マリナーズ・ディポトGMはリオン・ヒーリーを「長期的な正一塁手」として期待!次は外野と投手の補強がターゲットに

Seattle Mariners Top Catch

今、最も多くトレードを成立させるGMといえばシアトル・マリナーズのジェリー・ディポトの名前が上がることは間違いありません。

2017年のシーズンオフもGMミーティングの最終日に、早々に一つのトレードを成立させて最大の補強ポイントとなった一塁の穴を埋めました。

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右のダニー・バレンシア、左のヨンダー・アロンソという2人の一塁手がFAとなり、そのポジションのOPSが両リーグ最低に終わったことで、ジェリー・ディポトGMの中で、かなり優先順位の高いものとなっていました。

リオン・ヒーリーをトレードでアスレチックスから獲得したジェリー・ディポトGMが以下のように話したことを、シアトル・タイムズのライアン・ディビッシュ氏が伝えています。

“This has been something we’ve talked with Oakland about dating back to the last week of October,” Dipoto said. “This has been in the works for over a month now. For us to put a first baseman in place after going year to year for such a long time, we’re hopeful that Ryon can step in and solve a good deal of that problem. He’s a good offensive player and gives us that right-handed-power element.


  • 10月の最後の週あたりからリオン・ヒーリーのトレードについてアスレチックスと話していた。
  • 毎年のように一塁手を探すことをしてきたが、リオン・ヒーリーが加入することで、その問題が解決されると期待をよせている。
  • リオン・ヒーリーはとても良い攻撃力のある右打者だ。

“He has that gap-to-gap stroke with over-the-fence power from pole to pole,” Dipoto said. “He’s hit in the minor leagues, he’s hit in the major leagues, and he’s hit for power. Those are encouraging things.”


  • 外野手の間を抜くような打球を打てるスイングで、付け加えて本塁打を打つことできるパワーも持ち合わせている
  • 彼はマイナーでも打っているし、メジャーでも打っている。彼はパワーが持ち味の打者だ。それは勇気を与える事実だ。

この後、ディポトGMは起用方法にも言及しています。

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引き続き同じ記事からの引用です。

“We are planning on Ryon playing first base in an every-day or near-every-day role or basis,” Dipoto said. “He’s done that over the course of his year and a half in the big leagues. I don’t know that there is a reason why we should stop that. He’s performed quite well against left-hand pitching. You saw a little bit of a dip against righties. But I think that’s the league adjusting to Ryon and now is his chance to adjust back.”


  • リオン・ヒーリーをレギュラーもしくはそれに近いレベルで一塁を守らせる予定。
  • ヒーリーはすでにその役割をMLBで1年半にわたりこなしていて、それを止める理由はない。
  • 左投手にはとても良い数字を残しているが、右投手には少々数字が落ちる。それは相手が研究してきたからで、今度は彼が逆にアジャストしていく番。
  • リオン・ヒーリーはメジャー初昇格の2016年に72試合で打率.305/出塁率.337/長打率.524/OPS.861、13本塁打と鮮烈なデビューをしました。初のフルシーズンとなった2017年は149試合で打率.271/出塁率.302/長打率.451/OPS.754、25本塁打、78打点とやや数字を落としましたが、十分な結果を残しました。

    しかし、アスレチックスではマット・チャップマン、マット・オルソンという三塁と一塁をポジションとする選手が台頭し、守備に難があるクリス・デービスを指名打者に移動させることになったため、ポジションがなくなる状況でした。加えて、アスレチックスが以前からエミリオ・パガンに強い関心を持っていて、トレードを打診したことがあったことをアスレチックスのデビッド・フォーストGMが明かしています。そのパガンの名前が交換要員として浮上したことで一気に合意に向けて加速したとのことです。

    マリナーズは2018年から5年にわたりリオン・ヒーリーをコントロールできるため、上手くハマればマリナーズの弱点となり続けていた一塁の長期的な解決策となります。
    さらに大きいのが年俸調停前で55万ドル程度しか予算枠を消費しないですむということです。長打力のある一塁手をFAで獲得した場合にはれば最低でも700万ドル、長期間の実績のある選手となると1500万ドルが必要なところでした。

    しかし、リオン・ヒーリーの獲得により、残る補強ポイントであるセンターを守れる外野手、もしくは攻撃力のある両翼の外野手、不安が残る先発ローテ補強として、ランス・リンやアレックス・カッブといった選手をターゲットにできる資金を残すことができました。

    ディポトGMもそのような予算の柔軟性を残すことができたことはプラスとなると話しています。

    “For us, that creates flexibility in other areas,” Dipoto said. “We obviously have a couple of other needs that we’d like to address, not the least of which is adding an element to our outfield and finding ways to add to our pitching staff where it’s possible. Having Ryon and the flexibility and the affordability that he provides to our roster for now and the near and far future gives us the ability to do more creative things in other areas.”

    「様々なエリアで補強を必要としているが、それを満たすための動きをよりクリエイティブにできるようになった」と話しています。

    さらにトレード市場とFA市場で活発にジェリー・ディポトGMが動くことになりそうです。

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