ジャスティン・バーランダーのトレードが近い?2週間でトレード市場にとの報道

Detroit Tigers Top Catch

デトロイト・タイガースはコアのメンバーたちが高齢化し、ファームの層は薄く、年俸総額は大きく硬直しているなど、多くの問題を抱えています。

それでも再び勝負をかけることを選んだ2017年でしたが、当初はそれでも可能性を感じさせるものでしたが、次第に前評判に近いスライドが始まり、34勝43敗と負け越し、ポストシーズンが現実的なものではなくなりました。

すでにそのようなチーム状況をうけてアル・アビラGMは、ベテラン選手たちのトレード交渉に応じる姿勢であることを示唆しています。

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そのデトロイト・タイガースのトレード候補選手の中でも大きな関心を集めていたのが、今季終了後にFAとなるJ.D.マルティネスでした。しかし、ここにきてチームの顔であるジャスティン・バーランダーのトレードの噂も流れ始めています。

YAHOO!SPORTSのジェフ・パッサン氏は以下のように伝えています。

Multiple front-office sources told Yahoo Sports they expect Verlander to hit the trade market sometime in the next two weeks.

複数のMLB球団フロントオフィスの情報筋が、「バーランダーがこれから2週間の間にジャスティン・バーランダーがトレード市場に出ると予期している」と話しているとのことです。

ただ、ジェフ・パッサン氏はタイガースのアル・アビラGMのそのことを示唆したというよりも、各球団幹部たちが得ている感触のようなもので、不確かなものだとは付け加えています。

しかし、チーム再建に本腰をいれるするならば、ありうることだとパッサン氏は述べた上で、ネックになるのは今季のパフォーマンスが良くないこと、来季からの残り2年5800万ドルの大型契約が残っていること、全球団へのトレード拒否権などがあると、トレード成立への障害を列挙しています。

昨年のバーランダーは230イニング近くを投げて防御率3.04、被OPS.630、奪三振率10.00、与四球率2.3と、サイヤング賞獲得時を思わせるような成績を残しました。

ところが今季は防御率4.47、奪三振率は8.7とまずまずですが、与四球率は4.2とキャリアワーストのペースになっています。これまでのバーランダーのキャリアトータルの与四球率が2.7となっていますので、懸念される数字と考えられます。

ただ、それにも関わらずジャスティン・バーランダーの対して楽観的な見方をしている選手評価担当もいるとのことです。

その内容は以下のとおりとなっています。

Some evaluators are bullish nonetheless. One believes a return to a competitive team would reinvigorate Verlander and compared him to Randy Johnson in 1998. At 34 years old, Johnson had a 4.33 ERA with Seattle. After a deadline deal to Houston, he went 10-1 with a 1.28 ERA and struck out 116 in 84 1/3 innings.

「数名の選手評価担当者たちは、それにも関わらず、楽観的に今後を予想している。ある担当者は優勝を争うチームに移籍することがバーランダーの復活への刺激となると考えて、1998年のランディン・ジョンソンと比較した。」とのことです。「34歳のランディ・ジョンソンはマリナーズでは防御率4.33と低迷したものの、トレード期限前にアストロズに移籍した後は、84回1/3で奪三振116、防御率1.28、10勝1敗」と圧倒的な成績を残しています。

バーランダーも優勝を争うチームに移籍することで、ランディ・ジョンソンのように本来の姿を取り戻すのではないかと見通していることになります。そのため、バーランダーのパフォーマンスの懸念を乗り越えて、獲得に動くチームがいるのではないかということです。

そういうこともあってか、タイガースはただチームから出して年俸総額を減らせれば良いとは考えてはいないようで、それなりのプロスペクトを要求すると予想されています。

デトロイトを離れる姿勢ではないとされているバーランダーのため、トレード拒否権の問題もあります。しかし、バーランダーも34歳でワールドシリーズ制覇の経験もないため、その可能性があるチームであれば、拒否権を放棄するのではないかとパッサン氏は予想し、クリアできるのではないかと述べています。

さらに2年5800万ドルの大型契約についてですが、パッサン氏は以下のような見解を述べています。

Were Verlander to hit the free-agent market, he surely would get more than that, so the deal, in that regard, isn’t necessarily bad. Still, it’s prohibitive enough that it has scared away at least one large-market team that has been linked to Verlander.

「もしバーランダーがFA市場に出たとしたら、このこの金額(5800万ドル)以上を手にすることはほぼ間違いない。それを考えると必ずしも悪い残契約ではない」と述べます。ただ、「コンタクトしている大規模なマーケットのチームの腰が引けるのにも十分なものだ」とも付け加えています。

このような要素が絡み合っているためバーランダーのトレード成立には、(1) 経済力のあるチーム、(2) 地区優勝のみならずワールドシリーズ制覇が視野に入っているチーム、そして(3)タイガースが納得できるプロスペクトを用意できる、という要素が必要となります。

デトロイト・タイガースが年俸を半分以上を負担するなどの決断があれば、多くのチームが手を上げる可能性の高いバーランダーです。

バーランダーの魅力はレギュラーシーズンのみならずポストシーズンにも強いことで、キャリア通算で98回1/3で防御率3.39と結果を残しています。

持っている能力、実力の上限値が高い選手のためトレード移籍がハマったときには、チーム浮上の大きな起爆剤になる期待ができます。その一方で、年齢通りに衰えていた場合には、大きな負債になるリスクもあります。

伸るか反るかという面があることは否定できないバーランダーですが、どのような動きにつながるのか今後が注目されます。

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