MLB 2016-17シーズンオフの大物トレード候補は?FOXスポーツ名物記者がピックアップ

メジャーリーグの2016-17シーズンのFA市場は先発投手の人材が乏しく、外野手とクローザーには目玉となるような選手がいます。

それでも全体的に層が薄いことは否定できない状態のため、近年では最も人材が乏しいと米メディアが指摘することがたびたびです。

しかし、優勝、ポストシーズンを争うチームたちは、FA市場の人材が乏しければ、トレード市場で必要な戦力を獲得する動きを模索することになります。

そのためこのオフの大型トレードの成立が注目されるシーズンオフですが、そのトレード候補となりそうな大物選手10名をFOXスポーツの名物記者であるケン・ローゼンタール氏が選んでいます。

ケン・ローゼンタール氏が”Ken Rosenthal’s Top 10 MLB offseason trade targets”で選んだ10名のプレイヤーとそのコメントの要約は以下のとおりとなっています。

1 クリス・セール(シカゴ・ホワイトソックス)

クリス・セールをトレードに出すには最高の市場の状態。残る契約は3年3800万ドルとザック・グレインキーが1年で稼ぐ金額よりも、そんなに多くはない(3400万ドル)。FA市場の先発投手は多くのチームがどうしても欲しがるような投手ではない。ホワイトソックスは見返りに多くのものを求めるだろうし、それを手にすることが可能だ。

2 ライアン・ブラウン(ミルウォーキー・ブルワーズ)

ドジャースは7月と8月に獲得を試みた。3度目があったとしても驚きではない。11月17日に33歳となるブラウンはドジャース、エンゼルス、ジャイアンツ、ダイヤモンドバックス、マーリンズの6球団へのトレード拒否権を有している。4年7600万ドルの契約が残っている。

3 クリス・アーチャー(タンパベイ・レイズ)

クリス・セールと同様に理論があてはまる。格安の長期契約を抱えている先発投手の価値がこれ以上ないほど高まっているので、アーチャーの価値も同様に高い。28歳のアーチャーはセールの契約以上にお得だ(3年1900万ドル+2020年オプション:900万ドル+2021年オプション:1100万ドル)。レイズは68勝のシーズンが終わったばかりで、すべてのことにオープンだ。

4 ジョーイ・ボット(シンシナティ・レッズ)

レッズはボットをチームのコアとして残すこともできるが、彼をトレードに出せば予算に柔軟性ができるようになる。昨シーズンのOPSはナ・リーグでトップタイだったが、9月10日に33歳となった。にも関わらず2017年は2200万ドル、2018年から2023年は毎年2500万ドルと高額な契約になる。
ブルージェイズがアレックス・アンソポロスGM時代にトレードを試みたが、現在のトップであるマーク・シャピーロはそれほど乗り気ではない。ただ、エンカーナシオンを失うことによる大きな穴がある。

5 アンドリュー・マカッチェン(ピッツバーグ・パイレーツ)

30歳のマカッチェンはワーストのシーズンを終えたところだ。OPS.760はキャリア平均よりも100ポイント以上低い数字だ。マカッチェンの契約は魅力的で、2017年が1400万ドルで、2018年は1450万ドルのチームオプションだ。チームに残して来季の前半で復活したところでトレードに出すというのも選択肢だが、そうならない場合のリスクはより高くなる。

6 J.D. マルティネス(デトロイト・タイガース)

すべての可能性にオープンな姿勢のタイガーズは、どの選手へのオファーにも耳を傾けるだろう。ことによるとミゲル・カブレラ、ジャスティン・バーランダーをトレードする道も模索するかもしれない。しかし、J.D.マルティネスが一番のトレード候補で、1175万ドルの来季の契約を終えるとFAとなる。

7 ブライアン・ドージャー(ミネソタ・ツインズ)

デレク・ファルヴェイ(Derek Falvey)が新しくトップとなったフロントが、チームの変革に大きなインパクトを与えようとするなら、ドージャーをトレードに出して、若い投手を獲得することかもしれない。ドージャーは昨シーズンの42本塁打の内28本をオールスター以降に打ち、OPSは.886だった。来年の5月に30歳となるが契約は2017年が600万ドル、2018年が900万ドルで魅力的。

8 カルロス・ゴンザレス(コロラド・ロッキーズ)

ロッキーズはバド・ブラックに勝つチャンスを与えるために、外野手のトレードには手をつけないかもしれない。しかし、チームはチャーリー・ブラックモン、デビッド・ダール、ジェラルド・パーラと3人の左打ちの外野手を抱えていて、カルロス・ゴンザレスは来年が契約最終年で年俸は2000万ドルだ。ゴンザレスを残すことに合理性はあまりなく、若い投手が1人、2人と獲得できるならばなおさらだ。

9 マイク・ムスターカス(カンザスシティ・ロイヤルズ)

ムスターカスは膝の手術で26試合にしか出場できなかった。契約は2017年の870万ドルで終了しFAとなる。ロイヤルズは1年後にFAとなる選手を多く抱えていて、最低でも1人はトレードに出すことを考えている。ロレンゾ・ケイン、エリック・ホズマー、アルシデス・エスコバー、ウェイド・デービス、ダニー・ダフィーらがそうだ。ムスターカスとホズマーの代理人はスコット・ボラスなので、FA前に契約延長する可能性は低いが、ロイヤルズはホズマーを優先するだろう。

10 ジョニー・ペラルタ(セントルイス・カージナルス)

ムスターカスと同様に推測に過ぎない。ただ、カージナルスはディフェンスを強化しようとしているし、内野手は人が余っている。契約は来季の1年1000万ドルであることを考えるとトレード放出されることになりそうだが、3年連続で打撃成績が低下し、守備に難があるため、トレード要員としての価値は限定的。

ケン・ローゼンタール氏は以下のような10名をトレード候補となる大物選手としてピックアップしています。

本来であれば、ここにマイアミ・マーリンズのホセ・フェルナンデスの名前が、クリス・セール、クリス・アーチャーとともに出ているはずでしたが、残念ながら事故によりそれも無くなりました。

名前が出ていない選手では、ヤンキースのブライアン・マッキャンの名前は頻繁に出ていて、ブレーブス、アストロズなどのその相手として報道されています。また同じくブレット・ガードナーも候補となる可能性があります。

アスレチックスのソニー・グレイ、スティーブン・ボート、メッツのジェイ・ブルースらの名前もすでにトレード市場で名前が出ています。

注目されるのはケン・ローゼンタール記者が記事の中で触れていたミゲル・カブレラとジャスティン・バーランダーです。

ミゲル・カブレラにはアストロズが、ジャスティン・バーランダーにはドジャースが興味を示しているとの報道もあります。

さらにタイガースはジョーダン・ジマーマン、ビクター・マルティネスらのトレードの打診にも耳を傾ける姿勢だと、トレードやFAの情報に詳しいファンラグスポーツのジョン・ヘイマン氏が伝えています。

デトロイト・タイガースが報道されているとおりに、大物選手の放出に応じる場合には、大型のトレードになることは確実です。

FA市場にも注目の選手がいますが、それ以上に興味深くなりそうなのがトレード市場となりそうな、メジャーリーグの2016-17シーズンオフとなりそうです。

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