ヤンキースの2017年開幕時の先発ローテ争いは?予期せぬサプライズ候補も浮上

New York Yankees Top Catch

ニューヨーク・ヤンキースの先発ローテーションは、田中将大、CCサバシア、マイケル・ピネダの3人までは確定している状態で、スプリングトレーニングを迎えました。

残り2つの枠はルイス・セベリーノ、ブライアン・ミッチェル、ルイス・セッサ、チャド・グリーン・アダム・ウォーレンなどが争う構図で始まったのですが、4月3日のシーズン開幕まで2週間を切っても、まだ確定するに至っていません。

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ヤンキースの若手投手の先発ローテ争いの現状は?

ヤンキースの若き先発ローテ候補たちの成績は、現地の3月23日終了時点で以下のとおりとなっています。

  • ルイス・セベリーノ:4試合10回2/3・防御率5.06・奪三振11・WHIP1.59
  • ブライアン・ミッチェル:6試合18回2/3・防御率3.86・奪三振19・WHIP1.13
  • ルイス・セッサ:5試合9回2/3・防御率6.52・奪三振7・WHIP1.76
  • チャド・グリーン:5試合12回・防御率1.50・奪三振8・WHIP1.25
  • アダム・ウォーレン:4試合11回2/3・防御率3.09・奪三振6・WHIP1.03

スプリングトレーニングが始まる時点では先発ローテに入ることが有力視されていたセベリーノは物足りない成績となっています。10回2/3で11個の三振を奪うなど能力の高さを感じさせる一方で、与四球は5、被安打12、被本塁打2と脆さを露呈して、その枠を掴みきれていません。

これらの投手陣の現状と今後の展望について、ニューヨーク・ポストのGeorge A. King III氏が以下のように述べています。

Luis Severino has pitched so poorly, he has a strong chance of starting the season at Triple-A Scranton/Wilkes-Barre. Bryan Mitchell has been the best of an underwhelming group of five arms looking for the fourth and fifth spots. Chad Green is ahead of Luis Cessa, but they could land in the pen or at Triple-A, and Adam Warren’s bullpen experience likely is valued over what he can offer as a starter.
Because the Yankees don’t need a fifth starter until April 16, there is no need for Girardi to announce one before the season starts.

セベリーノは3Aでシーズン開幕を迎える可能性が高く、ブライアン・ミッチェルが期待どおりではない先発ローテを競う若手投手陣の中ではベストな存在となっていること。

そしてチャド・グリーンがルイス・セッサよりも評価が上回るものの、両者ともにブルペンもしくは3Aで開幕を迎える可能性があり、アダム・ウォーレンは先発投手としてもたらすもの以上に、ブルペンでの評価が高く、そちらで起用されそうだと予想しています。

シーズン開幕当初は日程が緩やかで、4月16日までは先発ローテを4人で回せるということもあり、シーズン開幕前に誰が入るかをアナウンスする必要がないことも
、先発ローテが確定していない理由としてGeorge A. King III氏は付け加えています。

このように絶対的な結果を残しきれていない若い投手の中で、スプリングトレーニングで活躍し、先発ローテに加わる可能性が浮上しています。

スプリングトレーニングで評価が高まる左腕がローテ候補に

14回2/3を投げて防御率3.68、奪三振12、WHIP0.82、被打率.185と安定した投球を見せている左腕のジョーダン・モンゴメリーが、先発ローテに加わる可能性が浮上しています。

ジョーダン・モンゴメリーは2014年ドラフト4巡目122番目に指名された24歳の左腕投手で、昨年は3Aまで昇格しています。

ベースボールアメリカやMLB公式サイトのプロスペクトランキングのトップ100に入るような評価は得ていない投手で、ヤンキース内のランキングでもMLB公式サイトがNO.13にランクするにとどまります。

しかし、昨年は2Aの102回1/3で防御率2.55、3Aではサンプル数は少ないものの、6試合37回で防御率0.97・奪三振37・与四球9・WHIP1.00という素晴らしい成績を残していて、メジャーで起用されてもおかしくないレベルに達している投手です。

ただ、先発ローテを争う若い投手が多くいるため、先発の機会はなかなかなかったのですが、3月23日のレイズ戦で先発し、4回1/3を自責点2、奪三振8、無四球、被安打3と好投しています。

その投球を見てジョー・ジラルディ監督もジョーダン・モンゴメリーを高く評価するコメントをしています。

“He had swings and misses on his fastball and his slider. I thought his changeup was good and I thought his curveball was good,’’ Joe Girardi said of Montgomery, who allowed two tainted runs, gave up three hits and fanned eight — two of the strikeouts were against Evan Longoria.

この登板では三振を8つ奪っているのですが、そのうちの2つはエバン・ロンゴリアからのもので、「ファーストボールとスライダーで空振りを奪うことができているし、チェンジアップとカーブも良かった」とジラルディ監督は評価しています。

ジラルディ監督はまた先発の機会が与えられるかどうかは、まだわからないと話すものの、「今日の内容は良かった」と高く評価しています。

George A. King III氏はブライアン・ミッチェルが最有力候補ではあるが、ブルペンでの経験もあるので、そちらにまわせば、デリン・ベタンセスとアロルディス・チャップマンの前にパワーピッチャーをおくことができ、より強力になると述べます。

このジョーダン・モンゴメリーを先発ローテに加えることができれば、ミッチェルをブルペンにまわすことができ、チャップマン、ベタンセス、クリッパード、ウォーレンらのブルペンに厚みが加わり、質も高まります。

以下はジョーダン・モンゴメリーの動画です。投球フォームによりボールの出どころなどが見にくいようで、ブルージェイズのJ.A.ハップと似ているとの声もあるとのことです。

ファーストボールも95マイルを計測するなどポテンシャルを感じさせるところがあります。今季終了後にはCCサバシア、マイケル・ピネダがFAとなり、田中将大も契約を破棄してFAとなる可能性がありますので、ヤンキースは来季以降を見据えて、若い先発投手を必要としています。

ジョーダン・モンゴメリーは開幕時の先発ローテに入れなくても、遠くないうちにメジャーで登板のチャンスがありそうです。

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