ヤンキースとアストロズがホセ・キンタナ獲得に動くも難航・・・ホワイトソックスの要求が障害に

2017年のトレード期限前の先発投手のトレード市場でトップ2の評価を受けているのがホワイトソックスのホセ・キンタナとアスレチックスのソニー・グレイです。

ソニー・グレイに関する動きでは活発ではないことをビリー・ビーン上級副社長が明かしています。その一方で、ホセ・キンタナに関する動きのほうがより活発な印象です。

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FanRag Sportsのジョン・ヘイマン氏は以下のように伝えています。

Teams seeking starting pitching have found the market cost prohibitive so far, with executives saying in particular that the White Sox are seeking an extremely high price for top lefty Jose Quintana.

There are said to be big gaps in Chicago’s talks with both the Astros and Yankees, who are seen as two of the prime landing spots. That can’t be considered all that unusual with three weeks to go, but it’s causing the interested teams to look around for alternatives while they wait for the price to drop.

「先発投手の補強を目指しているチームの幹部たちが話すところによると、要求される価格が非常に高く、その中でもホセ・キンタナが際立って高い」「ホセ・キンタナの移籍先の有力候補であるアストロズ、ヤンキースとホワイトソックの交渉では大きなギャップがあり、関心を示すチームは要求が低くなるのを待つ間、他の選択肢を模索することにつながっている。」とのことです。

そうなると、どのようなレベルの選手を代償としてホワイトソックスが要求しているのかが焦点となるのですが、ジョン・ヘイマン氏は以下のように伝えています。

Executives on interested teams suggest the ChiSox have sought two very top prospects in bigger packages for Quintana, who’s heated up in recent weeks. People connected to the White Sox insist the price tag is lower than it was for ace Chris Sale, but to this point, according to rivals, it is anything but low.

「ホワイトソックスはトップクラスのプロスペクト2人を要求していて、関心を示しているチームはクリス・セールよりも価格は低いのが妥当だと主張しても、価格が下っていない」と、クリス・セールのトレードで獲得したのと同様の見返りを求めているようです。

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クリス・セールのトレードでホワイトソックスはMLBで3本の指に入るプロスペクトの中でのプロスペクトであるヨアン・モンカダと、各媒体がMLB全体でトップ40にランクしているマイケル・コペック、とさらにマイナーリーガー1人の合計3選手を獲得しています。

レッドソックスにとっても痛みがある放出ではあったのですが、クリス・セールがクレイトン・カーショー、マディソン・バムガーナーらとともにMLBを代表する左腕エースであることを考えれば、まだ許容できるものでした。

しかし、過小評価されていると言えどホセ・キンタナに、クリス・セールと同等の見返りを支払うことに応じるチームは存在しないため、ホワイトソックスの要求が過剰なレベルにあるとことは間違いありません。

では、仮にヤンキースやアストロズが現在の要求に応じるとすれば、どの程度のプロスペクトの放出が必要となるのか?が気になるところですが、この点についてもジョン・ヘイマン氏は言及しています。

The White Sox are believed to have sought from the Astros top pitching prospect Francis Martes and outfielder Kyle Tucker, while they are thought to have mentioned in Yankees talks top infield prospect Gleyber Torres or top outfielder prospect Clint Frazier as the headliner in a package of prospects.

ホワイトソックスはアストロズには投手のフランシス・マーツと外野手のカイル・タッカーを要求し、ヤンキースとの交渉では内野手のグレイバー・トーレス、もしくは外野手のクリント・フレイジャーをパッケージの目玉として言及していると考えられているようです。

この4選手のシーズン開幕前のプロスペクトランキングは以下のとおりとなっています。

* BA:ベースボールアメリカ BP:ベースボールプロスペクタス MLB:MLB公式サイト

BA BP MLB
フランシス・マーツ(先発投手・MLB) 15 28 20
カイル・タッカー(外野手・2A) 19 37 35
グレイバー・トーレス(内野手・3A) 5 15 3
クリント・フレイジャー(外野手・MLB) 39 16 24

アストロズにはフランシス・マーツとカイル・タッカーの両者を要求しているとのことで、かなり強気なホワイトソックスです。

28歳のホセ・キンタナをオプションを含めると2020年までコントロールできること、来季以降の契約が3年3085万ドルとリーズナブルなこと、4年連続で200イニング以上を投げ、この期間の防御率が3.35と優秀であること、など価値が高まる要素が揃っています。

それでもクリス・セールと同等の交換要員というのは法外な要求と言えるもので、現在のトレード市場にトップクラスのスターターがいないことを見越してのことではありますが、いずれは価格を下げるを得なくなるのではないかと思われます。

残り3週間を切ったトレード市場でどのような落とし所となるのか注目されるホセ・キンタナ争奪戦です。

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