ジョシュ・ドナルドソンの獲得にシーズンオフに動く可能性があるチームは?

Bule Jays Top Catch

2年連続でポストシーズン進出を果たしたトロント・ブルージェイズですが、2017年はア・リーグ東地区の最下位に甘んじる状態となっています。

戦力が整っていなかったというよりも、ジョシュ・ドナルドソン、アーロン・サンチェス、トロイ・トゥロウィツキー、デボン・トラビス、J.A.ハップなどの故障による戦力ダウンが響いた結果でした。

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このような主力の故障離脱が続出したにも関わらずワイルドカードが見える位置に長くとどまることが出来ていたブルージェイズです。

そのため今季終了後にホセ・バティスタ、マルコ・エストラーダがFAとはなるものの、それ以外の主要な選手は契約が残っていて、好調な観客動員を落としたくないという経営的な思惑もあり、2018年は再び勝負をかけると見られています。

そのブルージェイズにとって難しい選択を迫られることになるのが、2018年で契約が終了するジョシュ・ドナルドソンです。

2018年にブルージェイズが勝負をかけるためには、ジョシュ・ドナルドソンはその中心となるべき選手です。

今季全体の成績は95試合で25本塁打、64打点で打率.254/出塁率.378/長打率.519/OPS.897という成績で、さらに後半戦は16本塁打、OPS.922と結果を残しています。

このことはブルージェイズにとって必要な存在であることをあらためて認識させることにもなるのですが、同時にトレード市場での価値を高める結果となっています。

ブルージェイズがドナルドソンを残せば、チームがポストシーズンを十分に狙えるものとなりますが、オフにトレード放出することを選べば多くのプロスペクトを獲得できる大きなメリットもあります。

新労使協定によりクオリファイング・オファーによって手にできるドラフト指名権の価値が下がったため、トレードでしっかりと見返りを得ておくことも、チームの中長期的な編成上重要になっています。

そのためブルージェイズはどちらかを簡単には選びにくい状態ではあります。そのブルージェイズのジョシュ・ドナルドソンに関するスタンスについて、FanRag Sportsのジョン・ヘイマン氏が伝えています。

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以下はジョン・ヘイマン氏の記事からの引用です。

The Toronto Blue Jays won’t consider trading Josh Donaldson unless they could find a trade that improves them for the 2018 season, sources tell FanRag Sports. Which is to say, he almost surely isn’t going anywhere.

「ブルージェイズは2018年の戦力アップにつながるようなトレードでない限り、ジョシュ・ドナルドソンの放出を検討しないだろう」と情報筋が話しているとのことです。

1年しか契約が残っていないジョシュ・ドナルドソンを欲しがるチームは、2018年に本格的に勝負をかけるチームとなります。それらのチームはMLBで戦力になる選手を放出することなく、ドナルドソンを加えて戦力アップしたいと考えると予想されます。

そのためブルージェイズが望むような2018年の戦力アップになる選手とジョシュ・ドナルドソンを交換するトレードが成立する可能性は極めて低いと考えられます。

ただ、ブルージェイズのフロントはマーク・シャピロ氏がトップになってから、ファーム重視、育成重視の編成方針に移行しています。クオリファイング・オファーに代償が小さくなりましたので、ドナルドソンの見返りとして手にできるプロスペクトの質が高ければ、考えを変える可能性は否定できません。

では、どのようなチームがドナルドソンを欲しがる可能性があるのか?ということになるのですが、CBSスポーツのマイク・アキサ氏は以下のようなチームを列挙しています。

Interestingly enough, the teams that could perhaps most use Donaldson in 2018 are two AL East rival: the Red Sox and Yankees. Both teams have young players they could, in theory, plug in at third base next year (Rafael Devers and Gleyber Torres), though Donaldson would represent a significant short-term upgrade. The Angels, Braves, Mets, Cubs (with Kris Bryant moving to left field), Cardinals, and Giants all stand out as potential Donaldson suitors as well.

レッドソックスはラファエル・ディバース、ヤンキースはグレイバー・トーレスという期待の有望株が三塁を任される可能性があるのですが、経験が不足していることは間違いありません。

ジョシュ・ドナルドソンは2018年において大きなアップグレードとなりますし、来季限りの契約のため、これらの若い選手のステップアップを長期間に渡って阻害することもありません。

他にはエンゼルス、ブレーブス、メッツ、カブス、カージナルス、ジャイアンツなどの名前をアキサ氏は言及しています。

さらにアキサ氏はインディアンスの可能性にも言及しています。

Another potential suitor: the Indians. The club figures to lose Carlos Santana to free agency this offseason, meaning they could stick Donaldson at third, slide Jose Ramirez over to second base, and use Jason Kipnis at first. Or perhaps trade Kipnis as part of the Donaldson deal, since the Blue Jays want MLB ready players in return.

一塁を守るカルロス・サンタナがFAでチームを去ることが濃厚です。そこにジョシュ・ドナルドソンを加えることができれば、ホセ・ラミレスをセカンドに、ジェイソン・キプニスをファーストにそれぞれ配置転換することができます。

またファーストに関しては比較的穴を埋めることが難しくないポジションで、エドウィン・エンカーナシオンもいるため、メジャーレベルの選手が欲しいブルージェイズにジェイソン・キプニスを渡すことも可能かもしれないと述べています。

アレックス・アンソポロス前GMはトレードで多くのプロスペクトを放出し、その代わりにメジャーレベルで強力なチームを作り上げました。しかし、ファームの層はかなり薄くなりました。

マーク・シャピロ氏がトップになってから大きく改善されたものの、MLBのプロスペクトランクのトップ100に入っているのは3人にとどまり、ベテラン勢が中心のメジャーロースターからの移行は容易ではありません。

今の時点でジョシュ・ドナルドソンをトレードに出す方向性というような情報が流れば、来季のシーズンチケットの売上に影響が出ることは必至です。そのため現時点ではあえて「トレードに出さない方向性」という情報を、ブルージェイズ側が流している可能性も否定できません。

ジョシュ・ドナルドソンのトレードで得られるプロスペクトの質が高くなることは確実で、三塁を補強ポイントするチームも多いため、ブルージェイズが最終的に放出を選ぶ可能性は十分にありそうです。

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