関係者が、このオフに「前田健太に関心を示している」と表明していない状態は継続しているのですが、前田健太の代理人と接触を続けているとの情報はポスティング以降続いています。

ただ、スコット・カズミアー、ヨバニ・ガヤルドらがFA市場から消えても、チェン・ウェイン、イアン・ケネディ、ダグ・フィスター、カイル・ローシュなどメジャーでの実績が十分にある投手が市場に残りますし、ランクは落ちますがティム・リンスカム、マット・レイトスらもいますので、ドジャースやナショナルズに前田健太以外の選択肢がないわけではありません。

特にドジャースとナショナルズはともに2016年に優勝をしたいWIN NOWのチームのため、計算がしっかりとできる投手が欲しい状況です。

前田健太にはドラフト指名権を失う問題はなく、年齢が若いのは魅力となるものの、メジャーでは未知数であること、ポスティング費用2000万ドル、市場に先発投手が溢れていることがネックとなり、争奪戦になりにくい状況となっています。

争奪戦にならなければ、当然のことながら交渉するチームは年俸を低く抑えたチーム側に有利なオファーをすることになりますが、それを受け入れるのであれば交渉期限前に契約は決まると予想されます。

ただ、1年待てば来年のFAの先発投手の市場は手薄なため、より良い契約を手にできる可能性があると予想される状況でもあります。

他のFA先発投手の契約先によって大きく流れが変わっていくことになりますので、現在動きがあるスコット・カズミアー、ヨバニ・ガヤルド、そしてチェン・ウェインあたりの動向にも影響を受けることになりそうな前田健太です。

現在、情報が出ている以外のチームが獲得に急参戦するのかも含めて、残り2週間の動きに注目していきたいと思います。

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