レンジャーズがジョシュ・ハミルトンを自由契約!シーズン終了後にマイナー契約へ

Texas Rangers Top Catch

ジョシュ・ハミルトンは2012年にテキサス・レンジャーズで打率.285/本塁打43/打点128/出塁率.354/長打率.577/OPS.930という素晴らしい成績を残してFAとなりました。

その後、ロサンゼルス・エンゼルスと5年1億2500万ドルの大型契約を結んだのですが、2013年はフルシーズンではキャリアワーストとなる打率.250/本塁打21/打点79/出塁率.307/長打率.432/OPS.739と期待はずれの成績に終わります。

そして2014年は故障もあり89試合打率.263/本塁打10/打点44/出塁率.331/長打率.414/OPS.745と低迷した後、2015年にエンゼルスから見切られる重大な問題を起こしてしまいました。

過去にもアルコールの問題とドラッグの問題があったのですが、2015年の2月のスーパーボウル前後に妻から現金とカードを取り上げられことに腹を立て、自分にあてて小切手を切ることで得たお金でバーに行き、飲酒をした上でコカインに手を出してしまったと報じられました。

このことによりエンゼルスは引き取り手を探していたのですが、エンゼルスが年俸の大部分を負担することで古巣であるレンジャーズがハミルトンを引き取りました。

レフトが補強ポイントの一つだったレンジャーズは主力として期待したものの、50試合で打率.253/本塁打8/打点25/出塁率.291/長打率.441/OPS.732と期待はずれに終わっています。

そこからの復活を目指していた今季は左膝を痛めて6月に出術を行い、すでに2016年の復帰が絶望となるなど、悪い流れは続いていました。

契約は2017年まで残っている状態なのですが、レンジャーズは故障者リストからジョシュ・ハミルトンを外すと同時に、リリースのためのウェーバー公示にかけました。

ジョシュ・ハミルトンの年俸は2015年が2270万ドル、2016年と年が2841万ドルと高額なのですが、レンジャーズが負担するのは毎年200万ドルのみで、それ以外はすべてエンゼルスが負担しています。

そのため来季も200万ドルの負担ですむ選手なのですが、レンジャーズはリリースに踏み切ったことになります。

地元メディアであるダラス・モーニングニュースのエバン・グラント氏は以下のようにツイートしています。

ジョシュ・ハミルトンをリリースのウェーバーにかけたのは、あくまでも手続き上のもので、レンジャーズは今季終了後にマイナー契約を結ぶことになる見込みだと伝えています。

そして、さらにハミルトンもそれに応じる姿勢だったことを伝える内容を、続けてツイートしています。

またジョン・ダニエルズGMも再契約に向けての動きであると話していることを伝えています。

以下はジョン・ダニエルズGMのコメントです。

“We plan to monitor Josh’s progress as he continues his rehab process and is medically cleared this winter,” said President of Baseball Operations and General Manager Jon Daniels. “Given the rules in place, releasing him before the end of this month allows us to keep the door open to extending the relationship in the future.”

ジョシュ・ハミルトンのこの冬に状態が戻るように続けるリハビリをチームとしてモニターすること、そして関係を続けていくための措置である、と説明していて、再契約に向けての動きであることを認めています。

では、なぜこのような手続きを踏んだかということになるのですが、来季の開幕からジョシュ・ハミルトンがプレーできるようにさせるためです。

規定によりジョシュ・ハミルトンを9月1日以降にリリースした場合には、レンジャーズは再契約ができるものの、2017年の5月15日まで試合に出れなくなりますが、8月31日までにリリースすれば、再契約ができるし、2017年シーズン開幕から試合に出れるようになるためです。

ヒューストン・アストロズからリリースされたカルロス・ゴメスを獲得したものの、今季終了後にFAとなりますので、再びレフトを任せる選手の問題が出てきます。

さらに、プリンス・フィルダーが引退し、一塁/指名打者タイプのミッチ・モアランドが今季終了後にFAとなります。

ジョシュ・ハミルトンは大きな期待はしにくいものの、それらの選手を失うことによる穴をカバーするための保険の一つにはなりそうです。

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